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リビングに音楽教室を兼ねた家

Q. 「家を建てるきっかけを教えてください」

【ご主人】
結婚した時から家を持とうという話はしていました。子どもも生まれたし、そろそろ動きだそうかという感じで進みはじめました。

【奥様】
結婚後は神戸市内のマンションに住んでいたけど、やっぱり狭いし、圧迫感がある。主人も私も一戸建ての家で育ったから、広々と開放的な家に住みたいなあと思っていました。それに私がホルンやピアノの演奏をする仕事なので、防音の面でも一戸建てが希望でした。



Q. 「まずはどんなことから、家づくりをスタートさせましたか?」

【奥様】
新聞の折り込みで入ってくるチラシを見て、建て売りの家を見に行ったり、住宅展示場を見に行ったり。いろんな家を見る中で「木の家がいいなあ」と漠然と思うようになりました。デザイン面で、温かみのある木の家に惹かれたんです。

【ご主人】
「女性設計士がつくった“女性目線の家”」みたいな建て売りのチラシが入っていて、見に行ったことがありました。それがびっくりするくらい小さい家だった。あまりに小さいから、営業の人に「この家は見本としてミニチュアサイズで作られているんですよね?」と確認してしまったほど。いえ、これが現物です、と(笑)

【奥様】
本当に「え?」というくらい小さかった。リビングもすごく狭くて。これで4000万円なんて、とても信じられなかったです。家なんて建てられるのかな、と不安になりました。



Q. 「アイスタイルはどのような経緯で知ったのでしょうか?」

【ご主人】
木の家を建てたいということを実家の両親にチラッと話していたんです。そしたらある時、母親が「こんな木の家を建てる会社があるみたい」と新聞折り込みのチラシを取っておいてくれて。近所で見学会があるらしいから、と参加してみたのがアイスタイルさんでした。

Q. 「見学会で印象に残っていることは?」

【ご主人】
セルロースファイバーに火をつけても燃えない実験だったり、りんごジュースが生体エネルギーを受けて味が変化したり。目で見たり感じたことが印象に残っています。

【奥様】
私はデザインの可愛さが印象的ですね。木の家がいいということで、他にも2社ほど見学会にいったり、見積もりやプランまで進めていたんですが、アイスタイルさんのデザインが一番気に入りました。



Q. 「検討していた他社はどんな会社だったんでしょうか?」

【奥様】
どちらも工務店です。量産メーカーは自由がきかなさそうだったから、最初から除外していました。

【ご主人】
検討していたD社はオール電化で太陽光発電の家。でも、大きな発電パネルを載せると外観デザインも台無しになる。それに床下に巨大な機械を入れて、24時間換気する家で、それもなんだか気になりました。

【奥様】
S社は木の家とはいえ、和風の家が多く、可愛らしい家のバリエーションが少なかったんです。それに、珪藻土が標準仕様。アイスタイルさんに珪藻土の発ガン性のことも聞いて、わざわざそんなリスクのあるものは入れたくないなあ、と。

【ご主人】
そんな中、アイスタイルさんには引っかかるところがなかった。マイナスがないというか。それで自然に、アイスタイルさんに流れていった感じですね。



Q. 「OBさんのお住まいもいくつか見学をされたそうですが」

【奥様】
30代くらいで子どもが小さい家庭が多く、自分たちと似ていたこともあってイメージしやすかったです。楽器演奏をする時の防音性能も気になっていたんですが、実際にホルンを持ち込んで確かめさせてもらいました。セルロースファイバーは断熱性だけでなく防音性も優れていることが分かり、これならいいな、と。他の2社でもOBさんのおうちを見せてもらったんですが、年齢層が合わなかったり、いまひとつピンとこなかったんです。

Q. 「その頃からアイスタイルに気持ちが傾いていったのですか?」

【ご主人】
実家に土地があり、そこで建てることを検討していたのですが、その土地のことをアイスタイルさんが調べてくれたんです。契約前でしたし、こちらからお願いしたわけでもないのに、わざわざ市役所まで足を運んでくれて。そしたら、この土地には建てられないかも知れないと分かりました。道路に2メートル以上面していないと建てられないんですが、ぎりぎり達していないかもと判明して。「どこで建てるにしても、このことを知った上で進められる方がいいと思います」と﨑山さんに言ってもらって。結果的にはここで建てられたけど、そのときの対応は印象的ですね。契約してから建てられないことが分かったら困るはずなのに、ここまでしてくれる会社は他になかった。





Q. 「土地のことで家づくりは中断されたのでしょうか?」

【ご主人】
思い切って実家とは離れたところで、通勤に便利な土地を買おうかとも考えたんですが、トータルの予算がぜんぜん変わってくるんです。予算内で買おうと思ったら、どうしても小さい土地になる。ミニチュアかと思った家を思い出し、躊躇してしまって。僕は住居については利便性を重視するタイプで、自分の実家とはいえ仕事場から遠いのは気が進まなかった。でも、ここなら実家にも近く、子どもたちが祖父母と一緒にいる時間も増えるし、思い切り楽器も演奏できる。土地代を抑えることで、こういったことも叶えられると﨑山さんからもアドバイスをもらって、やっぱり実家の土地で建てることにしました。

【奥様】
互いの実家が近いと子育ての面でも安心ですし、毎日のびのび暮らせています。私にとっては本当に理想的な場所でした。主人は少し通勤時間が長くなったけれど、こういう選択をしてくれて、とても感謝しています。

Q. 「アイスタイルに依頼した決め手はなんだったんでしょうか?」

【奥様】
﨑山さんの印象がとにかくよかったんです。まるで、少女マンガに出てくる理想の男の子みたいにキラキラしてて(笑)。あ、もちろんビジュアルだけじゃないですよ!初対面で話した時から、何か感じるものがあったんです。ああ、この人は濁ったところがないな、嘘がないなと。昔からそういう第六感めいたものがあるんです。オバケとかはぜんぜん見えないんですが、人はよく見えるんです(笑)

【ご主人】
嫉妬とかじゃなく、「営業マンの見た目だけで決めるなんて」って最初は言っていたんですよ。でも、僕も会っていく中で、無理に営業してこない﨑山さんの姿勢に安心感がもてた。売り込まれた記憶はまったくないけど、自然に話が進んでいったんです。

【奥様】
こうなることが運命だったんですよ(笑)

【ご主人】
僕は少しでも疑わしいことがあれば納得いくまで調べるタイプなんです。それが、アイスタイルさんとのやりとりの中では、そういうシチュエーション自体がなかった。僕にしては珍しく、徹底的に調べ上げることなく進めたんです。



Q. 「アイスタイルに依頼を決めてからは、どのように進んでいったんでしょうか?」

【ご主人】
まずはファイナンシャルプランナーの先生と予算計画を立てました。貯金はどれくらいあるか?頭金はどれくらい出せるか?それによってのローンプランを3種類くらい出してもらって。それから間取りのプランに進みました。



Q. 「間取りはどのように決められたんですか?」

【ご主人】
当時住んでいたマンションに来てくれて、どんな持ち物があって、どんな暮らしをしているのかを話しました。妻が音楽を生業としていること、僕はサッカーをしていること、二人とも洋服が好きで、かなりたくさん持っていること、などです。

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【奥様】
LDKはできるだけ広々と、そしてリビングとは別にピアノ室を希望していました。最終的に、ピアノ室はやめてLDKを大きく取ることにしましたが、間取りの変更ってそれくらいで、ほぼ最初に提案していただいた通りに進めてもらいました。

Q. 「アイスタイルからの提案で印象に残ることは?」

【奥様】
サッカーで泥だらけになるから、玄関を通らず、勝手口から浴室に行ける導線を考えてくれました。「あ、なるほど!」と。上の子が男の子で、ゆくゆくは泥だらけで帰ってくるだろうから、これはいいなと思いました。それから、ランドリースペース。室内干しだけで洗濯物が完結するんです。私はお日様の匂いも好きだから、今は外でも干していますけど、梅雨時や出かけるとき、黄砂や花粉の時期には重宝すると思います。他には、コレクションの食器をディスプレイするショーケースの置き場を考えてくれたり、美顔器を置く造作机を脱衣スペースにつくってくれたり。美顔器はかなり大きくて、専用のスペースがあるのは本当に助かるんです。お風呂あがりに使うことが多いから、動線という意味でもとても使いやすい。さすが、という感じでしたね。

Q. 「デザイン面でのこだわりは?」

【奥様】
私が好きな白とピンクをたくさん取り入れて、家づくりをしてもらいました。キッチンや洗面台のタイルもお気に入りです。

【ご主人】
僕はもっとカッコいい感じのデザインが好きだけど、妻の方が長く過ごす場所だから、ある程度は任せました。ただ、何でも好きに選んでもらうんじゃなくて、いいと思う部材や設備をいくつか挙げてもらうんです。その中から、「これだったらいいんじゃない」という感じで進めていきました。

Q. 「この家で、一番気に入っているのはどこですか?」

【奥様】
私はキッチンです。ここから見える風景が好きなんです。気づいたら2時間くらい経っている、なんてこともありますよ。

【ご主人】
僕は2階の書斎です。わずか2畳ですが自分のスペースをつくれたことは、とても嬉しいですね。これから子どもが大きくなるにしたがって、この場所の重要さも増していくと思います。

Q. 「階段横の手すりにホルンがデザインされているんですね!」

【奥様】
何度も打ち合わせして、やっと完成したんですよ。これも、ものすごく気に入っています。

【ご主人】
数ミリの違いにまでこだわって、20回くらいはデザイン画を描いてもらいました。﨑山さんも、3回目の絵と17回目の絵がどうちがうのか、もはや分からなかったと思います(笑)。

Q. 「この家に住み始めて変わったことは?」

【奥様】
神戸のマンションでは乾燥が激しくて、顔を洗ったらすぐに化粧水をつけないといけなかった。それがこの家ではそんなことがなくなりました。

【ご主人】
子どもと家で遊ぶ時間が増えましたね。マンションの頃は、絵本の読み聞かせやブロックくらいしかできなかったけど、今では家の中を走り回ったり、階段で遊んだり。僕は体をつかって遊ぶ方が好きだから、子どもとの時間がさらに楽しくなりました。



Q. 「照明器具のデザインも、可愛いものを選ばれていますね」

【奥様】
私が好きそうなネットショップのアドレスを﨑山さんが教えてくれて。今までネットショッピングなんてしなかったのに、子どもを寝かせた後、毎晩夢中で探しました。

Q. 「家づくりで印象に残っていることは?」

【奥様】
図面ができても、目に見える形になった訳ではないし、なかなか実感が湧かなかったんです。決めなければいけないことが山積みで、楽しいけれど大変でした。それが、家が完成に近づくにつれ、どんどん自分色になっていく。そのプロセスが一番嬉しかったですね。そこに至るまでには、主人ともずいぶんケンカしましたが(笑)

【ご主人】
外壁に貼るタイルの色や屋根の色は特にモメました。僕は「ふつうの家」を、妻は「個性的な家」を望んでたから、衝突は避けられなかったんですが。外壁に貼るタイルの色も、ピンク色そのものって感じのタイルは僕はイヤだった。結果的に中間くらいの、オレンジがかったピンクのタイルになったんです。屋根も同じですね。

【奥様】
主人は理論派なんで「このタイルの推奨ポイントは?」なんて言ってくるんですけど、私からしたら「いいものはいい!」としか言えないんです。

【ご主人】
﨑山さんは、要望していた部材のサンプルなどを取り寄せてくれて、判断しやすいように材料をすべて揃えてくれました。あとは好みの問題だから、夫婦で結論を出すしかない。﨑山さんは急かすこともなく、僕らが結論を出すのを見守ってくれました。

【奥様】
いろいろ大変なこともあったけど、夫婦でこんなにいろいろ話あったり、折り合ったりしたことは今までになかったんじゃないかと思います。そういう意味でも、とてもいい機会になったと思いますね。

Q. 「家づくりで大切なことは?」

【奥様】
家は妻である女性の方が長く過ごす場所だから、奥さんは妥協せず、旦那様に感謝しながら、自分の意見を出していくのがいいと思います!

【ご主人】
バランスが大事ですね。どちらかだけが好みを押し通し、もう片方が我慢していると苦痛になるし、それは家族の家ではなく、一人だけの家になってしまう。どちらもが高い位置で納得できるところを探っていくしかない。うちのように、大筋で妻が選び、その中で僕も選択に参加して、どうしてもNGのものは伝えるのもその方法ですし、ここは夫が、ここは妻が選ぶと、スペースごとに分けるのも方法ですし。



Q. 「住み心地はいかがですか?」

【ご主人】
引っ越しが1週間で終わったんです。どこに何を置くか事前にすべて決めていたから、段ボールを空けて所定の位置に置いていくだけでよかった。実際に住んでみても、すごく機能的ですよ。

【奥様】
本当に大満足の家になりました。友達が遊びにきた時も「遠くから見ても、あの家だ!ってすぐ分かったよ」と言ってくれて。

Q. 「入居後のフォローはいかがですか?」

【奥様】
建てた後からも、現場監督の高國さんがいろいろと気にかけてくれるのが嬉しいですね。無垢の床に、子どものおもちゃの車のタイヤ跡がついてしまって。どうしたらいいのか高國さんに相談したら、メラミンスポンジで磨いてくださいと教えてくれました。キッチンのことも相談しましたが、本来ならキッチンメーカーが答えるべきことも、高國さんから連絡をくれる。定期点検はもちろんですが、それ以外にも、ちょっと心配になることでもすぐにレスポンスしてくれるんです。この安心感は大きいですね。「お風呂やトイレにも携帯を持って入っていますから、深夜でもいつでも連絡してください」と。ここまでしてくれる人って、なかなかいないと思います。



Q. 「アイスタイルにしてよかったと最も実感したのはどんな時ですか?」

【ご主人】
アイスタイルさんの本来の仕事は、土地と家だけですよね。でも、庭のことにも相談に乗ってくれるし、引っ越しや家具でこれくらいお金がかかりますと契約者のことを考えてアドバイスしてくれる。「ここまで含めた予算が用意できた上で建てましょう」、と。建ててからのことまで考えて、時にはストップをかけてくれる。ただ売り込みたいだけの会社だったら、こうはいかないと思います。﨑山さんが自分のことを「おせっかいなんです」って言っていたけど、本当に、いい意味でおせっかいを焼いてくれますね。アイスタイルの利益にならないことでも、施主のことを考えて動いてくれる。

【奥様】
﨑山さんだけでなく、井上社長も、井上社長の奥さんも、もちろん﨑山さんの奥さんも、みんな本当にいい人たちなんです。家族的、というか。アイスタイルさんのショールームで打ち合わせする時は、いつも井上さんの奥さんが子どもを見ててくれたんですが、もう「第三のおばあちゃん」状態(笑)。子どももすごく懐いていて、楽しく家づくりができました。