今年最後の
- #平屋の家
この度、注文住宅を建てた
全国の男女636人を対象に
「注文住宅」に関するアンケートが実施され、その結果が発表されました。
建てる前に描いていた「理想の家」に対して、できた家の完成度はどうだったか?というものです。
住宅の性能は高まり、業界全体、そしてユーザーのレベルも上がっていっている傾向ですが、
大満足というところまでは
まだまだ届かないようです。
その理由を聴いたことろ、
「2階が思ったより暑かった(50代・女性)」
「屋根をもう少しお金をかけて丈夫にしておけばよかった(60代・女性)」、
「夏に建てたので、冬の季節をイメージしていなかった(40代・女性)」、
「いざ住んでみると細かいところに気になるところがあった。コンセントの位置など(50代・男性)」、
「立体的になると、湧いていたイメージと食い違った(60代・男性)」、
「外観が思い通りにならなかった。狭い土地なので、間取りが希望通りにならなかった(30代・)」
といった理由のようです。
また、
注文住宅を建てたことに後悔があると答えた方の、後悔している理由としては、
「維持費がかかる」、
「若い時には気にならなかったが、歳をとって保守しにくいところがあった」、
「自分達の生活をもっと深く想像してから建てるべきだった」
などの声が挙がったようです。
これらの内容を見てみると
性能が上がった、とか、
設計の質が上がった、とか、
設備機器の技術が上がった、とか…
それらとは関係なく、
別にこの時代でなくても
昔から変わらず言われ続けている内容のようで、
住宅は進化しているようで
本当に大切な、根本的な部分は
あまり進化していないことを感じます。
その理由のひとつに、
2回家を建てられる方はほとんどいらっしゃらず、
その後悔が、残されたまま、
次の家づくりに活かされないため、
業者が、本気で、改善に取り組まなくても、初めて家を建てるユーザーには、今まで通りしておけば、とりあえず売れる、という、住宅業界の闇があるのだと思います。
私たちの会社の理念は
お客様がよろこぶことしかやらない!です。
小さなこともひとつひとつ拾い
一生に一度限りの家づくりが
大満足となるよう、日々進化していく思いです!
この記事を書いた人