姫路の工務店「アイスタイル」姫路の工務店「アイスタイル」

2025.09.16[ 中道 翔太 ]
「次の時代に選ばれる家とは?性能向上リノベの答え」

今後の性能向上リノベーションの見解

──3000万~4000万円の投資で叶える「新築を超える住まい価値」


1. 性能向上リノベーションが「これからの常識」になる理由

日本の住宅は、欧米に比べて「使い捨て」と言われることが多いです。新築しても30年も経つと建物の価値はほぼゼロ。残るのは土地代だけ。
これは、性能が低いために「住み続けるコストが高い」ことと「資産価値を保てない」ことが大きな原因です。

ところが、時代は変わりつつあります。
国は2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、省エネ住宅へのシフトを加速。新築だけでなく、中古住宅のリノベーションでも「性能向上」が強く求められるようになっています。

つまりこれからは、「性能を底上げしたリノベーション」を行った住宅だけが価値を持ち続けるのです。


2. 今後のリノベで押さえるべき4大性能

性能向上リノベーションの本質は、「見た目の美しさ」ではなく「住宅の基礎体力を上げる」ことにあります。特に注目すべきは次の4つです。

(1) 断熱性能

  • 外壁・屋根・床に最新断熱材を施工

  • 樹脂サッシ+Low-E複層ガラス、トリプルガラスの導入

  • 隙間風を防ぐ気密施工

→ 光熱費の削減だけでなく、冬でも家全体が20℃前後を保ち、ヒートショックを防ぎます。

(2) 耐震性能

  • 基礎の補強や地盤改良

  • 壁の耐力壁増設、構造用合板による補強

  • 耐震等級2~3相当を狙った設計

→ 「避難所ではなく自宅で暮らせる安心」を手に入れることが可能です。

(3) 省エネ・創エネ性能

  • 高効率給湯器(エコキュートなど)

  • 全館空調システム+太陽光発電+蓄電池

  • 断熱と合わせることで「光熱費ゼロ住宅」に近づく

→ 電気代高騰の時代に、家計を守る最大の武器になります。

(4) 耐久性・メンテナンス性

  • 長寿命の屋根材や外壁材を採用

  • 劣化対策リノベで50年以上住める家に

  • 水まわり配管も更新し、修繕リスクを減らす

→ 「将来の修繕費」という隠れコストを大幅に削減できます。


3. 3000万~4000万円の投資でできること

この投資規模は、単なる模様替えや部分リフォームとは次元が違います。家を「新築同等以上」に再生するレベルが可能です。

投資イメージ

  • 断熱改修:1000万〜1500万円

  • 耐震改修:300万〜600万円

  • 設備更新(給湯器・空調・キッチン等):500万〜700万円

  • 内装・間取り変更・デザイン:800万〜1000万円

  • 太陽光+蓄電池:300万〜500万円

合計で約3500万円前後。
「性能+デザイン+設備」を一気にアップデートできる規模感です。


4. 具体的に得られる暮らしの変化

この投資が「日々の暮らし」にどう直結するのかを想像してみましょう。

(1) 光熱費が半分以下に

従来の家:月3万円 → 改修後:月1万円以下
→ 年間24万円、30年で720万円の差。

(2) 室温が一年中安定

冬の朝でもリビングは20℃前後、トイレや浴室との温度差も少ない。
→ ヒートショックのリスク激減。冷暖房の「我慢」も不要。

(3) 停電にも強い家

太陽光+蓄電池を導入すれば、災害時にも照明・冷蔵庫・スマホ充電が可能。
→ 防災力そのものが暮らしの価値に直結。

(4) 資産価値が残る

性能向上リノベで「長期優良住宅化リフォーム」に認定されれば、将来売却時にも有利。
→ 「古いから売れない」ではなく「性能が保証された家」として評価される。


5. 今後のトレンド:リノベ基準の変化

性能向上リノベは、今後さらに厳しい基準を満たすことが当たり前になります。

  • 断熱性能:HEAT20 G2レベル(冬も無暖房で室温13℃を下回らない)

  • 耐震性能:耐震等級2以上(避難所と同等)

  • 省エネ性能:ZEH基準を満たす改修

  • 補助金活用:国や自治体の制度で数百万の支援も可能

つまり「補助金を活用しながら新築以上の性能に近づける」のが賢い戦略です。


6. 3000万~4000万円を投資する価値とは

家は単なる「器」ではありません。家族の健康、生活コスト、将来の資産をすべて左右する存在です。

この投資がもたらす価値は、以下のように数字でも見えます。

  • 光熱費削減:30年で720万円

  • 医療費削減(ヒートショック・アレルギー改善効果など):数百万規模

  • 資産価値の維持:中古市場で数百万円の差

トータルで見ると、投資額以上のリターンがあることがわかります。


7. 今後の見解とアドバイス

私は今後、性能向上リノベは「一部の富裕層の選択肢」ではなく「中流層のスタンダード」になっていくと考えています。

その理由はシンプルです。

  • 新築は高騰し続け、5000万〜6000万円が当たり前になっている。

  • 中古住宅の数は余る一方で、性能の低い家は選ばれなくなる。

  • 補助金制度が追い風となり、性能向上リノベの費用対効果が高まっている。

つまり、「性能を高めて住む」以外に選択肢がなくなるのです。


まとめ

3000万~4000万円を投じる性能向上リノベーションは、単なる「家の延命措置」ではなく、
✔ 健康を守り、
✔ 光熱費を抑え、
✔ 災害に強く、
✔ 資産価値を維持できる、

未来への投資です。

これからの時代、「性能をデザインする」ことが家づくりの最重要テーマになります。
見た目や間取りの工夫だけでなく、住宅の基礎体力そのものを底上げすることが、3000万~4000万円を投資する価値のあるリノベーションの本質だと、私は断言します。

ブログ 一覧へ