

先日、リノベーションのお家をお引き渡しさせていただきました。

ご主人のお母さまとご夫婦、三人で暮らされるお住まい。
もともとは南面に二間続きの和室があり、その影響でリビングが暗く、冬は特に寒さが気になっていたそうです。
Before

今回のリノベーションでは、一部を断熱改修しながら、自然素材で心地よい空間へと生まれ変わりました。
床には3センチ厚のヒノキと杉の無垢材を使用。厚みのある無垢材は、床断熱が不要なほどの断熱性を持ち、
素足で歩くたびに木のぬくもりを感じられます。スリッパいらずで、床にごろごろする時間も心地いい。
After

玄関を開けた瞬間に広がるのは、木のやさしい香り。
漆喰の壁が生活臭を分解してくれるので、空気はいつも澄み切っていて、深呼吸したくなるような空間になりました。
以前のリビングも…
Before

After

お施主様検査の際、ご主人がふとこぼされた「私たちにはもったいない」という言葉。
以前、赤穂のお施主様からも同じ言葉をいただいたことを思い出しました。
良い素材と、職人の手で丁寧につくられた空間だからこそ、そう感じてくださったのだと思います。
「良いものをお届けできた」と心から感じられる、幸せなお引き渡しでした。
ここからまた、新しい暮らしの時間がゆっくりと紡がれていくことを願っています(´-`).。oO