
自然の光と風をふんだんにとり入れた家

Q. 「家づくりをはじめたきっかけを教えてください」
【奥様】
子どもが生まれ、幼稚園に入る頃には家を建てたいと考えはじめました。祖母が持っていた築45年の一戸建てに住んでいたんですが、小学校も遠いし、通学路も交通量が多くて。それで、学校近くに家を建てたいと考えるようになったんです。
Q. 「家づくりはどんなことからスタートされたんですか?」
【ご主人】
まずは住宅展示場に足を運んだり、本や雑誌を見て情報収集をはじめました。
【奥様】
息子も1歳になったばかりでしたし、まだまだ時間はあるから、じっくり勉強しようと焦りはなかった
ですね。
Q. 「住まいに対してどんな希望をお持ちだったのでしょうか?」
【奥様】
幸い、息子にはアレルギーなどはまったくなく、建材に関しても特に気にしていませんでした。
でも、シックハウスのことなどを勉強していくうち、やはり健康に暮らせる家でないと意味がないと思うようになって。今は何もアレルギーがなくても、長い間暮らしていたら、どんな影響が出るか分からないですから。
【ご主人】
何も知らなかった頃は「サイディングの外壁、キレイでいいね」なんて言ってたんですよ。
今から思えば、知らないって怖いなと思いますけれどね。


Q. 「家づくりはどんな風に進んでいったんですか?」
【奥様】
まずは見学会に来てみては?とアイスタイルさんが誘ってくれました。
それで早速、バスでOBさん宅を回るツアーに参加したんです。実際に住んでいる方のおうちを見に行ったら、木の匂いがいっぱいで。素直に「こんなおうちに住みたい」と思いました。
【ご主人】
量産メーカーのモデルハウスもたくさん見たけれど、こんなにも木の香りに溢れた家は一つもなかった。やはり本物の木の家はいいな、と。とはいえ、その頃は土地もまだ決まっていませんでしたから、まだまだのんびりしたものでしたけど。
Q. 「アイスタイルに惹かれていったのはどんな点ですか?」
【奥様】
バス見学会に参加した後、崎山さんと井上社長から、それぞれ手紙が届いたんです。
しかもすべて直筆で。びっくりしたし、すごく嬉しかったです。
【ご主人】
実はもうこの頃からアイスタイルのファンになりはじめていて、きっとお願いすることに
なるんだろうな~って夫婦で話していたんですよ(笑)。

Q. 「その後、本格的に土地探しをはじめられたんですね?」
【奥様】
住みたいエリアで売り土地が出ていないか、毎日子どもと散歩がてらに見ていました。
その頃、崎山さんからも周辺の土地情報を集めた資料を頂いて。建てるのはまだまだ先なのに、こんなに色々してくれて、と嬉しかったですね。
Q. 「5年後の予定で動きはじめて、1年後には自宅完成とは、急展開ですね」
【奥様】
土地が見つかったことが大きかったです。
ある時、駐車場だった土地を見て「こんな土地が理想的だな~」とふと思い、駐車場の管理会社に電話をしてみたんです。売る予定がないかを。そしたら「ちょうどこれから売りに出すところです」と言われて。南東の角地で、本当に理想通りの土地。ものすごくびっくりしました。
Q. 「その先はとんとん拍子に?」
【ご主人】
はい。土地を契約し、更地で引き渡されるまでに3か月ほどあり、その間にアイスタイルさんと契約しました。


Q. 「アイスタイルに依頼した決め手はなんだったんでしょうか?」
【奥様】
情熱的で、自分の仕事に自信を持っている。そういう人に頼まないと、いい家にはならないと思うんです。アイスタイルさんに頼んだら、必ず最高のものを提案してくれる。
そう確信できる会社だったから依頼を決めました。
【ご主人】
自然素材を扱う会社も今は多いですけど、アイスタイルさんは細部まで全部自然素材。骨の髄まで自然素材にこだわっている会社です。ここ以上にこだわっている会社はないと思う。造る家がいいのはもちろんのこと、会社が良くて、人もいい。誠心誠意やってくれる。いくつも見学会に参加して、OBさんとの関係のよさを見る中でそのことが分かったから、依頼に当たっての迷いはなかったですね。
Q. 「外観や間取りでこだわられた点は?」
【奥様】
実のところ、こだわりは全くなかったんです。希望といえば、リビングと一続きの和室が6畳ほしいこと、収納は多めにつくってほしいこと、玄関は光がたっぷり入る明るい空間にしたいということと、キッチンから子どもが遊ぶ様子が確認できて、リビングにはダウンライトを入れたい。本当にこれくらいです。

【ご主人】
で、そのすべてを叶えてもらえました。何も言うことないくらいに満足しています。希望らしい希望も言っていないのに、理想以上の家になったことが驚き。アイスタイルさんからしたら、お任せお任せで大変だったかも知れませんが(笑)。


Q. 「アイスタイルからの提案で特に印象に残っていることは?」
【ご主人】
家中、ほとんどすべて提案されたといっても過言ではないくらいですが、特に印象に残っているのはトイレにある無垢杉の一枚板で造作されたカウンター。これも崎山さんからの提案です。一緒に銘木店まで板を選びに行ったんですが、直感ですぐに決まりました。何もこだわりがなかった私たちを、本当にうまくリードしてくれましたね。今ではこのカウンター、すごく気に入ってるんですよ。


Q. 「打ち合わせ中で、印象に残っていることは何ですか?」
【ご主人】
崎山さんのレスポンスがとにかく早いんです。どんなことを聞いても、素早く的確に返事をくれる。家づくりのプロセス全体を通して、すごく安心感がありました。

【奥様】
週末に打ち合わせに行くと、必ず数日後に崎山さんからの手紙が届くんです。毎回、直筆で。これが本当に嬉しくて。いつのまにか、打ち合わせがあった翌週の火曜日はポストを見るのが楽しみになってしまったくらい(笑)。全部で20通弱はもらったんじゃないかな。すべてきちんと保管してあります。どれも思いがこもった大切な手紙だから。
Q. 「家づくりに対する周囲の方の反応はいかがでしたか?」

【奥様】
上棟式の時に父が来て、私たちの家を絶賛してくれたんですよ。「こんなに太い柱を使うのか~。すごいな」と。それに、外はもう真っ暗になっているのに職人さんたちは最後までしっかりと屋根のシートを掛けていってくれて。どんなに遅くなってもキッチリと妥協なくやってくれる。「こういう会社に頼むなら安心だ」と父が言ってくれたのが一番嬉しかったですね。


Q. 「着工中は現場に行かれていたんですか?」
【ご主人】
はい。家が完成するまで、現場にはほぼ毎日通っていました。基礎ができた時、なんだかすごく小さい家になった気がして「本当にこの大きさで良かったのかな」と不安になったのを覚えています。
でも、家が実際に完成し、家具が入って、毎日生活してみたら、使い勝手のよい完璧な大きさ。
さすがプロですね。

【奥様】
それに、現場の雰囲気が良くて、近所の人からも評判が良かったんですよ。「いい家ができてるね」とか「この前、職人さんとしゃべったよ」とか、声を掛けてくださる方もいて。工事の時から職人さんや崎山さんが周囲の方に気配りしてくれたおかげで、越してきてからもスムーズに馴染むことができました。こういうきめ細かい気遣いこそ、アイスタイルさんの神髄なんだと思います。学校から帰る途中の子どもたちの中にも大工さんのファンがいるくらい(笑)。それくらいフレンドリーで、ありがたかったですね。今でも通りすがりの子どもに声をかけらえる時があるんです。「この家いいね~ってお母さん言ってたよ」なんて言う子もいて。通りすがりの人にまで、いい家だと言ってもらえるのは誇らしいですし、嬉しいです。


Q. 「完成した家と対面した時の感想は?」
【奥様】
第一印象は「お城みたい!」。真っ白な外壁がまぶしくて、美しくて、そう思ったんです。プランや建築途中の家は何度も見たけれど、やっぱり実物はいいなと思いました。
【ご主人】
うちの外壁は真っ白ですが、塗り壁が汚れをつきにくくしてくれるから、メンテナンスは手間いらず。
だからこそ、こんな真っ白な壁を選ぶことができたんです。
妻が言う通り、お城みたいな家ができました(笑)。
Q. 「実際の住み心地はいかがですか?」
【奥様】
やはり自然素材はいいですね。この手触り、足触り。幸せな気持ちになりますよ。
いい素材を使った家だから、これからも愛着を持って大事にしていきたいです。
【ご主人】
住んでみて一番驚いているのが、家の中の暖かさ。3月に入居したから寒さのピークは分かりませんが「家ってここまで性能あげられるのか!」と感動しました。OBさんのお宅に行って、気持ち良さは体感していたけれど、住んでみると、もっともっと感動することが多い。布団一枚、要るか要らないかくらいの違いがあります。


Q. 「遊びに来たお友達は、どんな反応をされますか?」
【奥様】
「この壁、何でできてるの?」なんて聞かれましたね。昔の人は漆喰や木の家が当たり前だったけど、私たちの世代は新建材の家が主流。漆喰は珍しいみたいです。
【ご主人】
「階段にまでこんな木を使ってるの」とも。階段はもちろん、クロゼットの中まで何もかも、無垢の木ですが、それも珍しいみたいで。
Q. 「この家の中で、一番のお気に入りの場所は」
【ご主人】
この家にいると、どこにいても気持ちいいんです。
今日はここで昼寝していようかな、明日はここで、と(笑)。そう思えることが幸せです。
夏も涼しい家だから、今から楽しみですね。
【奥様】
この家に住むようになってから、子どものお昼寝がすごく長くなりました。今までは1時間も寝なかったのが、今では2時間とか平気で。家の中が回遊できる間取りだから、毎日走り回ってるのもあると思うけど、生体エネルギーのおかげかも知れません。
理屈じゃないですからね、気持ちいいという感覚って。子どもって正直です。
Q. 「アイスタイルに頼んで良かったことは?」
【奥様】
もう、すべて(笑)。熱すぎるくらい熱い井上社長と、熱さをうちに秘めたマイルドな崎山さん。互いに補い合っていて、ちょうどいい感じのお二人にお願いできて、本当に良かったです。
【ご主人】
誰に頼むかをきちんと選択できれば、家づくりは成功する。うちは特にその思いが強かったんです。やはり人で選ばないと。
アイスタイルさんとの家づくりは楽しかった。
そのことが、一番よかったことですね。

