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ひとつ屋根の下に機能的な空間と遊びの空間がある家

Q. 「家を建てるきっかけを教えてください」

【ご主人】
築33年の実家を2世帯住宅に建て替えました。結婚して5年ほど社宅に住んでいたんですが、妻の妊娠が分かり、ちょうどいいタイミングだと思って決意。実家のそばに家を建てることも考えたけど、女手一つで育ててくれた母に、親孝行も兼ねて、建てることにしたんです。

【奥様】
私も仕事をしているので、なかなか夫と休みが合わなくて。産休中でもないとじっくり動けないし、時期的にもぴったりでした。



Q. 「どんなことから家づくりをスタートされたんですか?」

【奥様】
もともと住宅展示場を見学するのが好きでした。行ったらQUOカードとかもらえるし、見に行こうか?くらいの軽い感じでしたけど(笑)。いつまでに引っ越したいという期限もなかったから、本当に気楽なものですよ。その頃、夫はあまり積極的ではなかったですが。

【ご主人】
ああいうのに行くと、売り込まれるから気が進まなかったんです(笑)



Q. 「アイスタイルを知ったきっかけは?」

【ご主人】
会社の上司が家を建てて、担当が井上社長だったんです。「あの人だったら間違いないよ」と言われて。それで、見学会に行きました。もともと自然素材の家に興味があったし、木が好きだったから、すぐに気に入りました。ログハウスみたいな雰囲気で、大きな梁が見えている家が希望だったんです。でも妻の方は、まったく違う家を望んでいたんです。



Q. 「奥様はどんな家が好みだったんですか?」

【奥様】
住宅展示場で見たような、スタイリッシュな感じの家が希望でした。いろんな量産メーカーでも話を聞いていて「ここはこんなクロスを選べばかっこいいですよ」なんて営業トークをされていたから、すっかりその気になっていたんです。漆喰は白しかないし、選べないからつまらないな~と。木の家が好きだった訳でもないですしね。

Q. 「アイスタイルとのファーストコンタクトは構造見学会だったんですよね」

【ご主人】
はい。骨組みだけだったけど、木の匂いがして、いい感じでしたね。井上さんやスタッフさん方に会った感触もよかったし。

【奥様】
私はまだまだ懐疑的でした。でも、その時に聞いたお話は、家づくりの概念を覆すような衝撃はありました。



Q. 「どんな点で衝撃だったんですか?」

【奥様】
たとえば、今はどこの会社でも太陽光発電を薦められるし、環境にもよさそうだから入れようと思っていたんです。でも、井上さんはきっぱりと「必要ないです」と。漆喰の壁が調湿すれば、体感温度はずいぶん快適になる。しっかりとした断熱があれば、一年中、気持ちよく過ごせるから、エネルギーに頼りすぎない家を建てられる。それこそが本当に環境にいい家だと。

【ご主人】
とある量産メーカーの営業マンは「当社の家は、24時間、換気・空調しているから快適ですよ。太陽光で発電した電気代でまかなえるから、光熱費ももったいなくないんです」と。でも、なんだか違うな~と思ったんです。


Q. 「納得いかなかったんですね」

【ご主人】
電気を使って無理矢理快適にする、というのがどうもね・・・。締め切った家でエアコンをかけて快適にするより、外からの風を取り込んで快適な方がいい。某メーカーなんて、網戸がオプションだったんですよ。窓を開ける必要がないから、と。窓も開けられない家で暮らすのは、なんだかなあと。床暖房は確かにあったかいかもしれないけど、空気が乾燥して、ずっと加湿器をつけていないといけなくなる。そのせいでクロスがはがれて・・・では、意味がないですよね。結露もひどくなるし。

Q. 「展示場を見た後、営業攻勢はありましたか?」

【奥様】
「いつ頃建てるんですか?」とか、「今月中に決めてもらえたら、安くなりますよ」といった言葉で迫られましたね。

【ご主人】
試しにプランを依頼してみたら、どこにでもあるような設備のカタログを見ながら選ばされて。「ほら、楽しくなってきたでしょ?楽しいでしょ?」と何回も聞いてくる営業マンがいて、あれはちょっと引きました(笑) 「え・・・。ぜんっぜん楽しくないけど・・・?」みたいな(笑)

Q. 「その後はどういった動きを?」

【奥様】
構造見学会に行ったあとに出産したので、しばらく家づくりは中断していました。一段落した5月に、改めて完成見学会に行って。こんな家があるんだと感動したんです。でも、そこで決めてしまうのは、ちょっと早いんじゃないかって気もしていて。家は一生に一度の買い物。失敗したじゃ済まない。その頃は、まだまだほかの会社とも比較検討していました。



Q. 「どんな会社を検討していたんですか?」

【奥様】
量産ハウスメーカー系と工務店です。いろんな会社がありましたよ。兵庫県産の木材を使っているところとか、アイスタイルさんのように自然素材を謳う会社とか。

【奥様】
断熱がすごいと言っても外貼りの断熱ボードだけだったり、自然素材と言っても1階だけが珪藻土で、2階はクロスだったり。どこももうひとつ、といった感じで。

【ご主人】
あちこちの見学会に参加しましたが、帰ってくると、ものすごく疲れてしまうんです。もうぐったり。それが、アイスタイルの見学会だけはぜんぜん疲れなくて、「これはもしかしたら、何か違うのかな」と。

【奥様】
そうそう。「次にアイスタイルの見学会に行ってみて、その時も疲れなかったら、絶対、何かある!」なんて言っていて。

Q. 「実際に次の見学会に参加して、どうでした?」

【ご主人】
夜勤明けに見学会に行ったんですが、却って元気になるくらいでした。夜通し働いて、見学会に行って、そのまま石川県の妻の実家まで車を運転して出かけられた。「この気持ち良さ、元気になる感じって何なのかな~?」って。真夏の、窓を閉め切った見学会も印象的ですね。8月に窓も開けず、エアコンもいれない見学会ですよ。さすがに夏だから、涼しいわけじゃないけど、社宅で感じていたようなじっとりした暑さがないんです。社宅では5月くらいからエアコンをつけていて、真夏はそれこそ24時間運転。だから余計にびっくりしましたね。

【奥様】
私は主人ほどの違いは感じられなかったけど、アイスタイルさんの見学会は、なぜかいつも長居していました。気がつくと「あ、もうこんな時間」ということが多かった。ほかのところでは、せいぜい1時間程度しか居ないんですけどね。

Q. 「お母様は、その頃はどう見ておられたんですか?」

【お母様】
息子があまりにもアイスタイルさんを気に入っているから、お嫁さんと「これはちょっとブレーキをかけないとね」と話していたんです。「これだ!」となると、のめり込みやすいタイプですから(笑)

Q. 「お母様の、アイスタイルの第一印象は?」

【お母様】
最初の見学会に参加した後、スタッフさんがうちを訪ねてくれたんです。でも、売り込みにこられても困るし、玄関先で息子が対応しました。家に上がってもらったのは、2回目に来てもらった時でしたかね。息子が楽しそうに話しているのを見て、やはり、人と人とのご縁もありますし、いい出会いだったんだなと。だんだんとお嫁さんの方もアイスタイルを気に入るようになって。私としては「2人が気に入って決めたのなら」という感じでした。



Q. 「奥様は、アイスタイルをいつ頃からいいと思われていたんですか?」

【奥様】
何度も見学会に参加するうちに、ですね。構造見学会、完成見学会、バスツアーなど、いろいろと行きました。少しずつ勉強しながら家づくりが分かってきて。子どもの健康のことを考えた時、どんな家がベストなのか。クロスの色を選ぶよりも大切なことがある。30年後のメンテナンスがどうなるのか、そこまで考えたこともなかったですし。もしこういう機会がなければ、何も知らないまま家を建てていたと思います。



Q. 「間取りはスムーズに決まったのでしょうか?」

【ご主人】
2世帯ということで、かなり時間はかかったと思います。夫婦での意見の違いもありますし、親世帯子世帯での希望も違う。間に入ってくれたスタッフさんは大変だったと思いますよ。


【奥様】
間取りも8回くらいは描いてもらったと思います。うまい具合に、どちらの意見も取り入れながら折衷案を出してくれる。スタッフさんがいなかったら、この家はできていません。

Q. 「完全分離型の2世帯住宅にされたんですね」

【お母様】
最初は水回りや玄関を分けて、お風呂だけ共用にしようという案もあったんです。でも、やっぱり時間が重なってくるとストレスになるかも知れないので。扉一つで互いに行き来できるけれど、生活のリズムはそれぞれの思う通りにできる。この間取りにしてもらって、よかったですね。



Q. 「間取りのこだわりは?」

【ご主人】
親世帯は機能性を重視した間取りにしてもらいました。水回りへの動線もスムーズにして、収納もたっぷり確保して。子世帯は逆に、思い切り遊べる空間を目指しました。どうやったら「遊べる」か。

Q. 「間取りで悩んだ点などはありましたか?」

【ご主人】
最初のプランでは、3階建にして、2階と3階の間に吹き抜けを作ろうかと思っていたんです。大きな吹き抜けは憧れでしたしね。でも、そうなると構造用の合板を使わなければいけなくなって、100%天然素材のアイスタイルの家が台無しになってしまう。それで3階建ては諦めました。最終的に2階建にはなったけど、大きな梁が渡る勾配天井にしてもらって、吹き抜けのイメージを別の方法で叶えてもらえました。広々した小屋表収納をつくることができましたしね。

【奥様】
この小屋表収納は6畳ほどあって、しばらくしたら子どもの秘密基地になる予定。年を取ってからは収納するスペースにも使える。先々のことまで考えてプランを提案してもらえたのがよかったです。

Q. 「アイスタイルでの家づくりの魅力は?」

【ご主人】
建ててもらう側、建てる側という区別なく、一緒に悩んで、一緒に喜んで作り上げていけるところですね。

【奥様】
細かなところまでしっかりフォローしてくれるし、遅くにメールをしてもすぐに返信してくれる。仕様が決まってから、やっぱり変更したいなんてことも多々あったけど、いつも快く対応してれました。本当に、頭が下がる思いです。

【お母様】
家もいいけれど、やっぱり一番は人の魅力。スタッフさんも、もちろんお仕事でされていることでしょうけど、遅い時間に来てもらってもイヤな顔ひとつしない。いつ会っても誠実に接してくれる。今では息子夫婦の友達のような感覚ですね。




Q. 「今でも交流が続いているんですか?」

【奥様】
はい。家づくりを通して、本音で濃密な付き合いができたからこそ、建てた後もずっと関係が続いていく。この夏、スタッフさんの実家がある石垣島に旅行をしたんです。出掛ける前にスタッフさんにその話をしたら「ぜひ、僕の実家にも寄ってくださいよ」と言ってくれて。それで、本当に会ってきました、お父さんに(笑)「マンゴーのおいしいお店、知りませんか?」って聞いたら、マンゴー農家の方のところまで連れていってもらって。もう、親子でサービス精神満点(笑)。こういう関係が持てる会社って、なかなかないと思います。


Q. 「家を建ててよかったと思う時は?」

【お母様】
孫の保育園の送り迎えは私がしているんですけど、息子夫婦が遅くなった時でも、同じ家で見ていられるから安心なんです。遅くなってもドア一つですから。孫ものびのびしていて、気に入ったおもちゃを忘れたらすぐに取りに帰れますしね。それに、毎日、孫の可愛い顔が見られる。こんな幸せはないですよ。

【奥様】
保育園は18時までなんですが、仕事の都合でどうしても間に合わない時もある。お母さんがそばにいてくれることで、どんなに助かっているか。この家に住むようになってから、子どもが家中を走り回るようになって、それもすごく嬉しいですね。1歳半くらいまで社宅にいたんですが、あっちも危ない、こっちも危ないで、思う存分走り回ることなんてできなかったですから。もともと子どものために建てたいと思ったこともあり、心から、良かったと思う瞬間ですね。


【ご主人】
子どもが汗をかいて走っていたり、無垢の床に顔をつけて遊んでる姿を見ると、建ててよかったなと思いますね。



Q. 「この家のどこが一番気に入っておられますか?」

【ご主人】
僕は・・・全部ですね。間取りや仕様も全部自分たちが選んでいるし、照明器具の一つひとつ、クロゼットの取っ手まで何もかも、探したり、迷ったり、選んだ思い出がある。どこを見ても、愛着ひとしおなんです。

【奥様】
この家の何がいいって、家事の時間短縮ができること。洗濯物も部屋干しでカラッと乾くから、夏なんて仕事から帰って夜に洗濯しても、翌朝には乾いてるんですよ。漆喰壁の調湿力はすごい。ラジエントヒーターと生ゴミディスポーザーのあるキッチンは、特にお気に入りですね。快適な上に、家事もスムーズになるなんて。


Q. 「キッチンカウンターの一枚板、立派ですね!」

【ご主人】
僕と妻は、いつも選ぶものが違って衝突することも多かったんですが、この一枚板は、はじめて二人同時に「これ!」と指差したものだったんです。ウォールナットでちょっと値段はしましたけど、記念に選びました(笑)



Q. 「家が完成した時のお気持ちは?」

【お母様】
最初は2世帯住宅なんて無理なんじゃないかと思っていたんです。敷地も狭いし、ここに車を3台置くなんて、そんなスペースもないですしね。それがアイスタイルさんのおかげで、すべて希望を盛り込んで現実になっている。なんだか不思議な感じですね。

【ご主人】
鍵を渡された時、涙が出そうになりました。嬉しいのはもちろんなんですが、寂しくなって。もう家づくりが終わってしまうのか、と。アイスタイルさんとの家づくりは本当に楽しかったですから。



Q. 「大満足の家づくりですね」

【ご主人】
家って3回建ててようやく満足いくものになるってよく言うじゃないですか。僕はこの1回でそれを実現させた。とても幸せなことだと思います。ここをこうしておけば良かった、というのが一つもないんですよ。あ、ひとつだけあった!小屋表収納の窓をもっと大きくしておけばよかった。加古川花火大会の夜に小屋表収納に上がってみたら、とてもよく見えたんです。2階建てだけど、実質3階建てくらいの高さがあるから、しっかり見えるようになっていたんですね。今までの家で見えなかったから、これは盲点でした。見えるって分かってたら、もっと大きな窓にして、小さなカウンターでも付けてもらったんですが。でも、今の窓でも見えるから、来年からは楽しみますよ



Q. 「住み心地は?」

【奥様】
なんといっても木の足触りがいいですね。あんなに「木の家なんかイヤ」って言ってたんですが、体感に勝るものはないという感じです。実家から私の両親が遊びに来た時も「こんな気持ちいい家が近くにあったら、毎日でも来てしまう」と言っていたくらいなんですよ。

【ご主人】
僕は釣りが趣味で、本来はアウトドア派なんですが、建ててすぐの頃は外に出るのがイヤになってしまって。『大変です!僕、家から出られません!!』ってアイスタイルさんにメールしたくらいなんですよ(笑)

【お母様】
今までの家よりも、ずっと静かになりました。断熱がよく、夏が涼しかったのはもちろんですけど、音にも効果があるんですね。台風の時でも外の風の音が聞こえない。これはびっくりしました。それに、木の匂いがするのもいいですね。毎日住んでいると慣れてしまって分かりにくくなるんですが、お友達が来た時なんかは「いい匂い」と言ってくれます。



Q. 「生活で変わったことはどんなことですか?」

【奥様】
ラジエントヒーターのおかげで、料理が断然、おいしくなりました。見学会の時にラジエントヒーターで焼いたハンバーグを食べさせてもらってその威力は経験済みでしたけど、毎日使うようになって、さらに実感しています。ご飯もお鍋で炊いていますが、味がぜんぜん違う。普通のお米が高級ブランド米に匹敵する味。これは、本当に、本当なんです!!お米の艶からして違いますから。2~3合でも13分くらいで炊けるから、タイマーセットする時以外、炊飯器の出番も少なくなりました。ラジエントヒーターで作ると、何もかもあまりにも美味しいから、今度友達を呼んで、ご飯を食べるパーティーを計画しているくらい。生体エネルギーって何?って言われても形がないし答えづらいけど、この美味しさは説得力があります。



Q. 「家づくりをされる方にアドバイスをするとしたら?」

【奥様】
私のママ友2人が今、アイスタイルさんで家を建てているんです。アドバイスじゃないですけど「建てる前に知っておいた方がいいことってあるから、今度話すね」って言って。最初の頃の自分の無知ぶりを思い出すと怖くなるから、つい、いろいろ話してしまうんですよね。かといってセールスみたいに思われるのもイヤだから「まずはいろんな会社を見て」、と言っています。そうやっていろんな会社を見ながら、自分たちが家に求める要素を見極めることが大事だと思いますね。子どもの未来のことでもありますしね。

【ご主人】
素材、価格、デザインなど、家にはいろんな要素があるけれど、自分たちが大事にしたいものは何なのか。住み始めてからのこと、何十年も先の将来のことまで考えてくれる会社と家づくりをした方がいい。それは自信を持って言えることですね。僕の場合「体感を信じて家づくりをしてよかった」ですね。