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なぜ?ひのきはそんなに強い材なのか?
こんばんは。
私たちがずっと標準で土台・大引・柱に使わさせていただいている国産のひのきは
古い時代から『宮殿建築用』として、最適で最高の材となることが
日本初期にも書かれています。
今でも、ひのきは神社や仏閣を建てるための木材として使われています。
日本の木材のなかでも優れた耐久性があるヒノキで建てられた法隆寺や薬師寺の塔は、
1300年経った今も立派に維持されています。
法隆寺の五重塔の芯柱は、1430年以上前の590年代ごろに伐採されたひのきです。
一方、鉄やコンクリートの耐久性は・・・100年程度です。
木たちは、伐採されたときに、第一の生命を絶つことになります。
しかし、家づくりに使われた時から
第2の新しい『いのち』が宿り、何百年もの長い歳月を生き続ける力を持っています。
なぜ?ひのきはそんなに強い材なのでしょうか?
下のグラフのように・・・
伐採されてから200年も強度を増して行きます。
そして、ピーク後、約1,000年かけて、ゆっくりと伐採された時の強度へ
戻って行きます。
お客様の家づくりで使わせていただいているひのきと
法隆寺や薬師寺で使われている1,300年以上前の木の強度が同じということです。
すごくないですか!
100年後も愛される家づくりが出来ていることにしあわせを感じます。
また、築45年の断熱リノベーションの柱たちは、強度が増している途中です。
ひのきは、木材として耐久性や保存性が世界最高レベルと言われています。
また、ひのきの香りの成分であるアルファピネン、ボルネオールという物質は、
特有の芳香があり、多くの人々に好まれています。
この他にもヒノキには気分を落ち着かせる効果があったり、
抗菌効果などをもつ有用な物質が多く含まれていることから、
古くからまな板や弁当箱の材料としても使われています。
この記事を書いた人
井上 智晴
1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!