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経済協力開発機構の加盟国20数カ国を対象に行われたアンケートがあります。
子ども自身の意識を尋ねた項目で、
「自分は孤独だと感じる」と答えた15才の子どもの割合は、
なんと日本がダントツの1位で29.8%でした。
これは2位のアイスランド(10.3%)の約3倍です。
3位のポーランド(8.4%)などに比べても突出して高く。
さらに、「自分は場違いな感じがする(18.1%)」と答えた割合も、24カ国中でトップという記録があります。
世界的にみても日本は豊かな国で
衛生的で、インフラも整っており、
食べるもの着るもの住むところに困ることもほとんどありません。
ですが、この事実です。
色々な要因もあると思いますが
私たちが考えなくてはいけないことは
住空間についてです。
女性の社会進出とともに
共働き率はたかくなっていますが、
他の先進国でもそれは当たり前、もしくは日本以上の共働き率です。
共働きだから子どもが孤独だということの理由にはならないということです。
私たちにできることは何か。
まずは自然とコミュケーションを深められる仕掛けのある空間設計です。
例えば、お母さんがキッチンで家事をしながらお子様が隣のテーブルで宿題や本読み。そのとき声がかけやすい、または目が合いやすい角度を確保できてるか
お子様も入りやすく手伝いやすいキッチンにしているか、
どこにいても家族の気配を感じることができるか、
家の中で動くときに家族と顔を合わせるシチュエーションをつくれているか、
そして、宇宙の法則である渦のような回転系の気の流れを取り込み、
自然と家族が、中心核であるリビングに集まることを意識的にしているか…
という目には見えない考えかたも
実はとても大切です。
未来を担う子どもたちに
明るい未来を想造することが
大人の使命です。
私たちは私たちだからこそできること、
私たちの強みを見定めて
想造していきます。