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料理と家

 

日本料理は目で味わい、フランス料理は香りで味わい、中華料理は味で味わう。

 

という、その国の料理の特徴を比喩された文章が先日、目に留まりました。

 

 

家もまた、五感を通して楽しむものであり、目や香りを愉しむ鼻、味わう舌、そして耳や手触り。

すべての感覚が大切です。

 

 

インテリアの色や形、素材、家具の配置一つで空間の印象は大きく変わり、

日本の料理のように、家に居ながらでも季節ごとに変わる風景を取り入れることで豊かな生活を彩る要素になります。

 

 

フランス料理の要素を家に取り入れるなら、風通しの良さや自然の香りが感じる空間づくりを。

 

中華料理で味わうように、家づくりでも触覚や温もりを感じることも大切にしたいですね。

空間の味わい深さは、触れることで感じることができ、

また年数が経つにつれ、より豊かで深みのあるものへとと変わっていきます。

 

 

 

料理を味わうように、家も五感をフルに使って味わう。

 

 

それぞれの大切な要素が調和し、心地よい空間を生み出した唯一無二の空間は

日々の生活を彩り、深みを増していくのです。

 

どんな料理にも心を込めて作られたものが持つ「温かさ」や「奥行き」がありますが、

家もまた同じように、時間とともにその価値が深まっていくものです。

 

五感を満たし、心地よく調和の取れた家で過ごすことは

まるで贅沢な食事のように、私たちに喜びと安心感を与えてくれます。

 

家づくりもまた、私たちが日々の中で「味わう」ための大切なアートであり

心を込めて選び、作り上げることで、人生を豊かにしていくのです。

 

 

 

…って、まとまったかまとまってないのか今日のひとり言でした。(笑)

 

 

 

この記事を書いた人

石田 未紅

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