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旗竿地を劇的に魅力的な土地へ

こんにちは。

 

先週、無事に「家族のいのちを育む家」の上棟式を執り行いました。

 

一見するとデメリットに感じるかもしれない旗竿地ですが、その奥には想像を超える魅力が広がっています。

 

このブログでは、この特別な土地を活かし、家族が心豊かに暮らせる住まいがどのように実現したのかをご紹介します。

 

旗竿地、それは隠れたる魅力旗竿地と聞くと、進入路が狭く、奥まった土地というイメージを持つ方もいるかもしれません。

 

実際に、旗竿地は、竿のような細長い通路の先に旗のような敷地がある形状から、一般的に敬遠されがちな土地とされています 。しかし、「家族のいのちを育む家」の進入路は約4mと広く、開放感があります。一般的な旗竿地のアクセス部分が狭いという課題に対し、この物件では十分な幅を確保することで、車両の出し入れのしやすさはもちろん、心理的な圧迫感も軽減しています 。

 

進入路を奥へと進むと、喧騒から離れた静かでプライベートな空間が広がります 。旗竿地の形状は、道路から奥まっているため、外部からの視線が届きにくく、プライバシーを重視する方にとっては大きなメリットとなります。また、交通量の多い道路から離れることで、騒音も軽減され、静かで落ち着いた住環境が実現します。

 

まるで海外版ピンタレストで見るような、緑豊かなアプローチが実現可能です 。

広い進入路を活かし、植栽を施すことで、季節の移ろいを感じられる美しい空間へと変わります。これは単なる通路ではなく、住まいへの期待感を高める、特別な 空間となるでしょう。

このように、広い進入路は、旗竿地のデメリットを解消するだけでなく、この家ならではの魅力を創り出す要素となっています。旗竿地が持つ隠れたポテンシャルを最大限に引き出す設計が、「家族のいのちを育む家」の大きな特徴の一つです。

 

ソトナカ一体で楽しむ暮らしそして、進入通路を奥へと進むと…なんということでしょう!東の空も南の空も、建物に遮られることなく、ソトナカ一体で設計を楽しめる土地が広がります 。

通常、旗竿地は周囲の建物に囲まれがちですが、この土地は東側と南側に十分な開放的な空間が確保されており、一日を通して明るい日差しが差し込みます。これは、旗竿地でありながら、周囲の建物に囲まれることなく、開放的な暮らしを実現できる稀有なロケーションです。

 

日本の建築デザインでは、内と外の空間を一体的に捉える「ソトナカ一体」という考え方が重視されます 。

 

この家は、その概念を最大限に活かし、室内にいながらも自然を身近に感じられる設計となっています。広い進入路が、外部からの視線を遮りつつ、開放的な空間へと導く役割を果たし、プライバシーを守りながらも、明るく風通しの良い暮らしを実現します。

 

こだわりの設計:家族の暮らしを豊かにする大屋根から繋がる玄関カバードポーチ堂々とした大屋根が、住まいの顔となる玄関カバードポーチへと緩やかに繋がります 。

 

カバードポーチは、雨の日も濡れることなく出入りでき、ちょっとした休憩スペースとしても活用できます。屋根があることで、夏の強い日差しを遮り、冬の寒さからも守ってくれるため、一年を通して快適な空間となります 。

 

また、カバードポーチは、家の外観に風格を与え、魅力的な第一印象を創り出す役割も果たします 。

リビングの木製サッシの2枚引込戸を開けると…そこには、明るく開放的なコミュニケーションキッチンと、ウッドデッキが広々とした囲い庭へと繋がる空間が広がります 。

木製サッシの引込戸は、開け放つことで室内と庭が一体となり、より開放的な空間を生み出します 。

木の温もりが感じられる木製サッシは、デザイン性も高く、空間に上質な雰囲気を与えます 。

 

キッチンから庭へと視線が抜けることで、室内にいながらも自然を身近に感じられます。ウッドデッキは、家族の憩いの場として、また友人とのバーベキューなど、多目的に活用できます。

 

囲い庭は、高い塀や植栽で囲まれたプライベートな空間として、子供たちが安全に遊んだり、ガーデニングを楽しんだりできる、家族だけの特別な場所となります 。

 

土間玄関には、ご主人様の趣味の一つである本格的な焙煎機を設置 。

煎りたてのコーヒーの豊かな香りが、家中に広がり、特別な時間を演出します。

近年、自宅でコーヒー豆を焙煎する人が増えており、新鮮で香り高いコーヒーを楽しむライフスタイルが注目されています 。コーヒー好きのご家族にはたまらない、こだわりの空間です。

細部までこだわったアンビエンス照明

照明計画にもこだわり、アンビエンス照明を効果的に配置しました 。

アンビエンス照明は、空間全体の基本照明を担い、落ち着いた雰囲気や快適な空間を創り出すために重要な役割を果たします 。

 

柔らかな光が空間全体を包み込み、心安らぐ居住空間を演出します。

 

心豊かに暮らす「家族のいのちを育む家」は、旗竿地という特性を活かし、プライバシーと開放感を両立させた、心豊かな暮らしを実現するための住まいです。

 

広い進入路がもたらす開放感と、奥まった立地による静けさ、そして東南に開かれた恵まれた立地が、この家の魅力を最大限に引き出しています。

 

細部にまでこだわった設計と、自然との調和を感じられる空間が、家族の絆を育み、日々の暮らしを豊かに彩ります。

 

「家族のいのちを育む家」は、8月末に完成予定です。

完成後には、皆様にお披露目会を開催する予定です。この素晴らしい住まいを、ぜひご自身の目で確かめてみてください。詳細な日程は改めて告知いたしますので、どうぞお楽しみに。

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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