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未来へ紡がれていく家づくり

こんばんは。

今日は、ご予約なしで

ご近所で土地からお探しで家づくりをご検討しているY様がご夫婦でご来場くださいました。

 

2人のお嬢様が巣立ったことで、終の住処をご検討している素敵なご夫婦の家づくりのご相談です。

 

まだまだ、時間軸が短いお考えのお客様が多いですが…

 

国が年率3%で光熱費が上がる!という時代です。

 

私も消費者のひとりなので、契約時点で少しでも安く家づくりしたいと思います。

 

国の省エネ基準は、最低レベルです。

2030年には、基準以下の家になり、空き家問題が加速するだけです。

 

2050年には、アイスタイルクオリティーが当たり前の世の中です。

 

しかし、世間は、お客様が主体ではなく、新築時の性能を競っている会社がほとんどですが…

 

 

性能の良い断熱材も30年も経てば、断熱性能は40%もダウンします。

 

 

ゼロエネルギーで太陽光発電システムを売り込む会社も多いですが、パネルの問題で新築時の出力は、年々、低下して…30年も経てば、産業廃棄物で処分に困ります。

 

載せるなら、パネルの性能が桁違いなので…電気工事分は、コストアップになりますが…40年保証のマキシオンをお勧めします。

 

それ以外なら、唯一、国内生産の長州産業さんのパネルでしょうか?

 

将来の出力は…ですが。

 

 

でも、出来れば、機械や燃料になるべく頼らずに、時間軸をLONG LIFEで考えて、持続可能な断熱材を選んでください。

 

 

これからの時代、なるべく機械や燃料に頼らなくてもいい家づくりが大切です。

 

24ミリの構造用合板を敷いて、12ミリの合板フローリングや12ミリの無垢材を施工するから足元が寒くなるのであって…

 

床断熱も構造躯体が木であっても熱橋します。

ハウスメーカーさんのように、構造躯体が鉄骨や軽量鉄骨なら、木の400倍熱が伝わります。

 

寒い、暑いのには、理由があります。

 

床暖房を入れるとコストがかかります。

 

燃料も必要です。

 

機械は、やがて壊れます。

 

 

だったら、そこから逆算で考えたら、床断熱材は、2重貼り(熱橋を防げます。)

新築だったら、基礎断熱をすれば

心地良さが劇的に変わります。

 

 

また、24ミリの構造用合板を使わずに

根太を施工して、30ミリの無垢床材を施工すれば、無垢30ミリの床材が蓄熱するので

床暖房も不要です。

 

さらに、設計時に

南に大きな窓を設け、夏のために長い庇や遮熱のタープを設ければ、冬はただで自然のおひさまのエネルギーの恩恵で陽だまりが出来るので、15時ぐらいまでゼロエネルギーです。

 

 

こうした家づくりは、子ども達が引き継がなくても

住む人のよろこびを考えた賃貸が世の中にはないので、将来、住まう人によろこびをお届け出来る戸建て賃貸となります。

 

 

15年後に日本の空き家が1,000万戸から2,300万戸になるのをみんなで阻止するためにも正しい知識を持って家づくりしてください。

 

この記事を書いた人

井上 智晴

1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!

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