I Style Quality~耐震性~

ベタ基礎 / 木造軸組工法 / モノコック工法

私たちの考える地震に強い家とは・・・
ただ、計算で強いだけでは、ケガや財産・いのちを守ることは出来ないと考えています。

私たちは、会社の理念に沿って、住まう人のいのちを優先し、建材や工法を吟味しています。
耐震強度を上げるためだけに、健康に害のある建材や長持ちしない建材を使わないことを決めて、構造躯体の土台・大引・柱には国産桧を、横架材・火打ち・筋交い・母屋・垂木等には米松を、間柱には杉を、屋根下地(野地板)には無垢すぎ材12㎜を、耐力面材には天然素材『土壁・木』を進化させた天然鉱物が主成分のモイスTM9.5㎜を、床版には、無垢ボードすぎ24㎜を使用し、許容応力度計算に基づいて、ベタ基礎+木造軸組工法+モノコック工法で『耐震』性能の高い地震に強い家づくりをしています。

しかし、家族のために作った家の中で、震災時に・・・ケガをしたり、亡くなる方が多いという真実は広く知られていません。

1950年(昭和25年)以前の伝統工法住宅(制震構造)は、建物を壊す地震エネルギーを受け流し、何度も大きな地震から損傷を防止してきました。

1950年以降の在来工法住宅(耐震構造)の建物は、大きな地震のために基準が変わり、筋交いや耐力面材、構造用金物等でどんどん頑丈になっています。

平成28年4月14日21時26分、熊本県益城町で震度7を観測し、7月14日までに、震度7を2回、震度6強を2回、震度6弱を3回、震度5強を4回、震度5弱を8回観測するなど、震度1以上を観測した地震の合計は1888回も発生しました。

左の表のように伝統的な軸組より筋交いや面材が支配的な頑丈な家の方が倒壊が早いのは、なぜ?でしょうか・・・
本当に・・・耐震等級3にするだけでよいのでしょうか?
地震の時に最も凶器となるものは、実は他にもあります。

東日本大震災や熊本地震で亡くなられた方の20%、ケガをされた方の50%が室内家具や家電製品が倒れて下敷きになったり、落下した物が当たったりしたことによるものでした。
正に身近なものが凶器になりえるのです。特に背の高い冷蔵庫はもっとも倒れやすい家具です。
被災した時、食料品も飛び出し、腐敗し、悪臭も問題になります。