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二世帯住宅
二世帯住宅とは
一つの建物の中で親の世帯と子の世帯と、二世帯の家族が暮らす住宅のことを言います。
時代の変化により、土地の開発と新規分譲、住宅の大量生産と普及が進んだことにあわせて、家族の核家族化もすすんでいきましたが、所有する土地を持て余す現状や、ご実家の老朽化、また共働きのご夫婦が80%という社会環境の変化により、二世代がひとつ屋根の下に暮らす「二世帯住宅」も増えていっております。
「二世帯住宅」といっても、基本的には3パターンのスタイルに分けられます。
完全同居型
玄関や、キッチン、浴室、洗面室、脱衣室、トイレなどの水廻りを、二世帯で共有し、寝室や子ども室など、個人的なお部屋は分けるスタイルです。
部分共用型
玄関をひとつとしたスタイルで、さらに、キッチンや、浴室、洗面室、脱衣室、トイレなどの水廻りの内部設備を一部分共用するパターンもあります。完全同居ではないことで、一定のプライバシーは保ちながらも、部分的に生活空間を一緒にすることでき、二世帯が距離の近さを感じながら暮らすことができます。
完全分離型
玄関を世帯ごとに2箇所設けます。さらに、キッチン、浴室、洗面室、脱衣室、トイレなどの水廻りも全て世帯ごとに2箇所ずつ設けます。各世帯の生活を1階2階の上下で分けたり、左右に分けたりして、完全同居型や、部分共用型と比べても、最も各世帯のプライバシーが確保されるスタイルです。完全分離しながらも、家族が近くにいることの安心感を感じることができます。
二世帯住宅の暮らしでは、お子様をご出産されたときには、親御様に家事をサポートしてもらい、お子様が幼稚園に通うようになったときは、送り迎えをサポートしてもらい、学校に通うようになったときには、下校の際、ご夫婦が家にいらっしゃらない時間帯にお子様が帰ってくることがあっても、親御様が家で迎えてあげることができます。日常での、お子様への接し方や教えることも、ご夫婦だけではなかなか伝えられない、古き良きやまとごころなど、親御様ならではの伝えるべきことがあると思います。
ご家族の中でも、祖父母の方とお孫様が、同じ時代を共に過ごされる時間は、親子と比べると一般的に短く、お孫様はおじいさまやおばあさまの温かく優しい接し方により、感受性高く、柔らかく育ち、おじいさま、おばあさまは、可愛いお孫様と関わることで元気で長く過ごされることなり、ご夫婦、お子様、そして親御様にとって、共に助け合えるとても良い暮らし方となっていきます。
世帯が暮らさせる住宅ということで、
自然と建物の規模も大きくなっていくこととなりますが、
アイスタイルの家づくりでは、
断熱性能として、HEAT20 G2グレードを
全棟標準仕様としています。
断熱性能において、「国の基準」をクリアすると、それだけで、
省エネ性に優れている住宅だと想像されている方は多くいらっしゃると思います。
しかし実際には、この基準を満たしているからと言って、「快適な家」「省エネに優れている家」だと言えないのが現実です。
実際にはそれ以上の性能が必要です。
現在の省エネ基準では、はりまのエリアだと、断熱性能の高さを示す数値、
UA値0.87以下でクリアしてしまいますが、アイスタイルの断熱性能は、
UA値0.41 前後、また、断熱効果を高める気密性能は、C値0.5前後です。数値は低い方が、性能の高いことを表します。
HEAT20 G2グレードの断熱性能は、例えば、夜に室温22℃の状態で暖房を止めた後でも、
暖かい熱は外に逃げにくく、室温の低下が緩やかなことで、
朝5時の室温は約18℃の状態になっている。といったイメージです。
これが、皆様が「本当に求められる暖かさ」だと思います。
この断熱性能だと、各部屋を暖房器具で暖めるのではなく、わずかな暖房器具で、家中をまるごと暖かくすることができるため、各世帯の住空間、そして洗面室、脱衣室、トイレなど、各部屋の温度差もほとんどない体感を得ることができます。
「対流輻射熱冷暖房システム」をされた場合には、ひとつの家で使用するエアコンが基本的には1台です。エアコンも業務用の特殊な機種でなく、家庭用壁掛けエアコン14帖用程度で対応することができます。
家中どこでも暖かい暮らしが実現することで、親御様が高齢となった際には、ヒートショックでの事故を予防することに繋がり、またご家族の様々な病気やアレルギーの予防、改善にも繋がります。
暖房器具の効率が良くなることで、2つの世帯分の光熱費による支出も抑えることができます。
自然と出来た貯蓄は、旅行やレジャーなど、ご家族の暮らしを楽しくするためのものに使われても良いでしょうし、
お子様の将来の教育資金や、ご夫婦の老後の資金として大切に貯蓄されても良いでしょうし。
二世帯で住宅の規模が大きくなること、使用する設備機器が2家族分になることなどをふまえると、
住宅が、しっかりとそれを補う性能を備えていることがとても大切なこととなります。