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創エネの前に大切なこと

こんばんは。

物価上昇、光熱費高騰の影響で

太陽光発電システムの問い合わせが増えています。

あれだけ、下降線を辿っていたのに…

 

 

『中古住宅を購入して、太陽光発電システムを屋根に搭載したい!』というご相談ありがとうございます。

 

もちろん、創エネは大切ですが…

はっきり言って、元は取れません!

 

関西電力さんや大阪ガスさんに支払うランニングコストが太陽光発電システムに変わっただけです!

 

 

30年後、屋根から下ろして、撤去処分する費用が、現時点で…足場を入れて、約50万円、屋根の補修費も入れると…

 

 

その前に大切なことがあります。

 

 

電気料金もさらに値上げになると予測されているインフレ時代に、下げるべきなのは、単純なイニシャルコスト(建築工事費)ではなく、光熱費や維持管理費、医療費等のランニングコストも含めたトータルコストです。

 

 

家づくりの優先順位は

①  長持ちしない調湿しない建材を

屋根下地材や耐力壁になるべく使わない!

 

 

②  冬の日射取得のために、南に大きな窓を取る。

東西北面の窓は小さくする。

③  夏の日射遮蔽のために、長い庇を設ける。

外壁を黒っぽくしない。(夏、暑くなるから)

④  新築時の性能を競うのではなく、持続可能な断熱材で、数値に表れない調湿・冬場の蓄熱・夏の遮熱・暮らしをより上質でより豊かにする『消音』性能に優れた素材を選ぶ。

(セルロースファイバー)

⑤  

木や鉄・コンクリートからの熱橋を防ぐ付加断熱(ガーディアン防水外張り断熱工法)

C1.0以下の気密が出来る施工レベルの高い建築会社を選ぶ。

機械や燃料になるべく頼らない、メンテナンスしやすい設置場所の空調システムを採用する。(対流輻射熱冷暖房システム『大調和』)

ここまで、しっかりと調えて、銀行でお金を寝かせて置くのであれば、太陽光発電システムを採用する。10月から更に解体工事の規制が厳しくなります。未来の負荷にならないためにもマキシオンの太陽光発電システムがお勧めです。

電気代40円として、4KW 7.8年回収・6KW 6.9年回収

将来、蓄電池を設置できるように空配管を仕込む。

寝かせて置く資金がない場合には、太陽光発電はリースにする。

特殊な設備は使わない!(工事費が高く、交換時に製品がない・交換費用が高い)

 

 

この9項目の優先順位を守って、いい家づくりを楽しんでください。

 

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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