VOICEお客様の声
暮らしを豊かにする吹抜けと便利な動線のある家
Q. 家づくりを考えはじめたきっかけを教えてください
【奥様】
ずっと社宅に住んでいたんですが、狭かったし、動線も悪くて。上の娘の育休中に動き始めました。建てるなら自然素材の家をと夫婦とも思っていました。
【ご主人】
住宅展示場に行って、最初に興味を持ったのが北欧系の木の家を建てる量産メーカー。でも、営業マンに細かい質問をしても、いまひとつ明確な答えが得られない。たとえば「断熱のために壁の厚みを取っているけれど、壁の中で結露したらどうなるのか。室内の温度差はどのように解消しているのか」と、そんな質問をしても、納得いく説明がありませんでした。僕は仕事がモノづくり系なので、そういう「仕組み」的な部分にとても興味があるんです。それで、ついいろいろと聞いてしまうんですが、それに対する答えがなくて。いつの間にか、選択肢から外れていきました。
Q. 何年か、家づくりが中断した期間があったそうですが
【ご主人】
そうなんです。家づくりのために動き始めた直後から僕の仕事が忙しくなり、しばらくストップしてしまいました。出張も多かったですし、なかなか本腰を入れて進めるとまではいかなくて。
【奥様】
そのまま3、4年中断しましたね。再開のきっかけは2人目の妊娠です。土地探しも同時にスタートさせました。
【ご主人】
実家も当時住んでいた社宅もこの近所だったので、同じエリアで探していました。新聞の広告などを見ては、現場を見に行ってみたり。地の利があったことは幸いでしたね。
Q. 他社も検討していたのでしょうか?
【ご主人】
はい。土地の情報をきっかけに、ある工務店さんと出会って、一度間取りを描いてもらうことになったんです。でも、その間取りがどうもピンとこなくて。
【奥様】
感動がなかったというか・・・。家づくりなんて初めてだし「まあ、こんなものなのかな」という思いもあったけれど、どうしても踏み切れなかったんです。
【ご主人】
ここから間取りの修正を重ね、ブラッシュアップされていくことを期待して、8割方、その工務店さんにお願いしようと思っていたんです。しかし、妻の方がひっかかっていたみたいで。
【奥様】
うまく説明できないけど「ちょっと待って」という心の声が消せなかった。そんな頃、アイスタイルさんの存在を知ったんです。今から振り返れば、アイスタイルさんと出会うために、心がブレーキをかけていたのかなと思うほど。結果的に私たちはアイスタイルさんにお願いできたから、「あの間取りじゃなかった」と言えるけれど、「こんなものかなあ」と進めていたら、今の満足はなかったですね。
Q. どうやってアイスタイルを見つけたのでしょうか?
【奥様】
新聞に折り込まれていたチラシです。小さな写真でしたが、井上さんの顔が載っていて。それを見て、アイスタイルさんに行ってみたのが最初です。
【ご主人】
初めて会った時のことはよく覚えています。井上さんの人当たりのよさや、情熱的に家づくりに取り組んでいる姿勢。人見知りの娘も、井上さんにはすぐに打ち解けて。その時に﨑山さんとも知り合うことができました。お二人とも、誠実さと芯の強さが印象に残っています。
Q. アイスタイルでの家づくりは、どんなことからスタートされましたか?
【ご主人】
アイスタイルさんはいろんなセミナーを開催されていて、まずはそれに参加させてもらいました。井上さんからも「どこの会社で建てるにしても、しっかり勉強してから建ててください。大事なことは何なのか、きちんと知ってから建ててください」と言ってもらって。シックハウスのセミナーでは、健康で長生きできる家は何がどう違うのかを教えてもらいました。体にいい家は光熱費や維持管理費の面でもプラスになるし、家の中の機器の寿命も延びる。いい家を建てれば、時間の経過とともにプラスがどんどん重なっていくんです。量産メーカーで話を聞いた時には得られなかった納得感がありました。見えない部分まで、体にいいものを選ぶことがどんなに重要か。建てる前に知っておきたい情報が得られたセミナーでした。
【奥様】
設計セミナーも興味深かったですね。家づくりの原理原則、コンセプトを教えてもらって。本当に暮らしやすい家ってどんな家なのか、その価値観を設計士さんと共有できなければ、いい家は生まれない。たとえこちらの要望をすべて叶える間取りだったとしても、それがベストとは限らないんですよね。施主である私たちは、家づくりのプロではない訳ですから。以前、別の工務店で描いてもらった間取りが今一つだった理由もようやく分かりました。
Q. 初めてアイスタイルの間取りを見たとき、非常に感動されたとか
【ご主人】
はい。設計の児嶋先生と﨑山さんが住んでいた社宅に来てくれて、うちの家具や持ち物の量、平日の暮らし方、休日の暮らし方までじっくり話を聞いてくれました。それで出してもらったプランがあまりにも感動的だったんです。
【奥様】
私たちが欲しかったのは、こんな間取りの家だった!と嬉しくなりました。
【ご主人】
図面だけで、スムーズに暮らせるのが見てわかる。ここでどんな風に暮らせるか、見えてくるような間取りでしたね。
Q. そこから先はスムーズでしたか?
【ご主人】
そうですね。細かな修正はあったものの、ほぼそのままのプランで進めてもらいました。どこにいても家族が互いに気配を感じあえるような住まいが理想。外観も、可愛らしすぎるものより、すっきりとシンプルなデザインが希望でした。
【奥様】
OB訪問をさせてもらいながら、細かなアイデアを集めていきました。どの家も「癒されるな~、この家がほしいな~」と思う家ばかりで。同じ素材で作ってもらえるのが楽しみで仕方なかったです。我が家の洗面ボウル、﨑山さんの家で見せてもらったものを真似したんですよ(笑)
Q. アイスタイルからの提案で、印象深いのはどんなことですか?
【奥様】
インナーランドリーですね。室内で洗濯が終わるから、雨でも関係なし。毎日室内干しですが、漆喰のおかげで匂いもしないんです。浴室と脱衣所、家族全員分のクローゼットがランドリースペースと一直線に隣接しているから、洗濯して、干して、仕舞う動線が驚くほどスムーズ。脱衣所に勝手口も設計してもらって、泥だらけで外から帰っても大丈夫なんです。
Q. この家で、一番気に入っているところはどこでしょうか?
【ご主人】
階段をあがったところの書斎スペースです。吹き抜けに面していて、天井に貼られた無垢の木が目に入って。視界が開けていて気持ちいいですね。それに、床でも畳でも、どこでも横になって寝られるのも気に入っています。階段下に、子どもの遊び場として洞穴をつくったんですが、気が付くと、その中で昼寝をしていることがよくありますよ。
【奥様】
私はキッチンの動線。配膳もスムーズだし、食卓の背後にカップボードを置いているから、座ったまま振り返るだけで細々したものに手が届く。このテーブルは、アイスタイルさんの事務所にあったものと同じなんですよ。「どこで買ったんですか?」って、教えてもらって。
Q. この家に住むようになって、生活に変化はありましたか?
【奥様】
とにかく、よく眠れる!目が覚めたら、すぐに動き始めたくなるんです。真冬でも、布団にしがみつきたい気持ちにならないですね。結果的に家族みんなが早起きになりました。朝が弱い主人まで早起きになりましたから!生活の質があがりましたよ。
【ご主人】
会社が近かったんで、毎朝8時まで寝ていました(笑)。今はすっきり目覚められます。最近、娘がソフトボールをはじめたんですが、毎朝の素振りに付き合って、それからみんなで朝ごはんです。
Q. 朝からエネルギーいっぱいですね!
【ご主人】
もしかしたら、生体エネルギーのおかげかな。僕は鈍感な方なんで、そういうのをあまり感じない方なんですが・・・。もし生体エネルギーの効果があってもなくても、アイスタイルさんに依頼していました。井上さんと﨑山さんと、この間取りで建てたかったですから。そして、その効果かどうかはわからないけど、実際にこういう暮らし方ができている。
【奥様】
きっとそのおかげです(笑)。子どもたちが毎日、家の中を走り回っています。うちの間取りはLDKを8の字に回れるんですよ。だから、いつまでもグルグル(笑)。だいたいいつも、下の弟が滑って転んで、追いかけっこが終了(笑)
【ご主人】
朝、子どもたちが2階の寝室で起きてきたら、1階にいても気配ですぐわかる。本当に、理想通りの家になりました。
Q. 暮らしはじめて驚いたことを教えてください
【ご主人】
一番驚いているのは花粉症がすっかり良くなったこと。今までは病院で処方された薬を飲みっぱなしだったのに、気が付くと花粉の季節が終わってる。あの辛さから解放される時が来るなんて、想像もしていませんでした。
【奥様】
家の中で洗濯していることも大きいんでしょうね。コートも外から帰ってきたら玄関に掛けるから、花粉が家の中に入ってくることがないですし。それに、エアコンが本当に要らなかったことも驚きでした。冬はガスファンヒーター1台で十分。必要になるかもしれないとコンセントだけはつけてもらいましたけど、この家に住み始めて2年目の今もエアコンはありません。必要だと思ったことがないですね。
【ご主人】
それと、自然素材は意外と扱いやすいこと。風呂の残り湯を洗濯に使っているのですが、そのホースが擦れて、浴室の壁が削れてしまったんです。でも、漆喰を溶いて塗れば元通り。あまり神経質にならずに済むのはいいですね。
【奥様】
「白い外壁って汚れるんじゃない?」と実家の両親に心配されていたんですが、気になったことがないです。自然素材って手がかかるイメージがあるけど、実際はその逆でした。
Q. 家づくり全体を通して、最も印象に残っていることを教えてください
【ご主人】
井上さんに「勉強してください」と言われたことです。家を建てるなんて、一生に何度もないことだし、高い買い物。とことん調べる価値がある。「うちで建てなくてもいいから、後悔のないように」と言ってくれたことが一番印象に残っています。売ろうというよりも、施主のことを考えてくれるんです。
【奥様】
それに、﨑山さんのレスポンスの驚異的な速さ!どんな時間に連絡しても、すぐに返信してくれました。
【ご主人】
そうそう、基礎ができた頃、配管の位置が予定と違うように思えて、気になったからメールしたんです。そしたら「これは仮置きで、これから敷設していくから大丈夫ですよ」と丁寧に答えてくれました。どんな時でも、ほんの少しの不安でも、必ず払拭してくれる。
Q. 建築現場にもマメに通っていらしたんですね
【ご主人】
しょっちゅう出掛けていましたよ。気さくな大工さんで、いつも話し込んでしまって。上棟の日は大工さんが8人くらい来てくれて、一気に家の骨組みが立ち上がっていって。かっこよかったです。何枚も写真を撮って、動画にも残しました。
【奥様】
﨑山さんや井上さんだけでなく、つくってくれる人たちもアイスタイルさんの魅力ですね。自分たちで取り付けを失敗したカーテンのホルダーのことを話したら、現場監督の高國さんがすぐ来てくれて。定期点検のついででいいですよとお伝えしたんですが・・・。でも、いつでも気にかけてくれて、本当に嬉しいですね。
Q. 家づくりが成功された要因はどんなことだと思われますか
【奥様】
気になったら迷わず行動を起こせたこと。何かひっかる時は「こんなものか」で流されてしまわないこと。
【ご主人】
本当に信頼できる人にお願いすること。これに尽きると思います。本当に楽しい家づくりでした。