

住環境は、私たちの体温を一定に保つための「器」の役割を果たします。住環境が悪い(特に寒い)と、せっかくの「体温1度のメリット」が打ち消され、健康リスクが急増します。
主な影響を端的にまとめると以下の通りです。
部屋が寒い(室温18度未満)と、体は熱を逃がさないように血管をギュッと収縮させます。
高血圧: 血管が縮むことで血圧が上がり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
ヒートショック: 暖かい居間から冷えた脱衣所・トイレへ移動した際の急激な温度変化で血圧が乱高下し、命に関わる事態を招くことがあります。
前の回答で「体温が上がれば免疫力が上がる」とお伝えしましたが、環境が寒いとその逆が起こります。
抵抗力の低下: 体が冷えることで白血球の動きが鈍くなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
持病の悪化: 結露によるカビ・ダニの発生も加わり、喘息やアトピーなどのアレルギー症状が悪化しやすくなります。
家が寒いと人は動くのが億劫になり、座りっぱなしの時間が増えます。
代謝の低下: 活動量が減ることで基礎代謝が落ち、肥満や糖尿病などの生活習慣病を誘発します。
夜間頻尿: 寝室が寒いと、体が水分を排出して体温を維持しようとするため、夜中に何度もトイレに起きる原因になります。
WHO(世界保健機関)は、冬の室内温度として**「18度以上」**を強く推奨しています。
| 室温の目安 | 健康への影響 |
| 20度以上 | 快適で健康リスクが低い(理想) |
| 18度 | 健康を守るための最低ライン |
| 16度以下 | 呼吸器疾患のリスクが高まる |
| 12度以下 | 血圧上昇や心血管疾患のリスクが非常に高い |
不安に感じることがある方は、アイスタイルにご相談ください。
ポイント:断熱が「第2の筋肉」になる
家の断熱性能(窓や壁の性能)を高めることは、服を一枚羽織るのと同じです。室温が安定すれば、体が「体温維持」に余計なエネルギーを使わなくて済むため、疲れにくく健康な状態をキープしやすくなります。
少ない暖房能力で、暖かいお家のほうがいいですよね~