HOME > お客様の声 > お子様とお菓子作りを楽しむ背面キッチンのある家

お子様とお菓子作りを楽しむ背面キッチンのある家

Q. 家づくりのきっかけをお聞かせください

【ご主人】
上の子が生まれた時に、そろそろ家を建てようと考えはじめました。マンションや建売、中古物件はまったく考えてなくて、最初から注文で建てる考えでした。そろそろ動きだそうかっていうタイミングで関東への転勤が決まって。それで、一旦は保留になったんです。

【奥様】
転勤から2年半で姫路に戻ってきました。その頃には2人目も生まれて、いよいよ動かないとって思いはじめて。



Q. まずはどんなことから、家づくりをスタートされましたか?

【ご主人】
住宅展示場に出かけました。というか、それ以外にどうするイメージもなかったですし。モデルハウスを片っ端から見ていく感じでしたね。



Q. 当初、建てたい家のイメージはどのようなものでしたか?

【奥様】
漠然と木の家がいいな~と思っていました。実家をリフォームしたとき、クロスを貼ったとたんに家族の体調が悪くなったんですよ。どうも体が重かったり、頭が痛くなったり。臭いの面でも耐えられなかったですしね。それで、クロスだけは絶対にイヤだな、と。

【ご主人】
関東にいる時、ちょうど東日本大震災が起こって。もう本当に怖かったです。その経験を踏まえ、とにかく頑丈な家にしたいと鉄骨の家を考えていました。



Q. 量産メーカーとはどんな話をされましたか?

【ご主人】
3社に絞って話を進めていました。土地探しからだったので、営業マンに「いい土地がありますよ」と言われては、何度も見に行きました。土地の見学時に、「もしここで建てるなら」という形で間取りも持ってくるんですよ。でも、どんなに間取りを見せられても、その土地を気に入ってるわけでもないし・・・・強引な営業もあって、へきえきしましたね。頻繁な電話や直接家に来られたこともありました。

【奥様】
ちょうど消費税の増税時期だったんです。それで「今決めないと損ですよ」とあおるような会社も多かったですね。

【ご主人】
「今月中に決めてくれたら値引きします」とか「このオプションをつけます」とかね。



Q. そんなあおりの言葉に、気持ちは揺らがなかったのでしょうか?

【奥様】
一生の買い物なのに、焦って決めるのはイヤだったんです。じっくり構えていたおかげで、アイスタイルさんに出会えたんですけどね。いずれにせよ、量産メーカーでは決め手に欠けて・・・。



Q. どういった面で、決め手に欠けたのでしょうか?

【ご主人】
「人」の面ですかね。3社に絞ったうち、1社だけ「いいな」と思う営業さんに出会えたんです。で、「こんなものかな」と進めていこうと思った矢先、同じ会社の別の営業マンから連絡が来て「先に接客したのは僕なんで、僕で建ててください」と。

【奥様】
その人だったら、別に建てたくはならなかったんですよ。それなのに、その会社の都合を押しつけられても。



Q. そんな中、アイスタイルを知ったきっかけは?

【ご主人】
髪を切りに行った時、美容師さんに「家を建てようと思ってるんだけど、なかなか難しいよ」と話したんです。そしたら「他のお客さんから、アイスタイルって会社がすごくいいって聞きましたよ」と。そこではじめて、アイスタイルさんの名前を知りました。ただ、そこから検索するわけでもなく、頭の片隅に残っていたという感じです。

【奥様】
主人がアイスタイルさんの話を聞いてきた直後、うちにチラシが入っていたんです。それがアイスタイルさんのものでした。偶然が重なって、じゃあ一度、話だけでも聞いてみようかってことになりました。



Q. アイスタイルとの最初の出会いは?

【奥様】
電話をしたら、施工事例をまとめた資料を持ってきてくれました。その時、「うちは営業をしないんで、安心してください。ご興味があれば是非」と。今まで量産ハウスメーカーの営業攻勢にうんざりしていたから、営業しない会社なんて本当にあるのかなって半信半疑で(笑)

【ご主人】
住宅展示場はいろんな会社があるから「御社だけに興味を持ってるわけじゃないですよ」っていうスタンスでいられますが、工務店の事務所を訪ねていくのはちょっとハードル高かったですね~。それまで量産ハウスメーカーで建てるイメージしか持ってなかったですし。



Q. なぜ、量産ハウスメーカーで建てるイメージだったのでしょう?

【ご主人】
大きい会社だったら安心だ、みたいな。本当はどんな家を建ててくれるのか、基礎や構造、断熱など勉強すべきことがいっぱいあったのに、そういったことを全然調べることもなく、大きいから安心だと、思いたかったのかもしれません。



Q. それから少しずつ、アイスタイルとの接点が生まれたんですね

【奥様】
﨑山さんから電話をもらったんですが、その時の印象がすごくよかった。声が落ち着いていて、今までに会った住宅営業のようなガツガツした感じがない。それで「今度主人と行ってみます」とお返事した後、別の日にたまたま車で通りかかった時、アイスタイルの看板が目に入ったんです。「あれ?今の、アイスタイルって書いてなかった?」って(笑)。そのまま引き返し、特にアポもなく事務所に飛び込んだのが最初でした。アイスタイルさんがどの辺にあるか、まったく知らなかったんですよ。



Q. アイスタイル事務所を訪問された時はどんな印象でしたか?

【奥様】
それまで訪ねた会社とはまるで違っていましたね。他の会社では、住所や年収や、土地があるのかないのか、いつ建てる予定なのか、あれやこれや聞き出してくるんです。アイスタイルさんは「どうやってうちを知ってくださったんですか」と聞いただけ。「ちょうど今、基礎工事をしている現場があるんで、よかったら今度来られませんか?」と。それで伺うことにしたんです。



Q. 頑丈な家を建てるには、基礎が大事ですものね

【奥様】
そうなんです。W配筋ベタ基礎を見せてもらって大感激しました。基礎の現場は私ひとりで行ったんで、写真を撮って主人に見せました。

【ご主人】
かなり興奮気味にね(笑)「すごい基礎みたよ」って。



Q. その後、アイスタイルの見学会に参加されたんですね

【ご主人】
はい。二人で構造見学会に行きました。夏の暑い頃でした。まだ2階ができはじめる頃だったのに、家の中が涼しいんですよ。完成していない家なのに、なんで涼しいの?って。

【奥様】
エアコンをかけまくって涼しくしてるモデルハウスじゃなくて、骨組みと壁ができたくらいの頃ですよ。なんで涼しいのか不思議で不思議で。木の匂いも気持ちいいし、収納の中なども無垢材を使っているのも見せてもらって。

【ご主人】
﨑山さんと会った時のフィーリングもよかったし、実際の家を見せてもらったこの時点で確信がありましたね。
「散々悩んだけど、最後は営業マンが決め手だった」っていう話は、お友達からもよく聞いていたし、僕たちも「ここだな」って。


Q. アイスタイルスタッフの自宅も訪問されたとか

【ご主人】
﨑山さんに「うちで見学会をするので、よかったら遊びにきてください」と言われて。その見学会で、はじめて社長の井上さんに会いました。



Q. その時の印象をお聞かせください

【奥様】
いやもう、熱い人だな~と(笑)家づくりが大好きなんだなって。

【ご主人】
他の会社と違って「他社の家もたくさん見てください。勉強してください」って言われたのが印象的ですね。もう僕たちの心の中ではアイスタイルに頼みたいって決めていたんですけどね。社長のアドバイス通り、他社の見学会にも積極的に参加しました。



Q. 量産メーカーの見学会ですか?

【ご主人】
そうです。完成見学会や、工場見学に。



Q. 工場見学?

【奥様】
とある量産メーカーさんは、大きな工場で半分くらい家を完成させてから現地に運び込むんですよ。家がプラモデルみたいに並んでて、「○○さん邸」とか、名札がついていて。こんな風に工場で作られる家なんかイヤだな~って。

【ご主人】
妻は鼻がすごく効くんです。工場見学にいったら「気持ち悪い」って言いだして。

【奥様】
グラスウールの断熱材が、私の目の前で倒れたんです。そのときの、なんとも言えない臭いは忘れられないですね。ちょっと言葉にできないような。こんなものに包まれる家は無理だなと思いました。

【ご主人】
量産メーカーの完成見学会に行った時も気分が悪くなったよね?

【奥様】
うん。雨の日で窓を閉め切っていたから、建材の臭いが頭にズキンときて。

【ご主人】
メーカーは(F☆☆☆☆)フォースターだとか言って、空気を汚さないって自慢してたのにね。



Q. アイスタイルの見学会や勉強会はいかがでしたか?

【奥様】
アイスタイルさんの家と量産メーカーの家を並行して見ていたから、よけいに違いがわかりました。やっぱり﨑山さんや社長が言ってることは本当だったんだと体で理解できました。

【ご主人】
構造や断熱など、アイスタイルさんの勉強会はすべて参加しました。今までデザインや間取りばかり気にして家を建てようとしていたことが、どんなに怖いことかを実感。もっと大事なことがあったんだ、って。

【奥様】
アイスタイルさんの家は気持ちいいし、見ていて楽しかった。量産メーカーの家は、結局どこの家もそう大差ないんですよ。

【ご主人】
アイスタイルさんの家が個性的なのは、住む人にあわせて考え抜かれているからなんですよね。今だからよく分かります。見学していた頃は「どの家もおもしろいな~」っていう感覚で、とにかく楽しめました。

Q. 家づくりを始める前は、どんな住居形態でしたか?

【奥様】
賃貸マンションに住んでいました。転勤もあったから、あわせて3つの物件に住みました。



Q. マンション時代の不満は何かありましたか?

【奥様】
大ありですよ!特に3つめに住んだマンションの湿度が異常で、何もかもにカビが生えてしまうんです。気が付くと、家中がカビだらけ。



Q. 家中にカビですか!

【奥様】
そうなんです。靴箱に靴を入れているだけで、数週間でカビが生えてしまうんです。家の中に置いていた自然素材のカゴなんか、全滅の勢い!服やタオルにもカビが生えてしまって、大事な服は実家に避難させないといけないくらい。管理会社に電話したら「台所の換気扇を24時間回しっぱなしにしてください。真冬でも窓を開けて換気してください」なんて言うんですよ!



Q. 健康被害もありそうですね

【奥様】
それまであまり風邪をひかなかった長男が、関東から戻ってこの家に住みはじめてから風邪ばかり。あげくに細菌感染症で入院まで・・・。



Q. 一刻も早く引っ越したかったでしょうね

【ご主人】
はい。でも、土地を探すのに苦労して。﨑山さんにお願いして、何件か土地を見せてもらいました。希望のエリアも決まっていたし、50坪くらいの広さもほしい。その条件で探すと、なかなか見つからないんですよ。

【奥様】
私が郊外育ちで、大きめの家で育ったんです。友達が遊びに来てくれた時に車を数台停められるくらいのスペースもほしかった。でも、﨑山さんと一緒に土地を見て回るうち、単純な広さではなく、暮らしやすい敷地で暮らしやすい家を建てることが大事なんだって分かってきました。それで、少し条件を広げながら土地を探すようになりました。



Q. この土地を見つけたのはどんな経緯だったのでしょうか?

【奥様】
妹がこの近所に住んでいるんです。で「気に入りそうな分譲地があったよ」って聞いて、妹の家に車を停めさせてもらい、歩いて行ってみたんです。

【ご主人】
ところが妻は、極度の方向音痴でして(笑)

【奥様】
はい(笑)妹が教えてくれたのとは反対の方向に歩いてました。で、偶然に見つけたのがこの土地(笑)



Q. これまた運命ですね!

【奥様】
そうですね(笑)でも、別の会社の分譲地って書いてあって、建築条件があるのかなと半分くらいは諦めていました。

【ご主人】
﨑山さんと土地探しに行った日、「あ~、今日もダメだったか・・・」と帰ろうとした時、ふとその土地のことを思い出したんです。﨑山さんに話したら「見に行ってみましょう」と言ってくれて。

【奥様】
私の記憶を頼りに、散々道に迷いながら辿りついて(笑)

【ご主人】
﨑山さんが協力の土地会社さんに、その場で電話をしてくれました。すぐに分譲会社に問い合わせてくれて、「アイスタイルさんだったら建築条件を外してもいいよ」と。

Q. またとない土地購入のチャンスが!

【ご主人】
その場で即決です。電話でこの土地を押さえてもらいました。

【奥様】
私もびっくりしたんですよ。「え!即決しちゃっていいの?」って。でも、今日まで散々土地探しに回る中で、自分たちの条件や予算も明確になっていた。だから、迷わずGOできましたね。



Q. これでようやく、念願の家づくりがスタートですね

【奥様】
はい。まずは暮らしインタビューで、カビに悩まされている家に来てもらいました。

【ご主人】
何度か引っ越しをしているし、そのたびに物を処分しているから、自分たちは荷物が少ない方だと思っていたんです。ところが、設計の児嶋先生と﨑山さんに見てもらったら「物が多いですね」って(笑)。それで、収納はたっぷり確保してもらいました。

Q. 勾配天井の家がご希望だったとか

【奥様】
勾配天井のOBさんのおうちを見せてもらったんです。もう、一目で好きになりました。

【ご主人】
そのOBさん宅は、最初、外観だけ見せてもらう予定だったんです。OBさんもお忙しいでしょうし、特にアポも入れず。その話を﨑山さんにしたら「僕も行きますよ」と言ってくれて、一緒に出掛けました。外観を見て帰ろうとした時、ちょうどその家のオーナーさんが外出から戻ってこられたんです。「それなら是非、中にあがって見ていって」と言ってくださって。

【奥様】
木の匂いがして、居心地がよくて、本当に素敵なおうちでした。OBさんと﨑山さんがとても楽しそうで、そんな様子を間近で見られたことも良かったです。

Q. かなりたくさんのOBさん宅を見学されたそうですね

【奥様】
そうなんです。どのおうちも参考になることがいっぱいで、インナーランドリーやスタディコーナーなど、たくさん真似させてもらいました。ステンドグラスも、それまでは全然興味なかったんですが、OBさんの家で見て「わ、可愛い!」って。それでうちも取り入れたんですよ。



Q. 間取りで悩まれたことはありますか?

【奥様】
キッチンの位置くらいですね。賃貸で住んだ家のうち、1つだけ背面キッチンの家があったんです。私としては背面キッチンが一番使いやすかった。キッチンに立っていて、振り返ったらテーブルがあり、お弁当を詰めたり配膳したり、何かと使い勝手がよくて。娘が一緒に料理をしたがった時も、テーブルがある時は一緒に楽しめました。カウンターの中だと狭くて危ないから、あまりお手伝いもさせてあげられなくて。キッチンに広々した作業台を作ってもらったから、これからは一緒にお菓子づくりも楽しめます。

Q. リビングと隣接の和室は小上がりではなく、フラットにされたんですね

【ご主人】
老後のことを考えてフラットにしました。布団が入る押入れサイズの収納を作ってもらったのもよかったですね。

【奥様】
子どもが風邪を引いた時なんかも、すぐにお布団を敷けるから便利です。一人で2階に寝かせるのもかわいそうですし。ここなら、安心できるみたいです。



Q. 建築現場にはよく来られていたんですか?

【奥様】
建築中の現場には週に何回も来ていました。タイルの貼り方にもこだわりがあったから、タイル職人さんと一緒に現場で決めさせてもらったんですよ。

【ご主人】
棟梁の方が気さくで、会うのが楽しみで仕方なかったです。僕たちが初めて構造見学会で見た家も、同じ棟梁の方がつくられた家だったんですよ。

【奥様】
一生懸命につくってくださる様子を見るほど、大事に感じますね。完成したら、もう会えなくなるのかと思うと、すごく寂しくなってしまって。



Q. ご両親はこの家を見て、なんとおっしゃいましたか?

【奥様】
父の叔父が大工さんで、実家も叔父さんと父が建てたんです。そんな父が、上棟を見に来てくれて、柱の数や基礎を見て「この家なら間違いない」と言ってくれました。

Q. 住み心地はいかがですか?

【奥様】
快適の一言ですね。真冬でも裸足で過ごせるくらい快適ですし、夏もすごく涼しい。近所のハイツに住む妹がしょっちゅう涼みに来ていました。

【ご主人】
子どもたちの友達が、なぜかみんなうちに集まるんですよ。休日は僕が二階に避難しないといけない時も(笑)

Q. この家で、一番好きなところはどこでしょうか?

【ご主人】
やっぱり広いリビングですかね。走り回っている子どもたちの姿を見ると、嬉しくなります。

【奥様】
そのまま床で寝てしまってる姿もね(笑)。私は、少しゆったりと幅を確保したトイレや、大きめの洗面台が気に入っています。使うたびにテンションがあがるんですよ。

Q. この家に住みはじめてから、何か変化はありますか?

【奥様】
ものすごく眠れるようになりました。もうね、のび太くん並みの早さで(笑)

【ご主人】
僕も本当によく眠れるようになりました。そのせいか、頭痛や腰痛が劇的に楽になりましたね。それまではしょっちゅう鎮痛剤を飲んでいたんですが。

【奥様】
今はよくうたた寝してるよね?

【ご主人】
元々、ちゃんと布団に入って寝るタイプだったから、うたた寝自体がなかったんです。今は、スマホを見てるつもりが、いつのまにか手に握ったまま眠ってしまっていたり。こんなことは、今までにはあり得なかった。

【奥様】
子どもたちも風邪をひきにくくなり、耳鼻科通いもずいぶん少なくなりました。



Q. これから家を建てる人に、ぜひアドバイスをお願いします

【奥様】
家を建てるなら、いろんな会社のいろんな家を見た方がいいですよ。見た目のおしゃれさより、もっと大事なことがある。家と健康って、本当に密接な関係にあるんです。

【ご主人】
基礎や構造、素材など調べずに建てるのは怖いことなんです。家は大きな買い物。だからこそ、値段だけでなく質を吟味することが重要だと思いますね。