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大きなかね勾配屋根と薪ストーブのある家

Q. まずは家づくりのきっかけを教えてください

【ご主人】
結婚と同時に駅近の分譲マンションを中古で購入しました。売る場合も、ある程度の価格がつくと思っていましたし、上の子が小学校にあがるまでには一戸建てに移りたいということもあって動きはじめました。8年ほど住みました。

【奥様】
3LDKのマンションです。夫婦ふたりならそれで十分だったけど、子どもが生まれると不便さを感じるようになりました。部屋の広さ以上に、遊べる庭がないことが不便でしたね。自転車の練習をするために、車に積んで近くの公園にまで出かけたり。私自身、3世代で暮らす一戸建てで育ったから、気軽に走り回る場所もないところで子育てをすることに違和感があって・・・。

Q. まずはどんなことから家づくりをスタートさせましたか?

【奥様】
土地を探しながら、住宅展示場に出かけていました。できるだけたくさんの会社を見てみようということで30社くらいは見ましたね。

【ご主人】
大手ハウスメーカーにいくと、自社グループの不動産会社などを紹介されて、土地の見学にも行きました。土地だけでもかなりの数を見に行ったと思います。



Q. 土地探しのプロセスで印象に残っているのはどんなことですか?

【奥様】
主に分譲地を見に行っていたんですが、土地の大きさ以上に、お隣との距離が狭くて圧迫感があるんです。のびのびと遊ばせるにはちょっと狭すぎるかなと思い、なかなか理想とするような土地には出会えませんでした。私の母も一緒に来てくれたんですが、「どこも狭いね」と言っていて。

【ご主人】
1年近く探したけれど、納得のいく土地が見つからずにいました。そんなころ、お義母さんから、うちの敷地に建てたらどうかと言ってもらったんです。

【奥様】
土地はあるけど当時は畑になっていて、調整区域でした。役所に行って、土地の種類を宅地に変更しなければ家は建てられない。これは大変そうだなと。でも、このまま気に入る土地と環境が見つからなければ、具体的に検討しようと思いはじめました。おじいちゃん、おばあちゃんが身近にいるのは、子どもたちにとってもいいと思いましたし。



Q. アイスタイルとの出会いはどんなものでしたか?

【ご主人】
アイスタイルさんのモデルハウスの前を偶然通りかかったことがきっかけです。「あれ?カフェか何かできたのかな」と思うような、目を惹く外観で。

【奥様】
そうそう(笑)。思わず私が「戻って!」と言って、Uターンして見に行きました。午前中に別の会社の見学会か何かに参加した帰りだったと思います。



Q. いろいろな会社を回っておられたんですね

【奥様】
そうですね。いろいろな会社を見て回るうち、自然素材を使っている会社だけが残っていきました。そういう点でも、アイスタイルさんのモデルハウスを見たときに、一目で興味を持ちました。ただ、その頃はまだ、アイスタイルさんは自然素材だけで建てる会社で、他の自然素材を謳う会社とは違う、ということまでは分かっていませんでしたけど。



Q. モデルハウスでの第一印象、感想はどのようなものでしたか?

【ご主人】
井上社長の印象が強すぎて(笑)。家づくりに対して、ものすごく熱く語る人だなあ、と。それでいて営業はまったくしてこない。今まで見てきた多くのハウスメーカーや工務店では、他社と比べて自社をアピールしてくるのがほとんど。そういったことが一切ないんです。ただただ、アイスタイルの素材の選び方や建て方、どんな家づくりを目指しているのかを語ってくれましたね。

【奥様】
井上さんがものすごく熱く語ってくれたのに、当時の私たちはまだそこまで知識もなく、全然ピンとこなくって(笑)。それでも家の心地よさだったり、デザインの雰囲気は今まで見てきた会社とはまるで違っていて印象に残っていますね。スタッフの方も、他の会社と全く違っていましたし。



Q. スタッフの違いとは、どんなことでしょうか?

【奥様】
なんというか・・・家庭的であったかいんです。スタッフのどの方に会っても、あったかい雰囲気は共通で。子どもたちもすっかり気に入って、それもあってアイスタイルさんに通う日々がはじまったんです。

Q. アイスタイルに通う日々は、どんなことをされていましたか?

【ご主人】
完成見学会があれば必ず参加していましたし、社長や﨑山さんが講師をしてくれる家づくりセミナー、バスでOBさんの家を訪問するツアーなど、アイスタイルさんが開催するイベントはすべて参加しました。

【奥様】
子どもたちも「週末といえばアイスタイル」という風に、毎週の習慣になっていましたね。その頃には、実家の土地が調整区域だということも井上社長にお伝えしていました。





Q. 農地を宅地に転用するプロセスは大変だったのではないでしょうか?

【奥様】
まず、マンションが持ち家である限り許可がおりないので、売却することからはじまりました。幸い、比較的スムーズに売ることができました。その後も、土地の造成をどうするかで二転三転ありましたが、私たちには井上社長がついているから不安はなかったです。その分、井上社長は大変だったと思いますが・・・。

【ご主人】
そうですね。家づくり以外の、法律や金融の面でもしっかりサポートしてもらえたのがよかったです。いつまでに申し込めば金利が有利になるか、などの情報も早かったですし。家がよくてスタッフもいい、法律や金融にも明るい。安心してアイスタイルさんに依頼できました。二転三転するたびに、書面の書き換えも何度もやってくださって。本当にお世話になりました。

【奥様】
その後、無事に宅地転用の許可も下りて、いよいよ家づくりがはじまりました。上の子の小学校区も変わらなかったから、じっくりと理想の家づくりを叶えることができました。

Q. アイスタイルでの家づくりはどんなことから始まりましたか?

【奥様】
設計士の先生と井上さんが私たちのマンションに来てくれました。暮らしインタビューをするためです。押し入れや靴箱の中も確認していて「ここまで見るんだな~」と驚きました。家具の大きさも測っていって。ここまでするからこそ、ぴったりの収納がつくれるんですよね。

Q. アイスタイルから提案された間取りは気に入られましたか?

【ご主人】
はい。大きさこそ、こちらの要望で広げてもらいましたけど、間取りはほぼ変わっていません。アイスタイルさんに間取りを描いてもらう前に、別の会社でも描いてもらったことがあるんですが、1階の南東に寝室を配置している間取りもあったり。素人でもおかしいと思う図面を平気で出してこられたりしましたね。修正を依頼しても、また同じようなものが出てくるという。

【奥様】
アイスタイルさんのプランは最初から気に入りました。モデルハウスの間取りをかなり参考にしているから、完成した空間のイメージもつきやすかったです。

【ご主人】
そうですね。玄関からLDKに入ったときの、縦にも横にも視界が広がっていく感じは、まさにモデルハウスがお手本。間取りを見るだけで暮らしがイメージできるようでした。薪ストーブもモデルハウスで見て、すっかり欲しくなってしまって。それで思い切って導入したんです。

リビング

Q. プランに関しては、どんな希望を伝えておられましたか?

【奥様】
マンションはワンフロアですべてが完結し、その面ではすごく使い勝手が良かったんです。だから、一戸建てでも同じように暮らせる間取りが希望でしたね。広い玄関、回遊できる動線、使いやすい収納など、どれも叶えてもらいました。

【ご主人】
マンション時代、和室に布団を敷いて寝ていました。あの頃は狭かったから仕方なしに布団、という感じだったんですが、それがすっかり気に入って。だからこの家も和室で布団です。老後のことも考えて、基本的に1階で生活が完結する間取りにしてもらいました。

Q. アイスタイルからの提案で印象に残っているのはどんなものですか?

【奥様】
最初に提案されたプランから、ひとまわり大きな間取りに変更をお願いしたんですが、そのおかげでパントリーを大きくできて、キッチンに隣接するM‘sデスクも実現。ちょっとした家事もできる自分用のデスクなんですが、これが想像以上に使いやすいんです。ファミリークローゼットもアイスタイルさんからの提案でした。

【ご主人】
リビングの中にあるスタディカウンターも提案でしたね。

【奥様】
小学生の上の子はもちろん、まだ幼稚園の下の子も並んで一緒にお絵かきしたり、絵本を読んだりしています。キッチンから目が届くのがいいですね。

【ご主人】
和室の天井に杉の無垢材が貼られていて、そのおかげなのか、本当に気持ちよく眠れるんです。素材の提案もすべてアイスタイルさんからいただきました。



Q. 真夏、真冬の暮らしはいかがでしたか?

【ご主人】
去年の夏は、エアコンを買おう、買おうと思いながら、結局買わずじまい。扇風機1台で過ごせてしまいました。家の中が、なんだか木陰のような涼しさがあるんですよ。井上社長からは、2階にエアコンを1台だけ取り付ければ十分だと聞いていて、今年こそは付けようと思ってるんですが、なんだかんだで、また付けないで過ごしてしまうかも(笑)。エアコンなしで暮らせるって、考えられないですよね。

【奥様】
冬は薪ストーブがあるから、本当に暖かい。何より驚いたのが、結露がまったくないこと。もう「結露」っていう言葉を忘れてしまうくらい(笑)。かなりストレスが減りましたね。この家に住み始めてから、本当に、あらゆる点でストレスが減りました。



Q. どのようなストレスが減ったのでしょうか?

【奥様】
子どもを叱ることが本当に減りました!子どもたちものびのびしているし、親も子もストレスが減ったからだと思います。兄妹ケンカしていたら「外で遊んで来なさい!」と。外を走り回ったら発散になるのか、それで解決することも多いです。親の方も、休みのたびに「どこかに連れていってあげなきゃ」というストレスがぐっと減りました。

【ご主人】
出かけて遊びに行く以上の楽しみ方ができるから、家族で家にいる時間が増えましたね。



Q. 家にいるだけで楽しい、どんな過ごし方をされているのでしょう?

【ご主人】
薪割りをしたり、芝生の張り替えをしたり。なかなかうまくいかないんですが、それさえも楽しいですね。

【奥様】
広いキッチンでピザの生地をこねて、薪ストーブで焼くとおいしくて!クリスマスの夜、子どもたちから「お母さん、今日はサンタさんが来るから火を消しておいてね」と言われました。何気ないことですけど、毎日が楽しいですね。

【ご主人】
家が家族の遊び場になっていますね。僕の場合は勉強部屋にもなっています。仕事で資格取得の勉強をしているのですが、以前はカフェで勉強していたけど、今は自宅の書斎で。どこで何をするにしても、家の方が、居心地がいいんですよ。

Q. この家に住みはじめてからの変化は、どのようなものがありますか?

【ご主人】
この家に住むようになってからよく眠れるようになって、二日酔いがなくなったかも(笑)。よく眠れることがいいのか、環境がいいのか、理由はわからないですけどね。

【奥様】
寝室だけでなく、LDKでも気づいたら寝てしまってることがよくあります。木の香りって、落ち着くんですよね。

【ご主人】
そうそう。床で寝るのがこんなに気持ちいいなんて。

【奥様】
無垢の木の感触がなんとも言えない心地よさなんです。子どもたちもすぐに靴下を脱いでしまいます。



Q. 家事の面で、変化したことはありますか?

【奥様】
この家に住みはじめてから、外で洗濯物を干したことがありません。花粉もPM2.5も気にならないし、家の中に干すほうが気持ちよく乾くんです。和室の天井に物干し用の器具を取り付けてもらいました。和室とランドリースペースが近いから、洗濯機から出したらすぐですよ。厚手のバスタオルも、リビングの吹き抜けに干しておいたら、あっという間です。薪ストーブがあるから、真冬でもふっくら乾いている。もちろん室内干しの匂いもないですしね。外で干す理由がなくなりました。



Q. 家づくりを通して印象に残るのはどんなことですか?

【奥様】
打ち合わせでアイスタイルさんに行くと毎回2時間くらいは長居して、楽しかったですね。家の性能や間取りがいいから、細かな仕様を決めていくことも、思い切り楽しめました。洗面台のタイルはすごくお気に入りなんです。大阪のショールームまでタイルを見に行ったりもしたましたが、やっぱり一番参考になったのはアイスタイルさんの見学会や施工事例。家づくりが始まってからも毎回参加して、参考にさせてもらいました。行くこと自体が楽しみになっていましたから。

【ご主人】
着工中はほぼ毎日現場を見せてもらっていました。大工さんと直接話せたことも、いい思い出になっています。階段下スペースの使い方や、住み始めてから時計や絵を掛ける予定があるか聞いてくれて、その位置に下地を調整してくれたり。細かなところまで声をかけてくれるんです。

【奥様】
大工さんたちも本当に人柄がいいんですよ。毎日朝早くから来てくれて、その仕事ぶりを見せてもらっているから「この人だったら間違いない」って信頼できるんです。アイスタイルさんと、大工さんたちと、一緒につくった家ですね。

Q. アイスタイルで建ててよかったと思うのは、どんな点ですか?

【奥様】
さきほどと重なりますけど、アイスタイルさんの魅力は、やはり「人」。だからこそ、子どもたちも懐いて、行きたがるんです。ちなみに、私は井上社長の奥さんのファン(笑)。あっけらかんとして、ポーンと背中を押してくれるようなところが大好き。私がキッチンをどれにしようか悩んでいたら「最初の直感で『これがいい』って思ったものが一番いいんじゃないの~?」って。あ、そうかって、なんだか肩の力が抜けました(笑)。



Q. 家づくり成功の秘密は、どんなところにあったと思われますか?

【ご主人】
家づくりを通して、一番しんどかったのがアイスタイルさんに出会うまでの時間でした。運と巡りあわせでアイスタイルさんに出会えて、お義母さんが声を掛けてくれたおかげで、この家ができたんです。アイスタイルさんに出会えるまでじっくり構えられたことがかったんだと思っています。

【奥様】
そうですね。肌で感じたことや直感を見逃さないことが大事なのかもしれません。