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第119回地域清掃

こんばんは。

本日は、第119回地域清掃でした。

 

出来ることからコツコツと積み上げて・・・

未来を担う子ども達へ明るい未来を想造して行きます。

 

「SDGs」
Sustainable 
Development 
Goals(持続可能な開発目標)



SDGsは2015年9月の国連サミットで
採択されたもので、国連加盟193か国が
2016年から2030年の15年間で
達成するために掲げた目標です。

その中で今回は海洋ゴミについて
紹介します。

一年間に日本の海岸に流れ着く海洋ゴミの量は、
驚くべき事に約19万トン、体積に換算すると
東京ドーム約1/2に相当します。

意外に思われるかもしれませんが、その内で海外から
流れ着く海洋ゴミは10%に過ぎず、後の90%は全て日本国内の
ゴミです。

その中でも深刻なのは海洋プラスチックゴミで、使い捨てられた
プラスチックゴミの最終的に行き着く場所が海で、既に世界中の海に
存在している海洋プラスチックゴミの量は、何と❗️合計1億5千万トンです。

更にはその海洋プラスチックゴミは年間で800万トン、
ジャンボジェット機5万機分ずつ新たに増え続けていると言われています。

そして、毎年増えている海洋プラスチックゴミの3〜6万トンは
日本から発生が推定できると環境省が発表しています。

このまま行くと2050年の海には、魚の量よりプラスチックゴミが
上回ると言われる程(そうなる前に多くのモノを海に依存している
私達の暮らしは崩壊する事になります)、深刻化しています。

海に囲まれた島国で有り、他国に比べても海に大変お世話に
なっている我国  日本はこの状況に対して何とかしなければいけません。

とは言え、急に大きな事は出来ませんが、誰でも出来て効果的な
方法があります。

それは身近な場所に落ちているゴミを拾う事です。

先程も書いたように、海から遠く離れた道端に落ちているペットボトル
やビニール袋などの使い捨てられたゴミは、河川を中心に何らかの経路で
海に行き着きます。

私達、日本人の4人に1人が1日たった100グラム、コンビニ袋焼く半分程のゴミを
拾うだけで、300万トンのゴミが無くなり、そうなれば日本から海に流れ込む
海洋プラスチックゴミは極端に少なくなります。

ゴミ拾いに抵抗のある方は無理しないで、少なくとも決して川や海、公園や道路に
ゴミを捨てない、それだけでもSDGs になります。

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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