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マンダラ手帳

こんばんは。

今日は、定休日です。

 

毎日使っているマンダラ手帳を開発した『松村寧雄先生』のDVDを久しぶりに観ました。

 

マンダラチャートとは1979年 松村寧雄先生によって“人生とビジネスを豊かにする”ために開発された手法です。

 

大谷翔平選手のマンダラチャートは有名ですね。

1. ブッダの知恵を元に開発された『マンダラ思考法』MY法©︎

「マンダラ思考」とは、中心から四方・八方へ展開する思考であり、不思議な智慧を生み出します。

 

密教はこの思考を「悟りへの戦略」にもちこみ、”即身成仏”というみごとな体系を開発しました。

 

この「マンダラ思考」のもつ智慧を現代に活かす体系を松村先生が開発されました。

「マンダラ・ヨーガ」から開発されたので、その頭文字をとり「MY法」と名付けたれました。

「MY法」の活用法はまず第一番目に中心に自分が解決したい問題を書き入れます。

 

※ 自分が中心で物事を考えることで、サラリーマンの時も…経験させて頂けることが、全部自分の引き出しになると思い、すべてのことに楽しく取り組めました。

また、会社から参加させて頂いた勉強会などでも、すべての学びが自分の叡智へと変わるので、積極的に参加して、自腹で懇親会に参加して、色んな方から色んなアドバイスをたくさん頂きました。

 

次にその「テーマ」を解決するための案を「A・B・C・D」の四方向、それ以上ある場合は、さらに「E・F・G・H」の八方向の案を出して行きます。

この四方向、あるいは八方向の案ができあがったら、「A・B・C・・・・・」をより具体的に細分化した案を提出して行きます。

この場合、各ブロック内は、「1・2・3・4」の四方向、さらに「5・6・7・8」の八方向に展開して行きます。

つまり、「中心の問題テーマ」が”8中分類”、そして”64小分類”に分解され、中心の問題を解決していく手法です。

中心のテーマに入れる問題は、どのようなものでも大丈夫です。

 

”あなた自身”が最も解決したいと思って頭を悩ませているものであればどんな問題でも大丈夫です。

 

この単純な図形が、いかなる難問も解決してしまう不思議な手法です。

 

2. 曼荼羅図を元に開発された“中心核を持つ3×3のフレーム『マンダラチャート』。

 

一般的にはフレームとしての『マンダラチャート』として知られています。

【マンダラ思考】

「マンダラ思考」は第1原則から第8原則まであり、原点はブッダの知恵です。

人生とビジネスを豊かに生き抜くための考え方、宇宙のルールをブッダの教えの中から8つ取り出し、それを現在の分かりやすい言葉に置き換えています。

 

 

<マンダラ思考原則> <原点 ブッダの知恵>
第1原則:相互依存 「空(くう)」の知恵
第2原則:統合力 「マンダラ」の知恵
第3原則:あるべき姿 「苦集滅道(くしゅうめつどう)」の知恵
第4原則:開発力 「中道(ちゅうどう)」の知恵
第5原則:感謝 「唯識(ゆいしき)」の知恵
第6原則:主体性 「縁起(えんぎ)」の知恵
第7原則:仮説検証 「禅定(ぜんじょう)」の知恵
第8原則:継続改革 「無常(むじょう)」の知恵

宇宙の真理【六大縁起(ろくだいえんぎ)】

 仏教とは仏になるための教え、言い換えれば本当の人間の道を私たちに教えるものであり、大きな意味では宇宙全体の真理を物語るものであります。

宇宙の真理は私たちの人間生活と無関係で無く、むしろその真理によって私たちの存在がありえるのであって、それを無視しては仏教は成り立たないのです。

世界の成り立ちを縁起(えんぎ)と言いますが、世の中のすべての現象(げんしょう)は目に見えないけれども大いなる命がこの世に生き続け、その生命の力が種々の形を持ち、個々の生命をもって現れているとの世界観に立つのが仏教であります。

弘法大使さまが開かれた真言密教の根本になる思想は六大縁起(ろくだいえんぎ)と言われていますが、これは、この世の真実と成り立ちを教えている世界観であり、人生観なのです。

六大縁起とは、人間を始めすべてのものは地(ち)、水(すい)、火(か)、風(ふう)、空(くう)、識(しき)の六つの性格と活動を持つことによって、この世に生まれ出ているということです。

これは単に物質的な要素の集合によるということではなく、地水火風空識、それぞれの持つ大いなる命の活動という意味で「六大」と表現されているのです。

地のいのち、水のいのち、火のいのち、風のいのち、空のいのち、心のいのち、と置き換えますとわかりやすいでしょう。

地とは、大地の持つ生命により、これを土台としてすべてのものは育つということを意味します。

水は、すべてのものにうるおいを与え、生命力を施し続ける命の水ということです。

火は、火の持つエネルギー、すなわち生物に熱量と活力を与える命の働きです。

風とは、宇宙全体の呼吸とでも申しましょうか、一息一息の呼吸は生命そのものであります。

空とは、すべてのものを覆い包んでいる宇宙の広大無辺なる永遠の生命であります。

識は、すべてのものにある心の命、智恵の働きのことです。

以上のように、私たち人間の肉眼では見ることができないけれども、宇宙にはすべてのものに命と心が脈々と生きています。

これらを強調して説くのが真言宗であります。

真言密教といわれるゆえんもここにあります。

【マンダラチャート】

①マンダラチャートとは密教曼荼羅図を元に開発された“中心核を持つ3×3のフレーム”で“全体と部分と関係性が一目で同時に把握できる”という大きな特長を持っています。

A型とB型があります。

A型 3×3の9マス
B型 9×9 A型9マス×9

②マンダラチャートの使い方
中心にテーマ(解決したい問題・目標・プロジェクトなど)を入れます。

回りの8マスにテーマに対する解決策、行動計画・要因・要点などを書き込んでいきます。

③マンダラチャート8つの特性
マンダラチャートには8つの特性があります。

1:バランスが取れる
2:全体と部分と関係性が一目で同時に把握できる
3:全ての問題を解決できる
4:無限の発想が湧きながら集約できる
5:階層化した情報を把握できる
6:本質を把握できる
7:情報を共有できる
8:ビジュアル化できる

 

鳥の目と虫の目と魚の目で観ることが出来る素晴らしい手帳です。

 

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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