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未来のリスクに備える家づくり

未来のリスクに備える家づくり:注文住宅&性能向上リノベーションのポイント

はじめに

家を建てるとき、「今、快適に暮らせること」だけを考えていませんか?

しかし、これからの社会では、物価の上昇・エネルギーコストの高騰・健康リスクの増加が避けられないといわれています。

そんな未来を見据えたとき、本当に大切なのは…

ランニングコストを抑えながら、快適に暮らせること

住むほどに健康が維持・向上できる住環境であること

このブログでは、「未来のリスクを軽減しながら快適に暮らせる家づくり」について詳しく解説します。

1. 未来にかかる3つのコストとは?

家づくりを考える際、多くの方は「建築費用」に注目しがちですが、住み始めてからのランニングコストが家計に大きな影響を与えます。

① エネルギーコストの増加

★ 電気・ガス・灯油などの価格上昇(昨年比で5〜8%の上昇傾向)

★ 冷暖房の使用頻度増加(異常気象による厳しい夏・冬)

対策:省エネ性能の高い家づくりをすることで、光熱費を削減

② 維持管理費の負担

★ 設備機器の交換(給湯器、エアコン、換気システムなど)

★ 消耗品の買い替え(フィルター、パッキン、水栓など)

対策:設備に頼りすぎない「高性能な建築仕様」にすることで、維持費を最小限に抑える

③ 健康コストのリスク

★ アレルギーやシックハウス症候群(化学物質や湿気による影響)

★ ヒートショックの危険性(急激な温度変化による体調悪化)

★ 睡眠の質低下や自律神経の乱れ(住環境が健康に与える影響)

対策:自然素材を活かした家づくりをすることで、健康リスクを低減

2. 未来のリスクを抑える家づくりのポイント

未来にかかるコストを抑えながら快適に暮らすためには、**「自然の力を活かした住まいづくり」**が重要です。

① 設備に頼らず、維持管理費が少なく済む家

一般的な高性能住宅は?

☑ 10〜15年ごとに設備機器を交換する必要がある

☑ フィルターや換気システムのメンテナンスが必須

長持ちする家の工夫

耐久性の高い外壁・屋根材を採用し、修繕コストを軽減

無垢材や漆喰などの自然素材を使い、「経年劣化」ではなく「経年美化」する住まいを実現

② 住むほどに健康が向上する家

家は、単に「住む場所」ではなく、健康を育む空間であるべきです。

無垢材の床 → 適度な弾力で、足腰の負担を軽減

漆喰や天然塗り壁 → 室内の湿度を調整し、カビ・ウイルスの繁殖を防ぐ

(※ウイルスは漆喰の壁に付着後、5分で99.9%不活性化)

自然光を活かした設計 → 体内リズムを整え、自律神経のバランスを改善

★ 「バウビオロギー(建築生物学)」に基づいた家づくりで、住むほどに自然治癒力を高める住環境を実現

③ エネルギーコストを抑える家

高断熱・高気密 → 冷暖房効率が上がり、光熱費を削減

蓄熱性の高い素材を活用 → 急激な温度変化を防ぎ、快適な室温を維持

調湿機能のある建材を使用 → 結露・カビの発生を抑え、家の寿命を延ばす

3. 「生涯コスト」で考える家づくり

建築費だけでなく、50年後・60年後の住みやすさまで考えていますか?

一見、初期費用が高い家は割高に思えるかもしれません。

しかし、設備交換の回数が少なく、健康リスクを軽減できる家は、長期的に見ると大きなメリットがあります。

★ 光熱費の削減(年間数万円の節約)

★ 維持管理コストの低減(メンテナンス回数の最小化)

★ 健康コストの削減(医療費や体調不良による負担減)

✅ 未来のリスクを考えた「持続可能な快適さ」こそが、これからの家づくりの本質

まとめ|50年先まで快適に暮らせる住まいを考えよう

未来のリスク(物価上昇・エネルギー高騰・健康コスト)に備えた家づくりが重要

設備に頼らず、維持管理コストを抑えられる住まいを選ぶ

自然素材と建築設計の工夫で、住むほどに健康になる環境を整える

断熱+蓄熱+調湿+遮熱のバランスが、長期的なコストメリットを生む

**「50年後も快適で、家計にも健康にも優しい家」**を、一緒に考えてみませんか?

◎ アイスタイルでは、住むほどに健康になり、生涯コストを抑えられる家づくりを提案しています。

未来に備えた住まいについて、ご相談はお気軽に!

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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