
7/19(土)~21(祝)開催!「空音の家」完成お披露目会で叶える、未来を見据えた心地よい暮らし
- #見学会

「リノベーションに興味はあるけど、もう50代だし…」
「定年後でもローンって組めるの?」
「退職金をリノベに使ってもいいのかな?」
こうした声を、現場で何度も耳にしてきました。
でも、私は声を大にして言いたい。
住まいを見直すことは、これからの人生の“質”を上げるための投資です。
それも、「人生の後半を、どう生きるか」を本気で考える、最も実践的な方法です。
日本人の平均寿命は、男性81歳、女性87歳。
でも、“健康寿命”はそこまで長くないのが現実。
そして今、誰もが言います。「人生100年時代だ」と。
この数字の意味は、“家を建てたその後”の時間の方が、長くなってきているということ。
これらは、築20年・30年の家あるあるです。
でも、我慢して生きていくには、残りの時間は長すぎる。
これから20年、30年、「自分らしく、心地よく暮らす」ためには、今、住まいを見直す必要があるのです。
50代でリノベを考えるなら、最大のメリットは「ローンが組める」という点です。
新築ほど多額でなくても、フルリノベで1,000万〜1,500万円、部分リノベでも300〜500万円はかかるのが現実。
この資金を現金で払える人は、正直限られます。
でも、現役で収入があるうちなら、
銀行の住宅ローン・リフォームローンの審査が通りやすい
最大35年の返済期間を取れる(50代なら、定年後の返済も視野に入れて計画できる)
住宅ローン控除(0.7%が所得税・住民税から10年間控除)も対象になる場合あり
つまり、「最も賢くリノベ資金を調達できる」のが定年前ということです。
実例:55歳ご夫婦
フルリノベ費用:1,200万円
自己資金:300万円
ローン:900万円(15年返済・月々約55,000円)
住宅ローン控除10年で、約60万円の税控除も活用
このように、「今しか使えない制度」を最大限活かせるのが、50代のリノベなんです。
「もうローンは組めないのでは…」と不安になる方も多いですが、選択肢はあります。
60代、70代でもリフォームローンを使えば、3年〜10年の返済でローンが可能な金融機関は存在します。
年金収入や年齢制限はありますが、月々3〜5万円程度の返済なら組める方も少なくありません。
ポイントは、「借りすぎない」「完済の見通しを立てる」こと。
自宅を担保にして、お金を借りる仕組み。
本人が亡くなった後に自宅を売却し、その売却益で借入金を返済します。
高齢単身・夫婦世帯にとって、「住み続けながら資金を得られる」可能性があり、今注目の制度です。
注意点:子どもに相続する予定のある方は要検討。地価や築年数によって融資額が変動。
必ず信頼できる金融機関や専門家と相談を。
今、国は「断熱」や「省エネ」へのリノベを強力に後押ししています。
2025年も以下のような補助制度が利用可能:
窓断熱、ドア交換、高効率給湯器などに最大200万円以上の補助
省エネ性能が高いほど補助率アップ
手すり設置、段差解消、スロープ設置などに補助金
高齢者対応リノベに強力なサポート
耐震・省エネ・バリアフリー等を複合的に整備すれば、最大250万円の補助も可能
ポイント:制度は先着順、予算に限りあり。
着工前の申請が必要なので、「まだ計画中だけど…」という段階から相談を始めるのが鉄則!
「こんな年で今さら…」
「子どもたちにお金を残したいし…」
そんな気持ち、よくわかります。
でも私はこう思います。
自分のためのリノベは、子どもや孫たちにとっても“生き方の手本”になる。
これからの20年を、自分の心地よさに正直に生きる。
命を使う価値のある住まいで、毎日を過ごす。
それが、人生後半の「リノベの本当の意義」ではないでしょうか。
定年前ならローンと制度を最大限活用できる
定年後なら自己資金やリバースモーゲージなど選択肢がある
補助金制度や減税も活用できる
「心地よく暮らす」ことは、未来への投資になる
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