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視界が広がっていく心地よい家

Q. 家を建てようと思われたきっかけを教えてください

【奥様】
息子が小4の頃、本格的に検討をはじめました。そろそろ自分の部屋をあたえてあげたいというのがきっかけです。それまで、兄と妹二人が同じ勉強部屋で、寝室は家族5人一緒。中学になるまでには建て替えようと考えていました。

【ご主人】
それまで住んでいたのは、私の祖父が遺してくれた築35年の家。結婚当初からここに住んでいたんですが、昔ながらの間取りで使いにくい部分もありました。



Q. どういった点で、使いにくかったのでしょうか

【ご主人】
1階に使っていない和室が三間あって、あとはキッチンとリビングが別々。2階は6畳が二間あり、子どもの勉強部屋と家族の寝室にしていました。

【奥様】
広かったけれど、使っている部屋が少なかったですね。1階はリビングとキッチンしか機能していませんでした。和室はすべて物置になっていて、ほとんどが子どもたちのおもちゃ置き場に。小さい頃からのおもちゃが溜まりに溜まっていましたが、置き場があるから捨てられないんですよね。



Q. 家づくりはスムーズにスタートしたのでしょうか

【ご主人】
息子が高学年になった時、PTAの役員をすることになり、家づくりは2年ほど中断しました。マイホーム実現は、予定より少し遅くなってしまいましたね。

【奥様】
でも、そのおかげでアイスタイルさんに出会うことができたんですよ。



Q. 量産ハウスメーカーは検討されなかったのでしょうか?

【ご主人】
住宅展示場に何度か足を運びましたが、とにかく営業攻勢がすごくて。アンケートを記入するのですが、そこに「土地付き一戸建てを建て替え予定」と書いた瞬間、豹変するんですよ。営業マンにべったり張りつかれて、帰ってからも、しょっちゅう電話があったり、家に来られたり。数社とコンタクトを取っただけで、もうイヤになってしまいました。モデルハウスも豪華すぎて、まるでピンとこなかったですし。

【奥様
私の実家が量産ハウスメーカーの家だったんです。私が社会人になってから建てたので、よく覚えていますよ。その時の印象が悪く、どうも量産メーカーで建てるのは気が進まないなと思っていたんです。



Q. どんな点で量産ハウスメーカーの印象がよくなかったんですか?

【奥様】
契約し、いざ設計に入ると、希望を言うたびにどんどん予算が上がっていくんです。たとえばベランダを少し広くするだけで、予算もぐっと上がってしまう。最終的にいくらかかるのか恐ろしかったです。



Q. 家自体は満足できるものだったのでしょうか?

【奥様】
いいえ。完成したばかりだというのにフローリングが隙間だらけ。明らかにおかしいレベルだったから結局やり直してもらったんですが、何度もこちらから連絡して、ようやく重い腰をあげるような有様。テレビでCMをしているような会社でも、やっていることがこれでは、どうしようもない。知名度だけで依頼先を決めるのは怖いなと思いました。家の完成度にも、その後のフォロー体制も不満が残りましたから。



Q. アイスタイルとの出会いは何だったのでしょうか?

【奥様】
近所で完成見学会があるとチラシが入っていたんです。デザインもそうですが「見えないところまで自然素材」という文言に惹かれて。お話が進んでいる別の工務店もあったんですが、見に行ってみるだけ見に行こうということになりました。



Q. 見学会に参加された時の印象や思い出を教えてください

【奥様】
木の香りが印象的ですね。下の娘がニオイに敏感で、量産メーカーのモデルハウスにいくと「臭い」っていうんですよ。

【ご主人】
そう、それでモデルハウスに入る直前に「臭いって言ったらだめだぞ」って、念押ししていました(笑)

【奥様】
アイスタイルさんの家は「いいなあ!でも、高いんだろうなぁ・・・」というのが最初の印象。2回目が﨑山さんのおうちの見学会で、そこで井上社長と会ったんです。家のことをたくさん教えてくれました。使ってはダメな素材はどんなものか、他の国では禁止されている素材も日本ではその多くが野放し状態であること、などなど。いい家を建てたかったら、自分たちでしっかり勉強しないといけないんですね。

【ご主人】
かなり長い時間、話し込んだ記憶があります。売り込むという感じがまったくなくて、「せっかくの家づくり、間違えないようにしてください」と言ってくれました。一緒に来ていた子どもたちものんびりしていて、私たちもゆっくり長居できました。こんなことは、それまであまりなかったんですが。



Q. その後、資金計画セミナーに参加されたんですね

【ご主人】
見学会で興味を持った私たちに、ファイナンシャルプランナーの先生による資金計画セミナーを勧めてくれました。「うちで建てるにしても他社で建てるにしても、予算をしっかり把握しておくことは、きっと役に立つと思います」と言ってくれたんですよ。

【奥様】
自然素材の家に住みたいと心に決めてはいたものの、やはり高いという印象があって「私たちに建てられるの?」という不安が常にあったんです。毎月のローンはもちろん、家を解体して更地に戻す工事費や仮住まいの費用、子どもたちの教育資金まで、すべてをカバーした資金計画を立ててくれて。これなら建てられるかもと、はじめて具体的に考えられるようになりました。



Q. 最終的にアイスタイルを選んだのは、どんな点ですか?

【奥様】
アイスタイルさんは、見えないところまで全部、自然素材を使ってくれる。オプションなしで、全てが自然素材。そこが他の会社とは違う点です。そして、その家をいくらで叶えられるのか、緻密な計画と予算を出してくれたことでしょうか。

【ご主人】
そういうこと全て含めて、会社の姿勢、井上さんの人柄ですね。ものすごい営業攻勢をかけてきた会社とは違って、本当のことを言ってくれる。この人なら、というのがありました。

Q. 間取りの希望はどういったものがありましたか?

【ご主人】
子どもたちの個室と夫婦の寝室、広々したLDK、あとは仏間のある和室をつくることと、収納をたくさん確保すること。

【奥様】
それに家事動線。特に洗濯の動線ですね。洗って干して仕舞う、その一連の流れがスムーズになれば、どんなに楽か。今までの家は、洗って干すだけでも、あっちに行ってこっちに行ってとムダな動きが多かった。共働きだから、ここは絶対にこだわりたかったんです。



Q. 間取りの工夫、アイスタイルからの提案はどんなものがありましたか?

【奥様】
勝手口を入ると、そのまま洗濯スペースになっているんです。土間に流し台を作ってもらったから、汚れがひどいものはそこでさっと水洗いして洗濯機へ。室内干し用のバーも備えていて、洗濯が終わればその場で干すことができるんです。壁の漆喰が湿気を吸収するからか、夜洗ったものが朝乾いていることもあるんですよ。室内干し特有の臭いもまったくしませんし。もちろん、外に干すときは勝手口からすぐに出られます。洗濯スペースに隣接させて、家族全員の衣類を仕舞うクロゼットをつくってもらいました。入浴時もそこから着替えを持っていけますし、あちこちに分散しないから服の管理もしやすい。とても気に入っています。

【ご主人】
ぐるぐると回遊できる間取りもアイスタイルさんからの提案。行き止まりがなく、動きがスムーズなんです。リビングから一続きの中庭も提案してもらって、視界が広がっていく心地いい住まいになりました。

【奥様】
娘が二人いるので、洗面台は二人が並んでも充分な広さを提案してくれました。娘たちが中高生になる頃には「やっぱり広くしておいてもらってよかった~」って、きっと思うと思います(笑)



Q. デザインの希望はどんなものがありましたか?

【奥様】
デザイン面はお任せした部分が多かったですね。可愛らしい感じにしたかったんですが、アイスタイルさんは、そういうお家をたくさん手掛けていて引き出しが多い。漠然としたイメージを汲み取って、デザイン、機能、価格、すべてを吟味して提案してくれました。たとえば、システムキッチンと食器棚はセットで入れたように見えますが、実は別々のメーカーのもの。リビングからの見栄えと日々の使い勝手、価格面を考えて、提案してくれたんです。

【ご主人】
見学会で参考にさせてもらった部分も多いですよ。梁を見せる天井もそうですし、1枚板のカウンターも見学会で見たことがきっかけ。井上さんと銘木店にでかけて、これという一枚を選びました。プランが始まってからもできるだけ見学会に参加して、いろんな家を見せてもらいました。



Q. 工事が始まってからは、現場を見に行かれましたか?

【ご主人】
はい。毎日の日課でしたから(笑)。仕事に行く前に現場に寄って、進み具合を見るのが楽しみで。W配筋のがっちりした基礎を見慣れてしまって、よその家の基礎工事を見てびっくりしたことも。それくらい、しっかりした基礎にしてくれていました。

【奥様】
量産メーカーで建てた時は、建築現場を見に行くと「ここには入らないでください!」と、明らかに迷惑そうにされたことも。何か隠してるのかな?って、不信感が募りました。アイスタイルさんはいつ行っても歓迎してくれるんです。毎回、子どもたちも一緒に行っていましたが、危ないところだけ先に教えてくれて、どこでも自由に見せてもらいました。



Q. 上棟の日は、あいにくの雨で延期になったそうですね

【ご主人】
雨で日程が変わったため、出張で立ち会えなかったんです。でも、井上さんが上棟の様子を写真に撮って、マメにメールをくれました。10枚以上は送ってくれましたかね。時系列で見ることができて、楽しかったですよ。離れていても、きめ細かい対応をしてくれるし、なにより井上さんは120%信頼できる。不在でも心配になることは皆無でした。

【奥様】
上棟をした後、柱に家族でメッセージを書き込んだんです。雨で延期になったおかげで2階の床ができていて、子どもたちは2階の柱にお願いごとを書いていました。その一つが「犬を飼いたい」。で、今、我が家には犬がいるという訳なんです(笑)



Q. 井上社長の対応で印象に残ることは

【奥様】
タイルのサンプルを取り寄せてもらったんですが、思い描いていたのとちょっと違っていて。でも、私がお願いした通りのものだったし、もう少しじっくり見てみようと、その日は持ち帰ったんです。次の打ち合わせに行った時「あのタイル、ちょっとイメージと違いましたよね?」と、別のサンプルを取り寄せてくれていました。井上さん曰く、サンプルを受け取った時の私の表情が、ほんの少し曇ったそうで。でも、それを見逃さずにいてくれるっていうことがすごいですよね。

【ご主人】
井上さんは、家の部分ごとに完成イメージ図を描いてくれるんです。打ち合わせの中で変更があれば、すぐにその図も描きなおして送ってくれる。今日話したことが翌日には図になっているような素早さで、一体いつ寝てるんだろう?と不思議になるくらい。私もものづくりの仕事をしているんですが、設計図や完成図を描きなおすことは、すごくパワーの要ることなんです。それを厭わずやってくれる。もっと言うと、楽しみながらやってくれる。自分もこういう姿勢で仕事をしなければ、と感化されることが多かったです。



Q. 家が完成した時のお気持ちは?

【ご主人】
パースで描いてもらっていた完成図そのままの家が目の前に建っている。何か信じられない気持ちになりました。

【奥様】
本当にこんな家に住んでいいのかな?って、夫婦で顔を見合わせて、びっくりするような感じでした。



Q. 住んでみて驚いたことを教えてください

【奥様】
いっぱいありますよ(笑)。まず結露がない。今までは何度拭いても拭ききれないくらいベシャベシャで、本当に重労働でした。今は完全に解放されました。

【ご主人】
ニオイがないことも驚きましたね。入居してすぐに焼肉をしたんです。「せっかく新しい家なのに、汚れてしまう」と言う妻の反対を押し切って(笑)。で、やってみたらニオイも全然残らない。これからは思う存分、家で焼肉ができます!

【奥様】
冬の暖かさは感激でした。私は寒がりだから、ファンヒーターのそばから離れられないんです。でも今年は、朝タイマーをセットしておけば、すぐに暖まる。断熱のよさは、これからずっと感謝し続けるでしょうね。光熱費の面でもありがたいです。

【ご主人】
初めての夏を迎えていますが、カラッとしているから快適で。暑さの種類が違うのかな。風の通り道が家中にあって、窓を開けていると、本当に涼しい。無垢の床にごろんと横になると、そのまま寝てしまうほど(笑)

【奥様】
想像以上だったのは遮音性能です。外で雨が降っていても、その音が聞こえないくらい。家でピアノを弾いても音が外に漏れないし、家の前が交通量のある道路なのに、とても静かなんです。同じ敷地に建っているので、その差ははっきりと実感できますね。



Q. 光熱費はどのくらい変わりましたか?

【奥様】
今までの家が、ガスボイラーと電気代合わせて2万円弱。仮住まいの一戸建てはプロパンだったのもあり、ガス代だけで1.7万円、電気代が1.5万円ほどかかって、月に3万円超え。7か月間とはいえ、大変でした。今は光熱費すべて込みで1万円ほど。空調を使うこともほとんどないので、毎月こんな金額です。かなり楽になりましたね。



Q. ラジエントヒーターはいかがですか?

【奥様】
火を消してもじんわりと熱が続くのがいいですね。うちの子どもたちは、目玉焼きの焼き加減の好みが全員違うんです(笑)。で、半熟のところで火を止めて、あとは時間差で好みの焼き加減になるまで待つだけ。ちょっとしたことですけど、朝の忙しい時には助かりますね。みんなの希望を聞いてあげたいけど、今までは、なかなかそうもいかない状況でしたから。



Q. 家が完成してからの暮らしの変化はありますか?

【奥様】
娘がピアノの練習をよくするようになりました。無垢の木だけでできている家は、すごく音の響きがいいんです。引っ越しでピアノを動かしたから調律師さんに来てもらったんですが、音の広がり方にびっくりしていましたよ。

【ご主人】
私は花粉症がかなり楽になりました。そろそろ時期だなと思って、「いつピーク来るのかな」と思ってるうちに、花粉シーズンが終わっていて。毎日暮らす家によって、ここまで変わるものなんですね。

【奥様】
家事の時間が大きく短縮できるようになりました。洗濯待ちで、寝るのが遅くなることももうありません(笑)。上の子が部活をしていて洗濯物は多いですが、主人が洗濯機をもう一台買ってくれて、今では一気に洗って、一気に干してしまいます。おかげで、自分のことをする時間の余裕も持てるようになりました。

【ご主人】
残業が多く、なかなか早く帰れないから、家事を手伝うことも難しいんです。この家に住みはじめてから、妻の負担が減ったことが目に見えて分かる。私も本当に嬉しいです。



Q. これから家を建てる方にアドバイスをお願いします

【ご主人】
ウソのない会社に頼むこと。疑ったり、心配したりすることにパワーを使い続ける家づくりはしんどいですから。そこを間違わなければ、きっとうまくいくと思います。

【奥様】
井上さんもおっしゃっていますが「家づくりは、勉強が大事」。知名度があるから安心だと思い込むんじゃなくて、自分たちの目で確かめて、信頼できる会社にお願いすることが一番だと思います。