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コンセプト

こんばんは。

 

第11期もあと5日で終わり、12月1日木曜日から第12期が始まります。

 

ご縁をいただいたお客様へ家づくりを通して、よろこびをお届けするために起業して、多くの方からご支援をいただき、『いのち』を優先して建材や工法を厳選してお届けしてきた注文住宅の智慧や技術を既存の住宅を性能向上リノベーションすることで、心豊かな時間を育む暮らしは、もちろん…家族の思い出も紡いでいき、日本中に放置された1,000万戸以上の夏暑く、冬寒い空き家を住むほどに愛される住環境に変えることで、自然が循環し、調和することにも繋がれば、どんなに素晴らしい未来を想造出来るだろうか?と…

 

挑戦することを決めた1年でした。

 

 

毎月、本社スタジオ周辺の地域清掃をさせて頂いておりますが…

 

私達、日本人の4人に1人が1日たった100グラム、コンビニ袋約半分程のゴミを拾うだけで、300万トンのゴミが無くなり、そうなれば日本から海に流れ込む海洋プラスチックゴミは極端に少なくなります。

 

 

私たちが携わっている建築業界は、今までの常識や概念で…自然を破壊し、分譲地を造り続けて、30年〜40年の時間軸でスクラップ&ビルドを繰り返すことで、たった16年後には、放置された空き家が倍の2,000万戸を超えて、3軒に1軒が空き家になって、インフラが崩壊すると予測されています。

 

SDGs20159月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

 

 

その中で今回は海洋ゴミについて紹介します。

 

 

一年間に日本の海岸に流れ着く海洋ゴミの量は、驚くべき事に約19万トン、体積に換算すると東京ドーム約1/2に相当します。

 

意外に思われるかもしれませんが、その内で海外から流れ着く海洋ゴミは10%に過ぎず、後の90%は全て日本国内のゴミです。

 

その中でも深刻なのは海洋プラスチックゴミで、使い捨てられたプラスチックゴミの最終的に行き着く場所が海で、既に世界中の海に存在している海洋プラスチックゴミの量は、何と❗️合計15千万トンです。

 

更にはその海洋プラスチックゴミは年間で800万トン、ジャンボジェット機5万機分ずつ新たに増え続けていると言われています。

そして、毎年増えている海洋プラスチックゴミの36万トンは日本から発生が推定できると環境省が発表しています。

 

このまま行くと2050年の海には、魚の量よりプラスチックゴミが上回ると言われる程(そうなる前に多くのモノを海に依存している私達の暮らしは崩壊する事になります)、深刻化しています。

海に囲まれた島国で有り、他国に比べても海に大変お世話になっている我国  日本はこの状況に対して何とかしなければいけません。

とは言え、急に大きな事は出来ませんが、誰でも出来て効果的な方法があります。

それは身近な場所に落ちているゴミを拾う事です。

先程も書いたように、海から遠く離れた道端に落ちているペットボトルやビニール袋などの使い捨てられたゴミは、河川を中心に何らかの経路で海に行き着きます。

 

アイスタイルの考えるリノベーションとは・・・

 

アイスタイルのリノベーションは、古くなったり傷んだ内装や設備などを単純に新しくするリフォームでは無く、

 

『住む方のイノチ』を第一に考え、光熱費や維持管理費を抑え、資産価値を高めるのは勿論ですが、何よりも心穏やかに過ごせる空間を構築し、豊かな時間と環境をお届けします。

 

古くなったキッチンやお風呂の入れ替え、単純な間取りの変更では見た目が新しくなっただけで、住み心地は改善できません。

 

 

生活様式の変化に合わせた間取りをつくる『再設計』は、住む人のいのちを守り、育む耐震や断熱の『性能向上』を検討できる機会です。

 

 

また、建替えと違い、屋根・構造躯体・基礎等を・・・『活用』でき、素材を未来へ繋ぐことで、優良な住宅のストックになるだけでなく、『家族との大切な思い出』を紡いでいけるので、住むほどに愛着がわき、子どもたちが受け継いでくれることも大きな魅力です。

 

 

また、構造躯体の活用で自然の循環と大切な家族の歴史が重なり、子どもたちの未来に美しい自然と家族の絆を残す事ができます。

 

 

効率や目先の利益を追求してきた結果、住む人の健康を考えず、造り手の都合と利益を優先して選んだアスベスト等が深刻な健康被害を産み、多くの尊い生命を奪い社会問題になりました。

 

 

その教訓を活かす事なく、ヨーロッパ諸国で数十年前に健康被害や結露によるカビ問題で10数年前に使用禁止されたロックウールやグラスウールを日本では、今もなお良い断熱材として使われています。

 

 

日本の住宅は、築30年〜40年で解体、再建築が繰り返され、暑くて、寒い住み続けたくない空き家が6軒に1軒、日本全国に1,000万戸以上も放置されています。

 

 

2025年に義務化される断熱等級4の省エネ基準は、国の最低基準なので、夏暑く、冬寒い家です。

 

 

リフォームや国の基準で建替えたり、土地を購入し、国の最低基準の新築を造り続けると・・・さらに空き家が増え、たった16年後には、2,000万戸を超え、3件に1件が空き家となり、インフラが崩壊します。

 

 

上流に住む私たちが川を汚すと中流に住む子ども達の川はもっと汚れ、下流、そして海(未来)の汚れはさらに深刻になっています。このまま行くと2050年の海には、魚の量よりプラスチックゴミが上回ると言われる程、深刻化しています。(そうなる前に多くのモノを海に依存している私達の暮らしは崩壊する事になります)

 

 

私たちは、住まう人へ心豊かな時間を育み、いのちを育む住環境をお届けすることはもちろん、未来の子どもたちのことも考えて、建替えやリフォームをご検討の方への性能向上リノベーションのご提案をすること。そして、中古住宅やアパートの性能向上リノベーションのご提案をすることで明るい未来も想造していきます。

 

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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