I Style Quality~制震性~

次世代制震ダンパー

私たちの考える地震に強い家とは・・・

限界耐力計算で制震ダンパーを設置することで建物に伝える地震エネルギーを44%も減衰することで、壊れにくくし、建築基準法(耐震等級1)の1.5以上の耐震性でありながら、開放感のある豊かな空間を実現しながら耐震等級3以上の建物をお届けしています。

熊本地震における耐震被害の調査結果も耐震等級3の家は、たった16棟のデータです。
そのうち、2棟は半壊~一部損壊です。
無被害は、14棟だけです。

2000年6月以降の建物の無被害は196棟です。
1981年6月以降の建物の無被害は179棟です。

この無被害の建物の筋交いや耐力面材のダメージや家具が倒れた報告は、この調査から読み取ることは、出来ません。

熊本地震で軽微な損傷だった建物も2年後には、53%が更地か建替えになっていました。
万が一の時に家具が倒れての被害を防いだり、大切な筋交いや耐力面材がダメージを受けにくいためには、どうすればよいのでしょうか?

消防署や警察署のように・・・頑丈な箱を作って、毎日の暮らしは豊かになるのでしょうか?

私たちは、許容応力度計算を実施し、耐力面材モイスと筋交い・構造用金物で剛性を確保し、さらに、限界耐力計算で制震ダンパーを設置することで建物に伝える地震エネルギーを44%も減衰することで、壊れにくくし、評価1.5以上でありながら、開放感のある豊かな空間を実現しながら、耐震等級3以上の建物をお届けしています。

揺れを減衰することで、室内家具や家電製品が倒れて、下敷きになったり、落下した物が当たったり、身近なものが凶器になることを未然に防ぐことになります。

1階より2階の揺れが少ない                制震装置を装着した物件は14棟
ホームバーの酒瓶2本転倒のみ               クロス破れ、瓦落下、ズレ0棟

新築時の構造計算(許容応力度計算)と耐震診断(一般診断・構造診断)は震度6程度の耐震基準です。

限界耐力計算は、極めて稀に起きる大きな地震(震度7程度)の耐震基準です。

重い屋根を軽い屋根へ変えたほどの『減衰効果』       減築して建物の荷重を減らした事と同じ効果

ダンパー特性【Q&A】

Q.性能を持続させようと思ったときにはやはり一定期間で交換が必要?

A.製品保証は20年です。耐久年数は70年程度を想定しております。交換する部品もありません。オイルなど劣化を抑える為にシングルチューブと言い、空気と遮断された密閉状態に出来ております。
安価なダンパーは構造がツインチューブで2重構造になっており、オイルがガスや空気と混ざっており劣化が早くなります。しかし製造が容易に可能です。

Q.オイル漏れは発生しない?

A.心配される部分かもしれませんが、構造的には限りなく0に近いです。特殊なオイルシールと、セーフティーゾーンを設ける事によりオイル室まで異物の到達を物理的に排除しています。オイルシールは作動しなくてもシャフトと癒着しない特殊素材です。車などは常に動いている為作動部分が癒着する事はありませんが建物はその逆ですので素材にこだわり20年以上の歴史もあります。