
今週の現場から
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こんにちは。
今日は、お役立ち情報をお届けします。
私たちがお薦めしている『大調和』対流輻射熱冷暖房システムは、床下にも、小屋裏にもエアコンを設置していません。
街の電気屋さんにもエアコンが取外ししやすく、エアコン洗浄のお掃除屋さんがお掃除しやすいように唯一、設計されています。
冷暖房機器で
もっともリーズナブルなエアコンには、
皆さんもよくご存知だと思いますが…
2つの大きなポイントがあります。
1つ目は、各メーカーとも
30,000時間稼動すると買い替え時期が来るように設計されています。
冬 10月中旬〜4月初旬まで約6ヶ月稼動
夏 6月中旬〜9月中旬まで約3ヶ月稼動
24時間運転している方は、
30,000時間÷(9ヶ月×30日×24時間)として
4.6年で買い替えのタイミングです。
12時間稼動させている方は、
9.2年で買い替えのタイミングです。
もっと、長く持つように作ることも可能ですが、コストが高くなることと
エアコンの性質上、必ず汚れるので、各社30,000時間運転で買い替える設計になっているようです。
ということで…
2つ目は、エアコンの性質上、買い替え前に一度は、エアコン本体の洗浄が必要です。
床下や小屋裏にエアコンを設置した場合、エアコンを脱着しないと洗浄出来ないなら、メンテナンスに費用がかかります。
何を優先順位にするかで、選択肢に答えはないですが…エアコン洗浄を優先で考えると…
通常の使い方でエアコンを使用する時も
この2つのポイントを抑えて、
エアコン本体を分解しての洗浄をご希望の方は、
天井から150㎜
壁から150㎜
クリアランスを考えて、設置することをお薦めします。
特に、基盤のある方は、壁からのクリアランスがしっかりある方が基盤を外しやすいです。
壁から150㎜しかない場合は、鏡を使って、基盤を外す作業をするとのことです。
エアコン本体を分解して、洗浄出来る業者さんが兵庫県下に2社しかいないようです。
各社メーカーさんでエアコン本体を分解して、洗浄出来る業者さんを育成して欲しいですね。
お掃除業者さんのエアコン洗浄では、本体を分解しないので、せっかく依頼しても汚れが30%程度しか落ちないようです。
電気系統を外さずに洗浄するので、エアコン自体が壊れてしまうこともあるようです。
エアコンは、各社性能が頭打ち中です。
数年前にお掃除ロボット搭載のエアコンも登場しましたが、お掃除出来るのは、フィルターだけで、本体の洗浄までは出来ません!
お掃除ロボット搭載のエアコンのゴミが溜まるダストBOXを掃除したことがない方が大半のようです。
お掃除ロボットが搭載された高性能機種を購入するよりもフィルターは、外して、水洗いが気持ちいいですね。
メーカーによっては、お掃除ロボット搭載のエアコンをラインナップからなくしているところも出てきているようです。
また、よくホームセンター等で売っている市販のエアコン掃除用スプレーを使って、お掃除すると各社メーカーさんからは、『改造』ということで、保証対象から外れてしまいます。
ご注意ください!
薬剤がエアコン内部の発泡スチロールを溶かしてしまうようです。
本社スタジオの薪ストーブの煙突は、ゴールデン・ウィークに自分でお手入れ出来ますが…
エアコンは、機械なので…マニアックな方でもエアコン洗浄は難しいですね。
お掃除業者ではなく、ちゃんとエアコンを分解して、洗浄してくれるプロに頼むのが良いと思います。
エアコンを取り外さずに設置状態での洗浄なので、汚れを100%落とす訳にはいかないようですが、気持ちいいですね。
こんな感じでエアコン本体を分解していきます。
洗浄前に基盤も外します。
本体に内蔵のフィルターも外します。
ここまで外して、洗浄していきます。
家づくりの時に目に見えなくなる断熱性能にしっかりと投資して、
30,000時間で買い替え時期が必ずくるので、高性能エアコンを購入するより、汎用の壁掛けエアコンを購入することをおすすめします。
やはり、機械に頼らずに持続可能な断熱性能、そして、蓄熱する素材で家づくりするのがいいですね。
また、天カセエアコンは、原理原則で暖房は各メーカー効きません!
なぜ?ならば…
暖かい空気は、軽くなって、上に上がるからです。
冬のことを考えると床下エアコンは、理にかなっていますが…
エアコン洗浄は、物理的に難しいと思うので、一旦取り外して、洗浄になると思います。
壁掛けエアコンと比較するとメンテナンスコストは、少し割高になりますね。
家づくりの時には、メンテナンスのことも考えて、設備を選びましょう。
この記事を書いた人
1棟1棟『想い』をカタチにしています。私たちと本物の家づくりを楽しみましょう!