

こんにちは🌿
10月に入り、朝晩は肌寒くなってきましたね。
やっと秋らしさを感じるようになってきました。
秋…と言えば、こちらの地域は秋祭りの季節。
私は今年も、兄と弟が太鼓打ちとして舞台に立つ姿を見届けてきました。
澄み渡る空の下で鳴り響く太鼓の音。
大きな屋台とともにゆっくりと進む人の波。
その中にいると、今年もまたこの季節がやってきたんだなと、
心の奥がじんわりと温まります❤️🔥
そしてふと気づきました。
同じお祭りでも、見える景色は毎年少しずつ違うのです。
幼い頃、祖父母と手をつないで見上げた屋台。
学生の頃、友人と笑い合いながら聞いた太鼓の音。
今は、家族の勇姿を誇らしく見守る時間。
重なり合う記憶が増えるたびに、
このお祭りは“自分の物語”として深まっていくのだと感じました。
家づくりも、それとよく似ているのかな、と。
柱についた小さな傷や、壁の色あせ、食卓で交わした何気ない会話――
それらが積み重なって、
家は「ただ住む場所」から「記憶を紡ぐ場所」へと姿を変えていきます。
季節が巡るたび、家族と共に変化していく家。
何気ない毎日の中で、未来の思い出が静かに育まれているのだと思うと、
今この瞬間が少し愛おしく感じられますね。