
今週の現場から
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おはようございます。
週末から梅雨入りの気配が漂い、湿度も上昇していますが、「いのちがよろこぶ家」はその特別な設計のおかげでとても心地よく過ごせます。
無垢の床材、セルロースファイバー、スペイン漆喰に囲まれた空間は、まさに自然の恵みそのものです。
現場は日々賑やかさを増し、お客様との打ち合わせも連日続いています。本社の飯田モデルハウスも活気に満ちています。
先週の金曜日、私は「しあわせの森プロジェクト」の打ち合わせで宍粟市を訪れました。
このプロジェクトは、家づくりを通じて「愛と喜び」を循環させる未来を共に創造する仲間たちが集う場です。
土地は本来、誰のものでもなく、創造主が作った自然の一部です。
その恩恵を私たちは所有することはできません。
天に帰るときに持っていけるものは何もないのです。
だからこそ、大自然の恵みをみんなで分かち合い、それぞれの命が輝く未来を創造することが大切なのです。
このプロジェクトの一環として、さとうみつろうさんのレイビレッジがある宍粟市で、「宙楽の建築」のデザイナー、安藤友純氏と共に訪れました。
安藤氏は、この地で静かに楕円の形を見出しました。
その形は自然の意に従ったものであり、何度も打ち消そうとしたが、抗うことができず、最終的には天の意に従ってデザインが描かれました。
Y様は、発達障害児や引きこもりの人々が集い、心を開き、それぞれの命が輝く場所を作りたいというビジョンをお持ちです。そのための土地約1,200平米を提供していただきました。
この土地は、全国から多くの人が集まる日本の中心、宍粟市に位置しています。
安藤氏はその場所で楕円の形を感じ取りました。楕円には繭のように命を優しく包み、守り、癒す力があります。
台風や地震にも強く、無限に広がるエネルギーを持つ形です。Y様も当初は八角形をイメージしていましたが、
最終的には十六角形で構成された繭の形の建築となりました。
楕円の形は、サナギが蝶になるように新しい自分に生まれ変わる場所です。どんな素敵な人との出会いがあり、どんな物語が紡がれていくのか、楽しみでなりません。
この物語は、愛と喜びが循環し、命が輝く未来を共に創造する仲間たちとの出会いの物語です。大自然の恵みを分かち合い、それぞれの個性を生かして助け合う未来がここから始まります。
この記事を書いた人
1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!