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2026.01.10[ 高國 哲矢 ]
人間の体温が1度違うと

住環境は、私たちの体温を一定に保つための「器」の役割を果たします。住環境が悪い(特に寒い)と、せっかくの「体温1度のメリット」が打ち消され、健康リスクが急増します。

主な影響を端的にまとめると以下の通りです。


1. 「血管の収縮」による血圧上昇と心血管リスク

  部屋が寒い(室温18度未満)と、体は熱を逃がさないように血管をギュッと収縮させます。

  • 高血圧: 血管が縮むことで血圧が上がり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。

  • ヒートショック: 暖かい居間から冷えた脱衣所・トイレへ移動した際の急激な温度変化で血圧が乱高下し、命に関わる事態を招くことがあります。

2. 「免疫力」の低下と呼吸器疾患

  前の回答で「体温が上がれば免疫力が上がる」とお伝えしましたが、環境が寒いとその逆が起こります。

  • 抵抗力の低下: 体が冷えることで白血球の動きが鈍くなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。

  • 持病の悪化: 結露によるカビ・ダニの発生も加わり、喘息やアトピーなどのアレルギー症状が悪化しやすくなります。

3. 「活動量」の低下(生活習慣病のリスク)

  家が寒いと人は動くのが億劫になり、座りっぱなしの時間が増えます。

  • 代謝の低下: 活動量が減ることで基礎代謝が落ち、肥満や糖尿病などの生活習慣病を誘発します。

  • 夜間頻尿: 寝室が寒いと、体が水分を排出して体温を維持しようとするため、夜中に何度もトイレに起きる原因になります。


健康を守るための「住環境の目安」

WHO(世界保健機関)は、冬の室内温度として**「18度以上」**を強く推奨しています。

室温の目安 健康への影響
20度以上 快適で健康リスクが低い(理想)
18度 健康を守るための最低ライン
16度以下 呼吸器疾患のリスクが高まる
12度以下 血圧上昇や心血管疾患のリスクが非常に高い

不安に感じることがある方は、アイスタイルにご相談ください。


ポイント:断熱が「第2の筋肉」になる

家の断熱性能(窓や壁の性能)を高めることは、服を一枚羽織るのと同じです。室温が安定すれば、体が「体温維持」に余計なエネルギーを使わなくて済むため、疲れにくく健康な状態をキープしやすくなります。

少ない暖房能力で、暖かいお家のほうがいいですよね~

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