
今週の現場から
- #現場監督コンテンツ
- #平屋の家
- #建築中
- #想い

こんばんは。
沖縄は、もう梅雨に入りましたね。
私達の地域では、6月初旬から7月中旬まで梅雨の季節になります。
オーナー様にアイスタイルの家に住み始めて、一番の喜びの声は…『調湿』です。
数値に現れないですが…
梅雨時期の心地良さも
夏の心地良さも
冬の心地良さも
『調湿』がポイントになります。
梅雨時期や夏の夜
蒸し暑さに眠れないことはありませんか?
私たちが住むはりま地域の夏は高温多湿です。
体感温度と湿度は密接に関係しています。
同じ温度でも湿度が高いほど暑く感じられます。
私達は、暑いときには汗をかいて体温を調節します。
そして、汗が蒸発するときに身体の熱を奪うことで、体温が下がります。
ところが、湿度が高いと汗は蒸発しにくくなります。
そのため体温をなかなか下げられず、蒸し暑く感じます。
昔から日本の家は、この高温多湿の気候に合わせて、先人の知恵が随所にあります。
通気がよく、木や紙、土で造られた家屋は夏でも涼しく暮らすことが出来ました。
アイスタイルの家では、この調湿をとても大切にしています。
建築業界で当たり前のように使われている構造用の合板は、一切使用していません!
製造工程で使われているボンドから化学物質が放出され、住まう人の健康を害する恐れがあるだけでなく、透湿をほぼしません!
いのちを優先して建材を厳選し、もっとも肌に触れる床材には、機械に頼らずに、調湿する無垢の30㎜の厚みがあるひのきやすぎ、あかまつを使っています。
梅雨時期でもベタベタせず、とても心地よい肌触りです。
また、天井や壁には、機械に頼らずに、調湿する100%天然のスペイン漆喰で仕上げて行きます。
そして、壁の中には、35坪ぐらいの家で、外周部の壁に約1.5トンものセルロースファイバーを充填しています。
もちろん!機械に頼らずに、調湿します。
これらの厳選した建材たちが…
呼吸することで、湿度が高いと湿気を取り込み、逆に湿度が下がると湿気を吐き出します。
そのため室内の湿度をある程度一定に保つ働きをします。
『いのちがよろこぶ家』は、梅雨時期も夏も快適な住空間が生み出されるので、室内干しスペースがとてもオーナー様から喜ばれています。
しかも、天然100%の漆喰が各ご家族皆様の常在菌(微生物さん)達が住めば住むほど、良い働きをしてくれるので、嫌な室内干しのにおいもありません!
また、漆喰が弱アルカリ性に保ってくれるので、室内干しても、天日干しと同じように紫外線にあてている効果と同じになります。
これからの時期に強い味方ですね。
この記事を書いた人
1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!