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LONG LIFE DESIGNを実現する家

おはようございます。

昨日も風が冷たい週末でしたね。

春は、そこまで来ています。

 

春の着工に向けて、事前準備を

今週もスタッフ達と愉しんで行きます。😄

 

昨日、ご来場いただいたお客様も70代のお父様、お母様と暮らす建替えのご相談でした。

 

2世帯住宅、3世帯住宅のご相談が増えています。

 

デフレの時代からインフレの時代に

この1年間で大きく方向転換して…

目先の利益のために

目に見えない大切な所のコストを下げた

家づくりがどんどん増えています。

 

 

問題なのは…そんなローコスト住宅も建売り住宅もハウスメーカーの家も『新省エネ基準』を満たした事を高らかに宣伝している住宅の殆どが、作った当初は『新省エネ基準』をクリアしていますが…日本には、『長期性能保持基準』が無いために、20〜25年後には断熱性能が30%程度落ちてしまうので、欧米断熱基準を満たす事は出来ないことです!

 

 

家づくりの多くは、30歳〜40歳で検討される方が多いですが…この現実を知らない方がほとんどです。

 

 

30歳で建てた方は、断熱性能が30%程落ちる頃、50歳〜55歳と歳を取り『一番快適でありたい老後に』寒くて暑いお家に住む事になり、事故に繋がります。

 

しかもリタイア後は、90%以上は、家で過ごす時間になります。

 

しかも、この現実は殆ど知られておらず、関心も少なく、建築業界も『なんの悪気なく』新築時だけ性能の良い家をどんどん販売しています。

 

 

しかも、いまだに雨水の侵入を防ぐために使われている建材は、『透湿防水シート』です。

 

透湿防水シートは、今や一戸建て木造住宅のほぼ全部と言っても良いほど採用されている外壁の下地材です。

この透湿防水シートが2次防水となり、雨水の侵入を防ぐとされていますが…

この透湿防水シートは、35年前に新潟県で使われ始めてから何度となく問題が指摘されてきています。

 

特に・・・『熱劣化』と『現場塗り防腐防蟻剤』による劣化では大きな汚点があります。

 

 

 

LONG LIFE DESIGNを実現する家づくりのために『いのちがよろこぶアイスタイルの家』は、『透湿防水シートを使いません!』

 

ガーディアン防水外断熱とセルロースファイバーの『ダブル断熱』で持続可能な家をひと手間楽しんでお届けしています。

 

住まいは持家も賃貸住宅であっても、人の暮らしの中心となる最も重要な場所であり、生きていく上で根源的な拠り所です。

だからこそ本来は安全・安心なものであるべきなのですが、残念ながら日本の住宅事情は現実には安全・安心への対策が不十分な為、欧米諸国に比べて大切な命を落とす事故が多数発生しています。

 

【東洋経済 記事より】

交通事故死の4倍!

「住宅内の事故死」

深刻な実態

年1万3000人も死亡、2021年のコロナ死に匹敵

2022/02/04 5:30

交通事故死は減少傾向

本稿において重視したいのは「住宅(家庭)内の不慮の事故」による死亡者数であるが、残念ながら2020年については厚生労働省の「人口動態統計」による詳細な数字は、本稿作成時にはまだ公表されていない。

 

そこで、明らかにされている2019年のデータを紹介しておくと1万3800人となっていた。この数字はここ数年高止まりしている。

一方、交通事故での死亡者数は3215人(2019年)。

 

住宅内の死亡者数は交通事故と比べ4倍超になっている。

 

また、2020年の交通事故による死亡者数は2839人で、統計を開始して以来、最少で、初めて3000人を下回ったという。

 

これは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が強く影響したものだと考えられる。

交通事故による死亡者は年々減少している(筆者撮影)

参考までに、2020年に日本国内で新型コロナ感染により死亡した人の数は、交通事故による死者数より多い3459人(厚生労働省オープンデータ)となっている。

 

さらに、2021年のコロナ感染による死亡者数は約1万5000人(同)となり、2019年の住宅内の事故死亡者数はそれに匹敵するものとなる。

これらから住宅内での事故死者数の多さと、住まいに数多くの危険が潜んでいることを、何となくイメージでき、問題の深刻さを理解していただけると思う。

では、住宅内における死亡事故の要因はどうなっているのだろうか。

 

それを理解しておくことで、なぜ住宅内の事故死が多いのかを理解する一助になる。

 

2019年の住宅内の不慮の事故死者数1万3800人の内訳は、多い順に「溺死及び溺水」(5673人)、「窒息」(3187人)、「転倒・転落・墜落」(2394人)となっています。

このうち「溺死及び溺水」の要因の1つが「ヒートショック」です。

 

これは暖かな空間から寒い空間に移動した際、急激な温度変化により血圧が乱高下し脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす現象です。

断熱性の低い住宅の場合、冬期には脱衣所が氷点下近くになることがあり、お風呂のお湯との温度差は40℃くらいで、この大きな温度差がヒートショックを招き、浴槽内で意識を失ったりして溺死するというのが発生要因の1つです。

 

 

裏を返せば、それだけ日本には断熱性能が低い住宅が数多く存在するということで、問題の深刻さを表しています。

欧米諸国では、賃貸住宅でさえ暖房した部屋で暖房機を停止させ、2時間程度経った時点で室温が16度を下回った場合には改修命令や家賃の引き下げ、行政処分の対象になりますが、日本の賃貸住宅でこの法律を実施されたと仮定すると、99%は行政処分の対象になり、個人住宅でさえ新築を含めても70%のお家が、これをクリアー出来ないのが現状です。

 

 

一生に一度の家づくりです。

インフレの時代だからこそ、大切なお金を価値のあるものに変えて行きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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