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お家居酒屋を楽しむ和風の家

Q. まずは家づくりのきっかけを教えてください

【ご主人】
社宅アパートは築50年くらいの古さで、とにかく冬の寒さがひどかったんです。間取りは3Kで広さはそこそこあったんですが、タイミング的に、社宅を出なければならなくなって。それで家を考えるようになりました。

【奥様】
子どもが生まれて育児休暇取得中でした。ネットで「育休中にやっておくべきこと」に家探しがあがっていて、そんな記事を見て焦りはじめていました。



Q. まずはどのようなことからスタートされましたか?

【ご主人】
家に入ってくるチラシを見て、建売物件を見に行ったりしましたね。

【奥様】
総合展示場も一か所だけ見に行きました。



Q. 最初は建売を希望されていたんでしょうか?

【奥様】
「家なんて安いのでいい」という気持ちでした。職場への通勤を考えて、とにかく立地を重要視していて。そう考えると、立地も建物も確定している建売が確実ということになって。

【ご主人】
マンションはまったく考えていませんでした。一戸建てにしようということだけは決めていましたが、家そのものに対する希望はなかったです。



Q. アイスタイルを知ったのは、どのようなきっかけでしたか?

【奥様】
大学時代からの友人が家を建てて、アイスタイルさんの家だったんです。しかも、ご主人はアイスタイルスタッフの﨑山さん。家そのものよりも、建築業界に勤めているということで、アドバイスを求めたのがきっかけですね。

Q. どんなアドバイスを求められたのでしょうか?

【奥様】
主に、話を進めている会社さんの対応について、ですかね。「こんな対応されたけど、契約前だけいい顔してるだけかな?」とか、「営業の人が毎週家を訪ねてくるんだけど、これって普通かな?」とか。

【ご主人】
アイスタイルさんに依頼することは全く考えていなかったですね。友達のところで頼むのはやめようって最初から決めていたんです。友達だと、何かあった時もキツく言いにくくなるでしょ?それだとお互いにわだかまりになってしまうし。



Q. 建売では、何社くらいアプローチされたのでしょうか?

【奥様】
3社くらいですかね。すでに完成している建売もあったし、土地と基本プランが決まっていて、これから建てる物件もありました。でも、これといった決め手に欠けて、そうこうするうちに育児休暇が終わって職場復帰。そうなると、しばらくは仕事と家事育児の両立が大変で、家づくりは中断してしまいました。



Q. 再び家づくりに動き始めたきっかけは何だったのでしょう?

【奥様】
子どもが3歳になると時短勤務ができなくなるんです。それまでに、家のことを動いておきたいと思うようになりました。

【ご主人】
通勤しやすそうな立地で気に入った物件があり、仮契約まで進めました。



Q. そこで本契約をしなかったのは、どんな理由だったのでしょう?

【奥様】
あまりにもトントン拍子に進んで、なんだか不安になってしまったんです。その時にふと、﨑山さんのことを思い出しました。そういえばブログを書いていると言っていたし、ちょっと見てみようかなと。ところが、社名をすっかり忘れてしまって。「確か・・・あい、なんとかだったような・・・」と、あてずっぽうで検索したら出てきたんですよ!アイスタイル﨑山さんのブログが(笑)



Q. アイスタイルのブログを読みはじめたのは、その頃からですか?

【奥様】
そうです。あのブログのおかげで、我が家の家づくりが大きく方向転換しましたね。



Q. どういった点で、方向転換されたのでしょうか?

【奥様】
金額や立地だけではなく、家の質や未来にかかるコスト、会社の姿勢などです。﨑山さんのブログには、工事の進捗や日々の出来事だけでなく、アイスタイルがつくる家の構造や素材、機能についても丁寧に説明されていて。最初の頃までさかのぼって、全部読みました。﨑山さんのブログで知ったことを、仮契約している会社の営業さんに質問してみるものの、満足のいく答えは返ってこなかった。それで、契約解除することにしたんです。

【ご主人】
たとえば、その会社は断熱にグラスウールを使っていたんです。耐久性について質問しても、「うちのは進化したグラスウールなんで大丈夫ですよ」と説明するだけ。漆喰にしたいと伝えたら「できます」と言ってはくれるけど、慣れない職人さんに頼むと仕上がりが大変なことになる。これも﨑山さんのブログを見ていて分かったことでした。

Q. その後、アイスタイルの見学会に参加されたんですね

【ご主人】
﨑山さんの家で見学会があり、行ってみました。その時点でもまだ、アイスタイルさんに依頼するかどうかは迷っていました。

【奥様】
友人に頼むことに抵抗があっただけでなく、アイスタイルさんは可愛らしい家が多いから、ちょっと私たちの希望とは違っていたんです。純和風の家が希望だったので。果たしてアイスタイルさんで和風の家はできるのか、そんなところにも引っかかっていましたね。



Q. まだまだ建売で探す日々が続いたんですね

【奥様】
﨑山さんのブログを読むようになって、少しずつものの見方が変わっていきました。それまではデザインや間取りくらいしか見ていませんでしたが、素材や断熱、構造などに興味が向かって。﨑山さんのブログは頻繁に更新されているから、継続的に見るようになりました。

【ご主人】
﨑山さんのブログを読みだして、妻の気持ちがアイスタイルさんに傾いていってるのが手に取るように分かりましたね(笑)

【奥様】
﨑山さんの家で見学会をしてくれた時、セルロースファイバーに火をつけて、燃えない様子を見せてもらったり、防音性の高さの実験を見せてもらったり。体験して知ったことも大きかったです。



Q. 最終的にアイスタイルに依頼を決めたのは、どんな理由だったのでしょう?

【ご主人】
息子が1歳の頃、アレルギーテストで喘息のリスク要因があると分かったんです。僕も子どもの頃に喘息持ちだったんで、本当に苦しい思いをしました。家が原因で子どもに負担をかけることは避けたい。そんな思いが決め手でしたね。

【奥様】
最も後悔しない家づくりは、どこに依頼するべきか。そう考えた時、アイスタイルさんしか残らなかった。逆に言うと、アイスタイルさん以外のどこで建てても後悔するような気がしたんです。それで、ついに依頼を決めました。友人だと言いにくいことが出てくるかと思ったんですが、﨑山さんに会ってみて、毎日ブログを読んで、誠実さもよく分かりましたしね。

【ご主人】
予算は当初の予定よりも大幅アップになりました。でも、質のいい家を知ってしまった以上、後戻りはできなかった。もし他社で建てたら「あの時、アイスタイルに頼んでいたら、今頃こうだったのに・・・」と思ってしまいそうで。



Q. それからイベントに参加されたのでしょうか?

【奥様】
体感バスツアーや資金計画セミナー、見学会などに行きました。色んな家を見るたび、「いいな」が積み重なっていきました。


【ご主人】
アイスタイルさんのショールームのキッチンも参考にさせてもらいましたね。

Q. 土地はどのように探されたのでしょう?

【ご主人】
それも﨑山さんにお願いしました。3つか4つ紹介してもらったかな。

【奥様】
気に入った土地があったけど、ほんの少しの差で売れてしまって。もう一度自分たちの条件を整理して、次こそはタイミングよく決めたいと思っていました。

【ご主人】
この土地は治安もいいし、水害などのリスクが少ないエリアなのが気に入りましたね。

【奥様】
近所で畑仕事している人に声をかけて「このあたりの土地を買おうと思ってるんですが、どうですか?」と聞いてみたり(笑)。「新しく移り住んでくる人も多いし、昔のしきたりが厳しい土地じゃないから、いいと思うよ」と言われました。

【ご主人】
日中だけでなく、夜間の雰囲気も確認しておきたくて、行ってみました。正確な住所を忘れたから﨑山さんに聞いてみたら「僕も行きます」と、夜だったけど一緒に来てくれました。

【奥様】
そして翌朝、買いますと連絡を入れたんです。

Q. 土地が決まって、いよいよ家づくりですね

【ご主人】
ここからはスムーズでしたよ。暮らしインタビューで、住んでいた社宅にも来てもらって。土地が決まっているからプランも具体的。2パターン出してもらって、そのうちの一つが今の間取りのベースになっています。



Q. 間取りの希望はどのようなものでしたか?

【奥様】
ダイニングテーブルを置かないLDKにしたくて、食事用の広いカウンターを備えたキッチンを希望していました。小料理屋さんみたいな畳敷きのベンチシートにして、ちょっと横になれる幅を確保して。他にも細かな要望はいくつもあったけど、大枠でいうとこのキッチンがメインの要望。外観も内観も、和のデザインが希望でした。

【ご主人】
2階寝室とリビングをつなげる小窓に「無双窓」という木の格子戸をつけてもらいました。手でスライドさせて、開口部の幅を調整できる小窓です。寝室側から見ると足元の高さに窓が配置されるんで、子どもが落ちてしまわないよう格子戸に。リビング側から見ると勾配天井の中のアクセントにもなっていて、和の雰囲気で気に入っています。

Q. 当初希望していたものの、別の提案になったものはありますか?

【ご主人】
予算を抑えながらも希望のイメージが叶うよう、いろいろと提案してくれました。最初はリビング頭上を吹き抜けにしたかったんですが、勾配天井に。梁を見せるデザインが気に入っています。天井が低めで籠り感がある空間が和っぽい。こちらの方がよかったですね。

【奥様】
小あがりの畳コーナーを希望していました。こちらもコンパクトにする提案をしてもらい、叶えることができました。

Q. 実際にできあがってみて、いかがですか?

【奥様】
キッチン横にパントリーと家電を収納するスペースを作ってもらったのですが、壁の背面がそのスペースに充てられていて。壁の幅が絶妙で、キッチンからは家電も食品もすっきり隠れてしまう。住みはじめてから「さすが!」という感じですね。



Q. この家で一番好きなところはどこでしょうか?

【ご主人】
やっぱり、キッチンのカウンターですかね。ここで晩酌するのが楽しみなんです。そのまま、ごろんと横になれるのもいい。このカウンターの一枚板はクルミの木で、﨑山さんと一緒に銘木店に何度か足を運んで、ようやく選んだ一枚なんです。だから、思い入れもひとしおですね。

Q. 着工中は、現場に行かれましたか?

【ご主人】
住んでいたところから距離があったから、頻繁にというわけにはいかなかったけれど、何度も足を運びましたね。気に入っている無双窓も、実は現場で思いついて、変更をお願いしたんです。着工中の現場を見て「やっぱりこうしたい」と思うことを、柔軟に取り入れてもらえたのはありがたかったです。玄関ポーチも、最初はタイル貼りだったんですが、洗い出しに変更しました。年末年始の慌ただしい時期に、サンプルを取り寄せてもらって。

【奥様】
地鎮祭や上棟式なども思い出深いですね。地鎮祭の時は大雨で、祈祷が終わった瞬間に雨があがり、何だか不思議な気分になりました。上棟の時は、大工さんたちが力を合わせ、一気に組みあがって家の形になって。びっくりしました。

Q. 住み始めてみて、機能面で驚いたことはありますか

【ご主人】
まず、お風呂上りの寒さがまるで違う。以前の家は、湯船を出た瞬間から寒いくらいだったんです。今は、浴室も脱衣所も寒くないから快適ですね。

【奥様】
私は結露しなくなったことですかね。今までは、結露でカーテンが窓にはりついて、カビが生えてしまうほどひどかった。この家では結露は一回もありません。漆喰のおかげでニオイも全然ないから、どんな料理をしても、すぐにニオイが消えてくれる。これも驚いたことです。

Q. 健康面で変わった部分はありますか?

【奥様】
いつも空気がおいしいから、空気清浄機も実家にあげてしまいました。もう必要性を感じなくなってしまって。息子も元気そのものですよ。外に出て遊ぶようになりましたし、家の中も走り回っています。玄関からウォークスルークローゼットを通ってLDKに回遊できる動線と、パントリーからキッチンを回遊する動線があり、行き止まりがないからのびのびしています。



Q. 家づくりを考えている方に、アドバイスをお願いします

【奥様】
家づくりの要望を一冊のノートに集約するといいと思います。私も雑誌などで見た気に入った家の切り抜きを、どんどん貼りつけていきました。たとえば、キッチンや洗面のタイルは雑誌の切り抜きを見せて、それと同じものを探してもらいました。イメージが的確に伝えられるから、役立ちました。



Q. この家で過ごすこれからの時間が楽しみですね!

【ご主人】
家を持つときは、目先だけでなく、先々のことまで考えることが大事だと思います。アイスタイルさんの家は、耐久性の高い外壁材だけを厳選するなど、数十年先のメンテナンスコストまで見据えて考えられている。20年後、30年後のことはまだ分からないけど、その時に嬉しい感想が言えるのを楽しみにしているところです。