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本日6月23日は何の日かご存知でしょうか。
沖縄県民は皆知っている
「慰霊の日」です。
太平洋戦争末期、20万人を超える人が亡くなった沖縄戦で、
旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日から76年にあたるのが今日です。
本日沖縄は、平日ですが、役所や学校は休みです。
各地では追悼式が開かれ、平和への祈りに包まれる一日で、
私が小さいとき、先生からは
「家に帰って、おじいさんおばあさん、そして家族と、戦争のこと、今の平和のことについて話しましょう。」と
言われました。
沖縄戦では4人に1人の人が亡くなりました。
にも関わらず、私は今生きてここにいます。
ということは、死に直面しながらも
「死んではいけない」と生き延びてくれた先祖がいたわけです。
ただ偶然今生きているわけではなく
確実に先祖の想いがあったからこそ
「生かさせてもらっています。」
先人たちは、未来の人たちのために
命がけで生きて、
「もうこんな思いを二度とさせてはいけない。」と
平和な国を望まれました。
全国からの回答者2000人のうち、
75.5%にあたる1509人が慰霊の日を「知らなかった」と回答されているように、
日常会話でもニュースでもこの日のことがほとんど取り上げられていませんが、
とても大切な機会だと思います。
コロナ禍により自殺者が増え、
他にも、子が親をあやめ、
人に分け与える考えが軽率と見られ、
他人を信用してはならないという教えが普通になってきています。
一年に一度、この日だからというわけではなく、
平和な国、豊かな国を望まれた人たちの思いを
今一度、見つめ直すことが
本当に要ると思います。