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ニューヨークから町家の日

こんばんは。

本日は、朝から素敵なご来場がありました。

Facebookやクラブハウスでご縁頂いていたニューヨーク在住の西田世子さんとアート作家のご主人様西田有輝さんが

山本えりさんと一緒に本社スタジオへ寄って下さいました。

朝から元気で明るい、いい日になりました。

 

すべてを凌駕するカタチの力

宙龍(SORA・光)の建築 黒龍メゾネットの完成もとても楽しみにされているので、

昨日は、あやくらに体感宿泊頂きました。

 

酵素が生きている床材をはじめ、天然100%のスペイン漆喰で住むほどに微生物さんたちがどんどん活発になって行く住環境のエネルギーをバンバン感じて下さっていました。

 

宙龍(SORA・光)の建築

子どもとイノチを育むメゾネットも楽しみにしてくださっています。

 

 

ご主人様は、ニューヨークで道にヘキサゴン(六角形)のアートをチョークで描かれています。

 

ヘキサゴン(六角形)は、どんどん無限に広がっていきます。

 

そして、チョークでアートを描くので雨が降ると流れてしまいます。

 

 

所有しないことで、常に新鮮です。

新鮮なアートに多くの方の心に響きます。

 

描いていると子ども達が集まって来て、コラボが始まるそうです。

 

 

素敵ですね。

 

https://instagram.com/artdegenki?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

 

エネルギッシュな西田さんご夫婦からエネルギーをチャージして

 

 

お昼からは、ふらりとM様の家づくりを一緒に楽しんだコーディネーター菅野さんと

町家の日in 網干へ行って来ました。

 

あぼしまち交流館に車を止めて、網干区余子浜にある加藤家へ。

太平洋戦争の時に、網干は空襲が少なかったので、立派なお屋敷が残ったとのことです。

手前の倉?ではた織りをしていたので、見学させて頂きました。

土壁ではなく、木の板だけなので、とっても寒くて、暑いようですが

情熱を持って、創作したランチョンマットやハンカチなどを織り上げていました。

ハスの根っこから取れる繊維を紡いで、糸が出来るそうですが、ハスは、根っこを絶やすと来年取れなくなるそうで、とても高価な素材のようです。

 

すごく素敵な方なので、いっぱいコトをお聴きください。

 

とても楽しかったです。

 

 

古くから宍粟市、たつの市、網干を繋ぐ揖保川は播磨灘へと続き、網干へ富を集中させました。

 

そのエネルギーセンターとして、江戸時代に建築された加藤家には、殿様も良く通われていたようです。

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お殿様専用の門から籠に乗って、奥座敷まで来られていたとのことです。

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こちらの大きな沓脱石に籠を下ろして

奥座敷まで来られていたとのことです。

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右の奥に見えているのは、殿様専用のトイレとお風呂です。

 

 

正面から撮影していませんが

床間の横に違い棚を設けるのですが、床間から北側に折れて、違い棚があるのは、なぜ?だと思いますか?

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殿様が寛いでいる時に、刺客が来た時に逃げれるように、違い棚の壁は…障子紙で出来ていたそうです。

 

すぐに家来も駆けつけれるように、お仏壇の隣りの部屋で休まれていたようです。

 

お庭からあかりを採り込む工夫が欄間に施されていました。

 

粋ですね。

 

明治時代には、33部屋あったようです。

 

さらに奥の部屋もご案内していただきました。

 

うさぎさんの欄間です。

うさぎは、こどもをたくさん産むので、縁起のよい動物です。

波の乗り、加藤家の弥栄な繁栄を願って、彫られたとのことです。

ほっこりしますね。

おくどさん(かまど)も立派ですね。

 

 

今回、町家の日にふらりと散策に来た理由は…

 

①毎週、火曜日の朝8時にあい☆えがお代表山本えりさんにクラブハウス『いのちがよろこぶショールーム』のモデレーターとして、素敵なお話を配信くださっています。

 

その中で、姫路にも先人の知恵と技術と美が詰まった町家が城下町や港町、街道筋などに数百軒残っています。

 

幾世代にも渡って住み継がれてきた町家の魅力を受け継いでいく活動をされている塩本由紀子さんの素晴らしい活動を教えてくださり、

 

私たちがお届けしている『いのちがよろこぶ家』も時間軸を現代の30年しか持たない家から100年経って、古びても飽きの来ない家づくりをお届けしているので、町家の魅力を肌で感じて、私たちの家づくりに活かしたいと思ったこと。

 

② そして、そのクラブハウスでオーナーのM様のおばあさまが育った家が片岡家と知り、ルーツを肌で感じたいと思ったからです。

 

片岡家は、子ども達を集めて、『網干 片岡庄屋塾』を開いています。

まちの寺子屋に

子ども達が集まって、私達のDNAに刻まれている精神性の高さや善ひと筋で生きる道徳心を歴史を知ることで学んでいます。

 

まちの寺子屋に通っている10歳の男の子にも案内してもらいました。

楽しかったです。

ありがとうございます。♪

KGのアカペラも参加出来て、良かったです。♪

 

 

M様とのご縁を神棚の神様にお礼もお伝えすることが出来ました。

 

最後に、つどい場TAOさんにも引き寄せられました。

 

オーナーは、ご夫婦共、平日は教員をされているとのことで

ご主人様が好意にされていたことがご縁で、あれよあれよと…理念を引き継ぎ、日曜日だけカフェとコミュニティの場として、ご縁の方に使って頂いているようです。

素敵な奥様でした。

テイクアウトで頼んだコーヒーを豆を挽いて、出来るまでの時間、2階をゆっくり見学させて頂きました。

コーヒーとても美味しかったです。

完売だった手作りのおはぎも

きっと美味しかったと思います。

 

明日、町家の日へ行かれる方は、ぜひ!立ち寄って下さい。

 

お店の前で焼きガキも焼いていました。

 

いかなごの漁に出た漁師さんからのプレゼントが店先に置かれていました。

人の繋がりにほっこりしますね。

約2時間…いっぱい、油を売りました。😊

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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