VOICEお客様の声
無垢の木の香りがする家
Q. 「まずは、家を建てようと思ったきっかけを教えてください。」
【奥様】
「以前に住んでいたマンションは西日がすごくて、夏の暑さは異常なほど。
冬の結露もすごかったけど、家なんてこんなもんだと思っていました。
子どもが生まれてライフスタイルが変わり、一戸建ての方が環境がいいかも、と思い始めたのが娘が2、3歳の頃。小学校に入学するまでに建てられたらなと動きはじめました。」
Q. 「工務店選びはスムーズに進みましたか?」
【奥様】
「それがなかなか。まずは土地が見つからなくて。
でもそのおかげで1年以上、しっかり情報収集することができました。大手ハウスメーカーはもちろん、色んな会社さんを見に行きましたよ。姫路で自然素材を扱う会社はすべて網羅したと思います。
井上さんに出会ったのもその頃。見学会に行くといつも気持ちよく挨拶してくれる、だけど営業はぜんぜんしてこない。それで印象に残っています(笑)」
Q. 「アイスタイルに興味を持たれたのは、どんな点?」
【ご主人】
「自然素材を扱う会社は多いけど、見えないところまで合板やクロスを一切使わない会社となるとどれくらいあるんでしょうか。
アイスタイルさんは構造材はもちろん、一つひとつの建具も、押入れの中も、全部無垢材。これは相当、こだわってるなと。何年も前に家を建てたお客さんと井上さんが 楽しそうに話をしている姿を見たことも大きいですね。 施主との関係性の良さを見たら、アフターに関しても安心感が持てたので。見学会への参加が大きなきっかけでした。」
Q. 「アイスタイルに依頼を決めた最大の理由は?」
【ご主人】
「井上さんの家づくりに対する信念はすごいんです。
一切妥協を許さないから、「ここはクロスにして」と、たとえ客からの要望があっても絶対やらないだろうし。こういう、全く儲け主義じゃないところと、自分の家のように夢中になって作ってくれるところに惹かれ、依頼を決めました。」
Q. 「打ち合わせはどんな風に進められましたか?」
【ご主人】
「楽しかったですよ。特に部材選びが印象に残っています。洗面台のタイルを何色にするか、現物のタイルを並べながら決めたり、階段横のステンドグラスや照明をあちこち探しに行ったり。 いろんな品物を見て、一つひとつ決めていきました。
アイスタイルさんの場合、まず井上さんおすすめのものが何種類かあって もし、その中に欲しいものがなければ「こういうお店で扱っていますよ」と調べて教えてくれる。もちろん、こちらで探した部材を持ち込むことも大歓迎してくれました。」
【奥様】
「別の会社で家を建てた友達に聞いたんですが「こんな部材を入れたい」と相談したら「高いですよ」とか「普通のものの方が使いやすいですよ」と やんわり断られることが多かったみたい。それで諦めて、後で後悔するなんて馬鹿らしいですよね。自分の家なのに。
逆に、何もかも「自分で好きなのを探してください」と言われるのも意外と困るんです。仕事もあるし、時間的な制約の中では精神的負担になりますから。
おすすめはこれ、別のものを探すならこんなお店、とうまくリードしてくれて、とても助かりました。」
Q. 「家具に合わせた造作の提案もあったそうですね。」
【奥様】
「ちょうど間取りの打ち合わせをしていた頃、ウォルナットのダイニングテーブルを買ったんです。落ち着いたダークブラウンの色と無垢の手触りに一目ぼれ。
そのことを井上さんに話したら、ダイニングに造作するカウンターにも同じウォルナットの一枚板を提案してくれました。一緒に銘木店へ探しに行って決めたんですが、すごく楽しかったです。」
Q. 「打ち合わせにはお子様も同席ですか?」
【奥様】
「家の打ち合わせって、1回2時間くらいはかかるんです。子どもにとったら長時間ですし、どうしても退屈してしまう。だけど、娘が井上さんのことを大好きで「明日行くよ」と言ったら「やったー!」と、大喜び。
ショールームにあるキッズコーナーで一緒に遊んでくれるんですが、これがまた、二人とも楽しそうで(笑)娘と井上さんの相性の良さも、依頼の決め手だったかも知れません(笑) 」
Q. 「施工中は毎日、現場に通われていたそうですが。」
【ご主人】
「はい。会社帰りに毎日寄っていました。
夜は現場に施錠してくれているんですが、合い鍵で中に入ってみると いつもきれいに整頓されていて。たまに早く帰った時は職人さんたちとも直接話せて良かったです。特に記憶に残るのが、玄関の壁に急きょガラスブロックを入れてもらったこと。建築中の家に入った時、「想像していたより暗くなるかも」と感じて 職人さんに相談したんです。そしたら「漆喰を塗る前に部材が届くなら、今からでも変更できますよ」と。
その話はすぐに井上さんにも伝わっていて、「ガラスブロックだったら、こういうところで買えます」と ネットショップや雑貨店などを調べて連絡をくれました。おかげで数日後にはガラスブロックが現場に届き、無事に入れてもらうことができました。
図面では分からなかったけど、建ちはじめて分かる、なんてことも多いからこうした柔軟さと素早さは本当にありがたかったですね。」
Q. 「家が完成した時の思い出は?」
【ご主人】
「この家の完成見学会2日目が、大雨で寒い日だったんです。
だけど家の中に入ったら、サラっとしてて、あったかくて。こんなにも違うのかとびっくりしました。そして「これからは毎日、ここに住めるんだ!」と思った時の、あの気持ち。本当に嬉しくなりましたね。
引っ越しまで1週間あったんですが、「今日から俺、ここで寝ようかな。木が気持ち良くて、布団も要らないし」なんて言って。それくらい快適な家になりました。」
Q. 「印象に残っている言葉はありますか?」
【奥様】
「引き渡しの日、鍵を渡しながら井上さんが言ってくれたんです。
「これから、ずっと、よろしくお願いします」と。
その言葉を聞いたとき、やっぱりこの人に頼んで良かったと思いました。建てて終わりじゃない。これからが始まり。心強いですし、嬉しかったです。」
Q. 「引っ越し当日、ちょっとしたトラブルがあったとか。」
【ご主人】
「TVアンテナのプラグがおかしくて映りが悪かったんです。
連絡したら井上さんが飛んできてくれて、「電気屋さん、もう来ますから」と。その日のうちに解決してくれました。夕方に電話して夕方に来てくれるなんて思ってなかったから、ちょっとびっくりしましたよ。」
Q. 「実際に住み始めてみて、いかがですか?」
【奥様】
「入居して1か月経ちますが、実は、棚の掃除はまだ一度もしてないんです。
無垢と漆喰を使った家はあまり埃がたまらないと聞いていたけど、本当でした。聞いた時は「ほんとかな?」と半信半疑だったんですが(笑)
電化製品の周辺やビニールクロスは静電気が起きやすく、埃を寄せる。今まで住んでいた家では、マメに掃除しないと大変なことになっていたのに。
夫婦とも仕事を持っているので、こうしたところも大助かりですね。」
【ご主人】
「一番の驚きは本当に結露しないこと。
入浴後に浴室のドアを開けたら、ふつうは窓や鏡が曇るけど、それさえもない。脱衣所の壁の漆喰が湿気を吸収しているんでしょうね。それにしても、ここまで違うとは想像以上です。」
Q. 「間仕切りが少なく吹き抜けも大きいですが、空調はどうされているんですか?」
【奥様】
「初めての冬を迎えていますが、蓄熱暖房機1台ですごく暖かいんです。モノに熱を伝えて部 屋全体を暖めるから乾燥しないし、ほのかな暖かさが気持ちいい。エアコンが嫌いでオイルヒーターを使っていたんですが、今はそれさえもお蔵入りです。
起床1時間前にタイマーをONにしておけば 起きた時には家中が暖かくて、予想以上に快適。夏はまだ体験していませんが、OBさんたちが「真夏でも冷房は要らないよ」と言っておられたので エアコンは一台も取り付けませんでした。今から夏が楽しみです。」
Q. 「この家で一番好きなところはどこですか?」
【ご主人】
「吹き抜けのリビングです。
娘が2階でピアノを弾きながら「ママ聞いててね」と声をかける。キッチンで食事の用意をしている妻が「聞いてるよ~」と返事をする。
そんなやりとりを聞きながら、ごろんと横になって天井の木目や塗り壁を見ながらうとうとする時が最高に幸せです(笑)」
【奥様】
「私はやっぱりキッチン。
タイル張りの天板に我が家仕様の収納を備えた造作カウンター、磁器タイルが貼られたレンジフード周りはもちろんですが、何より、ここから見える景色が好きなんです。
家づくりって3回建ててやっと満足いくものが作れるっていうけれどこの家は我ながら「思った通りになったな」と思いますね。」
Q. 「家づくりを終え、今、感じていることを教えてください。」
【奥様】
「ここまでこだわって家づくりができるとは、正直、思っていませんでした。
一戸建てへの憧れが特に強かった訳でもないですし、マイホームを夢見てインテリア雑誌の切り抜きを集める、なんてこともしていませんし。だから最初は、ハウスメーカーで建てるしかないかな~と思っていたんです。ハウスメーカーなら、インテリアコーディネイターもついていますから。だけど井上さんとの家づくりだったから、うまくリードしてもらえて、ここまで大満足の住まいにできました。」
【ご主人】
「構造や素材がきっちり吟味されていて、住み心地のいい家になることが分かっていたからこそ、デザインまでじっくりこだわることができました。
部材探しや間取りプランニングも楽しかった思い出。
家中のどこにいても無垢の木のいい香りがして、そんな時、アイスタイルさんにお願いして良かったなとつくづく思います。建具から何から、無垢材でない部分がないのは 想像以上に気持ちいいんですよ。」